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【ウイルスソフト】 [間違い用語辞典]

解釈その1.コンピュータ上で悪さをするプログラムのこと ⇒説明へ

解釈その2.ウィルス対策ソフト」の誤用 ⇒説明へ



解釈その1.
パソコンなどのコンピュータに、ネットワークやメール等を介して進入し、
悪さをするプログラムのこと。

単に「ウィルス」または「コンピュータウィルス」という言い方が一般的。

画面表示を面白おかしくする古典的なものから、
ハードディスクのデータを消去したりする凶悪なもの、
無作為の相手にウィルス自身のコピーを送りつけて仲間を増やしたりするものまで、
様々なバリエーションがある。

発症や動作の仕方によって、ウィルス、ワーム、トロイの木馬などの分類があるが、
一般的に総称して、ウィルスと言っている。

人間とウィルスの関係になぞらえて、
コンピュータにウィルスが侵入し影響が出ることを、感染と呼んでいる。

人間の場合、ウィルスに感染すると、発熱したりするが、
コンピュータも、ウィルスの悪さにより負荷が上がったりすると、
CPUやモーターの発熱で熱くなることもある。

だが、コンピュータの発熱は、
人間の発熱のように、免疫作用により治ろうとする頑張りがもたらすものとは違い、
治ってやろうという頑張りは、微塵も感じられない。

コンピュータが感染した場合には、
まずネットワークから切り離し、
(ネットワークケーブルやワイヤレスLANカードを外す)
専門家の手に委ねることが、賢明な選択である。

「生兵法は怪我の元」と言われるとおり、
自己の勝手な判断で処置することは、決して好ましくない。
下手な対処は、治ったと思っても、治っていない場合が多々あり、
思わぬ感染拡大につながることがある。

解釈その2.
ウィルス対策ソフト」の誤用

 別称:アンチウィルスソフト、ワクチンソフト

ウィルス対策ソフト」は、
ウィルスに犯されたコンピュータの、ウィルスを発見・除去したり、
修復したりするプログラムのこと。
又は、予めコンピュータに組み込み、ウィルス感染しないように見張り番をするプログラムのこと。
最近のウィルス対策ソフトでは、単にウィルス対応だけにとどまらす、
高機能なセキュリティ機能や迷惑メール対策・個人情報保護機能も盛り込んでいるものが多い。

本来、ウィルスプログラムに対抗するソフトであるので、
その意味合いを正しく表現するには、
「ウィルス対策ソフト」と言わなければならないのだが、
「ウィルスソフト」と、誤用されるケースが多い。

むしろ、前者1.の意味より、
こちらの誤用の意味として使われる割合が多いかもしれない。

その為、会話の中で、「ウィルスソフト」と出てきた時は、
「ウィルス対策ソフト」のことを指しているのではないかと疑ってかからないと、
言っていることがかみ合わない、すれ違いの会話に陥ってしまうことがある。

以前、NHKのテレビニュースでも、
「ウィルスソフト更新時に障害か」
という、誤った用法のタイトルで報道されていた
2005.4.23ニュース)←記事消失

      当時記事の引用↓

NHKのタイトル製造マシンも、新種のウィルスに犯されていないか、
ぜひ、“ウィルス対策ソフト”でチェックしてもらいたいものである。

さもないと、
ヨドバシカメラの店頭で、
「ウィルスソフト下さい」と言ってしまう客の人口を、
増やすことになってしまうだろう。

また、
「ウィルスソフト入れとけよ」などと、
物知り顔をして、(本当は怖いことを意味することを)平気で言ってくる上司もいたりするので、
そういう時は、
「本当に“ウィルス”入れていいんですか?」などと、
己の間違いを知らしめてあげる気遣いも必要であろう。

それが原因で、僻地に飛ばされるような試練を与えられたとしても、
決して、その上司のパソコンにウィルスを忍び込ませたりしてはいけない。

 

「小豆の仕事・自分マニュアル(顧客説明テンプレート)「よくある誤り篇『知ったかぶりの上司用語』」より抜粋」


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2006-11-01 12:28  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(1) 

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