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1986年冬のイタリア [昔の海外回想録・その他の国や街]

東ドイツ駐在時代の1986年~87年の年末年始。
クリスマス~1月3日までの10日間を使ってイタリア旅行(ローマ以北)に出た。
この時も前回のドイツドライブ旅行のごとくルート・宿すべて現地調達の旅である。
今でこそ、もうこういう旅はしなくなった我々だが、なんだかこんな行き当たりばったりも
旅の楽しみ方の一つだったんだと思い返している。
もちろん不慣れな私ひとりでは絶対にできない旅なのだが・・・

ベルリンーローマ間は飛行機、
ローマで1週間の予定でレンタカーをし、ローマ以北ぐるっと一周りした。
ドライブ旅行のルートは

1日目  ベルリン→ローマ到着  
      ローマ→フィレンツェ(泊)

2日目  フィレンツェ→ピサ→ミラノ(泊)
3日目  ミラノ→ヴェネチア(泊)
4日目   ヴェネチア(泊)
5日目   ヴェネチア(泊)
6日目  ヴェネチア→ボローニャ→アッシジ(泊)
7日目  アッシジ→ローマ(泊) レンタカー返却

8日目   ローマ(泊)
9日目   ローマ(泊)
10日目  ローマ出発→ベルリン

初めてのヨーロッパ旅行の私のために主だった観光地のみを周っていった。
都市間の移動は高速道路ありで、フィレンツェーミラノ間は長かった記憶がある。
そしてドイツより運転が乱暴なので都会の中心地を走るのは慣れていないと危険な感じだ。

古い写真ですが、掲載できそうなものをいくつか・・・

 
フィレンツェの街                     花の聖母堂 ジョットの鐘楼
クリスマスの日のフィレンツェ。どこもお店が閉まっていて、寂しい感じ。
賑やかで華やかな東京のクリスマスしか知らなかった私は、初めてクリスマスの意味を
感じとった。人々は家や教会で家族や親しい人たちと過ごしているのだろうと
文化の違いをとても感じたのだった。

    
ピサの斜塔に登り、上から見えた街並み    ミラノの朝 この日「最後の晩餐」鑑賞が目的


ベネチアのゴンドラと水上バス

   
夕暮れのアドリア海はとても綺麗だった      リアルト橋

   
   アッシジの修道院         趣のある古びた素敵な街だった


  1987年1月1日のヴァチカン      大勢の人々が集まった。


上右から2番目の窓から前のローマ法王          コロッセオ
 ヨハネパウロ2世の新年のご挨拶  


 パルテノン                    フォロ・ロマーノ

1週間ドライブで周ってきて、ローマに戻りうって変わって数日小春日和になったが、
やはり冬のヨーロッパはどんより暗くて、とってもとっても寒かった~。
厚手のセーター、ベルリンで買ったロングのダッフルコートにマフラーをぐるぐる巻き。
そう言えば、この年1987年初頭、ヨーロッパは大寒波でマイナス20度(ぐらい)を経験。
ベルリンの歩道も根雪になり、鼻の中も凍ってしまいそうだったのを覚えている。
イタリア料理は美味しかった・・・
まず本場のピザの美味しさを実感した旅行だった・・・


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