お気に入りのCD(28)-"The Queen's Goodnight"- [CD・DVD・Video]
真偽の程は別にして、就寝時の音楽("bed-side music")として最も有名なものはバッハの『ゴールドベルク変奏曲』ですね。
エリザベスⅠ世(1533-1603)は臨終の間際まで、(ベッド・サイドで)音楽を演奏させたとのことですが、Thomas Robinsonの"The Queen's Goodnight"(『女王陛下、お休みなさい』)は、タイトルからして女王の誘眠のための音楽の代表であると思われます。
本来リュート2重奏の曲なのですが(2006.6.20.の記事参照)、ハープとリュートによるCD。ルネサンス・ダブルハープは可愛い音がします。西山まりえさんはチェンバリストとしてもCDを出されているようですね。
もう一枚は、ヴィオール、ヴァージナル、小型オルガン、リュートによるCD。
両CD共、エリザベス朝時代の音楽が収められています。(John Dowland, John Johnson, Thomas Robinsonなど。)
楽士を侍らせてお休みとは本当に贅沢な…。
本日の練習メニュー:"58 Very Easy Pieces for Renaissance Lute"のNo.15~21とアテニャンの「花咲く頃に」を内声の動き(3声です。)に気を付けて練習。内声を繋げていくのは難しいです。
内声を繋げていくよう気を付けて練習というのは、かなりハイレベルな練習なのでは・・・すごいですね~。
練習頑張って下さいね!
by c-tail (2006-08-08 21:33)
c-tailiさん
nice&コメントありがとうございます。
4本の指でつま弾く訳ですから、そんなにたいそうなことではないのです。
でも、難しい…。
by nyankome (2006-08-08 22:26)
カストラートのファリネリもスペイン国王に毎日毎日同じ歌を歌って聴かせ鬱症状を治したということです。(10年くらいだったかな?)
nyankomeさん、是非「7つの黄金郷(エルドラド)」をお読みください。
リュートソングやマドリガルが出てきます。(メロディーがわかっていればなお楽しいだろうと思っています。)未完ですが。
by Cecilia (2006-08-09 08:35)
Ceciliaさん
nice&コメントありがとうございます。
現代で言うところの、音楽療法ですね。
フェリペⅤ世、スペイン=ブルボン家ですね。このあたりの歴史は面白そうです。調べてみたいと思います。
「7つの黄金郷(エルドラド)」も是非読んでみたいです。
by nyankome (2006-08-09 12:03)