安全地帯 『安全地帯Ⅵ LIVE -月に濡れたふたり-』 [音楽(レビュー)]
先のブログで勧めておいて、
こんな良いアルバムをレビューしないワケがないじゃない!
私も某日amazonで注文。発売日の翌日、喜びの小包が!!
※ちなみにLIVE8と一緒に注文、一緒に届くよう手配
内容は先にも触れたとおり、
1988年の7月6日~7日に行われた、
「MIASS」ツアーファイナルの模様を
ほぼ完全収録したものとなっている。
このライブの後に活動休止になる安全地帯。
ここには悔いの残らぬようなノリの良いライブが聴けるのだ。
DISC ONE
01. We're alive
“俺の声は聞こえているか~い!”
シングル「ワインレッドの心」のカップリング、オリジナル未収録の
この曲がライブ一曲目になってもしっくり来てしまう。
いや、こんなライブだからこその最高の盛り上がりか?
02. どーだい
名付けて、快適ロックチューン。
『Ⅴ』発売後、ライブでよく演奏されている曲のようだ。
これだけ珠玉な曲を生み出したら
「どーだい」って気持ちにもなるだろうw
03. こしゃくなTEL.
ライブで初めて気づく…、むちゃくちゃイイ曲だ!
ベル音から始まり、レスポンスのようなコーラスが
ライブならではの演出の良さだろうか。
04. 恋の予感
『抱きしめたい』の名曲。
ここでこんな聴かせる曲を持ってくると
誰しもがヤラれてしまう…。
05. プルシアンブルーの肖像
少し長めのイントロを介して演奏されるかつての映画主題歌。
「もう はなさない はなさない はなさない」
と強まるリフレインが心を熱くさせる。
06. 好きさ
「好きさ…」
“This is めぞん!”
しかし、その言葉以上に感情振り切るギターに感動!
07. Friend
永遠の失恋ソングだなこれは。大好きな曲。
先の「恋の予感」もそんな感じだが、
気持ちキーを低めに歌っている感が
逆に言葉に重みが出てきて思わず聴き入ってしまう…。
08. 海と少年
実は06、07、08、09と『Ⅴ』の曲が続いているのだが、
あのアルバム、ただ曲数が多いだけではなく、
それぞれの曲に個性がしっかりとあるから凄いんだよね。
そしてこの曲。先の哀しみを大海原に還してくれるような一曲かな?
09. パレードがやってくる
そして、このタイトルのようにまたウキウキとした気分にさせてくれる。
実は08~09は正アルバムの逆トラック順!
順序が変わると色合いもまた変わることがよくわかる。
これはこれで好き。
10. エクスタシー
これはインリン・オブ・ジョイトイも黙るエロティック。
何故インリン様が出てきたかは不明。ただのノリ。
11. 碧い瞳のエリス
こちらも好きな曲。
歌詞とそのメロディとそれに絡む哀愁がたまらん。
そして、こんなに囁くように歌われると死にます。
12. 青空
映画の挿入歌だった曲。
一曲前が「碧い瞳のエリス」なためだろうか?
オリジナル以上に澄み切った空を想像させるようだ。
13. 風
安全地帯的フォークソング再び。
そのまま「青空」に心地よい「風」が吹く感じ…。
聴けばわかる。『抱きしめたい』は名曲づくしだともう一度。
14. 夜空におちた涙
ここでようやく『Ⅵ』の楽曲が顔を出す。
序盤には投入せずに中盤で4曲連続で演るところがニクい!
いろいろな意味でDISC ONE~TWOのまたぎが
このライブのハイライトと言える。
気のせいか、ものすごくかなしみが募る…。
DISC TWO
01. 月に濡れたふたり
このライブアルバムを聴いて一番ハマッた曲!
なんとなく『Ⅳ』の「消えない夜」を発展させた感があるかな。
ほんのりラテンなお洒落な哀愁がとっても好き!
02. 悲しきコヨーテ
「アォォォォ~~~~ンッ♪」
以上w
杏子さんもライブに同行してほしかったというのは欲張りか?
03. No Problem
ベーシスト六土ワールドな曲ってくらい目立つベース。
そしてドラマー田中一発なリズム感。
ジャズっ気あるダンスナンバーもお洒落。
04. 熱視線
音だけでも充分に伝わる玉置's熱視線がピリピリ来るw
和風ラテン風ミックス・ハードロック感が
ついつい踊りたくなる…♪
05. 夢になれ
心躍るPOPナンバー。
どうして彼等の曲はサビがこんなにキャッチーなのでしょう。
「あ~なた~を愛し~てい~るの~に~」
06. じれったい
「あ~ベイベ~」
ボルテージがーーっと上がってノリノリです。
終始「フゥーーー」と叫んでいるが、
彼は“HG”ではありません。“ハイグレード”です。
曲中にメンバー紹介&気持ちソロプレイが入る。
聴いたことのあるあの名コーラス曲、
CMでも聴くあの名ギターリフ、
そしてこちらも聴いたことあるだろう名イントロ…
音楽好きにはたまらないプレイだ!
07. 今夜はYES
「フゥーーーーーッ」(←またかい!
跳ねる様なダンサブルPOPさが気持ちイイ。
08. Too Late Too Late
一旦ここでラストを迎えるようだ。
やはり『Ⅵ』で締めくくる…が、
「さよならも まだとどかない」
09. ワインレッドの心
「僕らとみんなの出会いの曲やります」
と、往年の名曲が。
やはりこのセットリストが
改めて活動休止を伺わせると言うものだ。
10. 真夜中すぎの恋
バカノリで演奏されると原曲以上にカッコよく感じるもの。
矢萩&武沢のギタープレイを存分に!!
11. I Love Youからはじめよう
もはやハードロック。
ここで出てくる『Ⅵ』のオープニングナンバー!
終盤に演奏されると何故かかなしみが溢れる。
12. 悲しみにさよなら
「一緒に歌おーーーう!」
と言いながら、サビはあまり歌っていなくてズルい。
「愛を“みんなの”ために」
で全部持っていく…やっぱズルいw
13. ほヽえみ
とてもいいバラードです。
ラストにたたみかけるように
哀愁が涙を誘う…
14. あなたに
『Ⅱ』の名曲。
「~Goodbye」で終わる歌詞が
ライブの締め括りに最適かな。
でも、もう一曲と聴いていたくなるんだけどね。
ほぼノンストップで駆け抜けたこのライブ。
MCのような場面はほとんど無いようだが
実際のところはどうだったのだろうか?
(参加された方、是非コメント下さい!!
にしても、それ以上に歌に込められたメッセージは格別で
これまでのライブ以上に思いの込められた一曲一曲が
最高の感動が味わえるものだった。
安全地帯関連ブログ…
We’re ALIVE 安全地帯ライヴ’84 サマーツアーより
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昔の音楽番組で井上陽水・安全地帯・中森明菜の構成で
「飾りじゃないのよ涙は」を見ましたが
鳥肌立ちましたwスターダスト・ランデヴーは知りませんでした・・・・
是非、見てみようと思います(  ̄ー ̄)
「じれったい」エロそうで良いですねw
玉置名義ですが95年発売の正義の味方ツアーの
じれったい も大好きです(/ω\)
by (2005-11-16 09:04)
>ken4lowさま
スターダスト・ランデヴーのDVDもあるようです。
私はCDでしか知らなかったのですが。
「じれったい」、とてもエロいです。
曲そのものもそうですが、間奏に使われた曲が
彼等のルーツを感じるようで極エロですw
by 鎚鋸 (2005-11-16 20:02)