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Shooter Jenningsその2 「The Wolf」 [Today's Album]

あぁ~いくらWSとはいえ6回は投げさせてやってよフランコナ!2点ぐらい取られるまでは・・・。自分で2点取ってんだからさあ。ランナーためたのは悪いんだけど・・・。
このままフェンウェイに帰らないで終わっちゃうのも味気ないなあ。

「The Wolf / Shooter Jennings」 (2007)
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The Wolf

The Wolf

  • アーティスト: Shooter Jennings
  • 出版社/メーカー: Universal South
  • 発売日: 2007/10/23
  • メディア: CD

①This Ol Wheel
②Tangled Up Roses
③Walk Of Life
④Old Friend
⑤Slow Train
⑥Time Management 101
⑦Concrete Cowboys
⑧Higher
⑨Blood From Stone
⑩Last Time I Let You Down
⑪She Lives In Color
⑫The Wolf
⑬A Matter Of Time

Bossショックと低髄で沈む小脳に「カーツッ!」を入れたのは大沢親分や3000本安打男ではなくこの男だった。
過去記事はこちら→Shooter Jennings

前作「Electric Rodeo」から約一年半ぶりのサード・アルバム。

勿論期待していたのだがこちらは期待を上回る出来。
まず彼のロック・サイドが楽しめるのが・・・
ゲストのCajun Country Rockの鬼才Doug Kershawの扇情的なフィドル、早口でまくし立てるShooter、エンディングで絡むLeroyのリード・ギター。文句なしのヘヴィなカントリー・サザン・ロック①、
キャッチーなメロディを持ったストレートなアメリカン・ロックの②、こういう曲もできるのが彼らの強み。もちろんヒットなんか狙っていないのだろうが・・・。Bossに聴かせてやりたい。
Dire Straitsのヒット曲を重厚なカントリー・ロックに料理してのけた手腕に脱帽の③、
またも聴けたShooter流Swamp-Rock⑧、
ゴスペルっぽいコーラスを配した感動的な⑨、
オリジナルより重さを増して全盛期のLynyrd SkynyrdのようなTed Russell Kamp作の⑩。

カントリー・サイドとしてはどの曲でも父親譲りの深い声が自在に舞う。
ミディアム・テンポで間奏のホーンが郷愁を誘う④。
The Oak Ridge Boysによる男臭く分厚いコーラスのリフレイン、父Waylonのアウトロー・カントリー路線を更に過激に推し進めた⑤。
ホーンによるイントロにびっくり、しかし始まってみればお手のもんのホンキー・トンク・ナンバー⑥、このリズム感と深みのあるヴォーカル、最近のいわゆるチャート物カントリー・シンガーたち、良く聴け!
泣きのスロー・カントリーの⑦、
メキシコ調のリズムとホーンは新しい試みだが違和感無しの⑪、と良い曲尽くし。

強いて言えば⑫、⑬あたりを除いて1,2作目みたい10~11曲ぐらいでサクッと終わらせて欲しかった。あれ?⑫はタイトル曲か・・・。悪い曲じゃないんだけど後半、ダラっとしたテンポの曲が並ぶんで・・・・。

三枚目で大手Universalに居残っているのはオヤジの七光りなのかもしれない。しかしそれを逆手に取りやりたい放題の確信犯Shooter、こんな時代にこんな小汚い奴等がメジャー・レーベルでいなたいサウンドを鳴らし続けているのは痛快!

普通の人達には野蛮で低脳な人間の音楽に聴こえるのかもしれない。でもなぜかこの手の音楽を好む人達のブログやコメントはとてもユーモアがあり、表現力に富んでいて詩的で知的なものが多い。私を除いて・・・。



「Walk Of Life」 PV 


「Walk Of Life」
 Live



「Old Friend」


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