ケータイ刑事銭形零1話[改訂版] [ケータイ刑事]
BS-iでの再放送も、今週からは「銭形零」となった。「舞」「泪」と再放送されたのだから「零」となるのは当然と言えば当然である。で、本放送から2年と1週が経過しての放送と言うことになり、時事ネタは仕方ないにしろ、季節ネタはピッタリである。「銭形零」については全話一度は記しているが、色々と追記したいこともあるので、ここは改めて記していくことにした。タイトルに「[改訂版]」とあるのは、MBSでの放送時に記したものをベースにして、今回加筆を行ったためである。尚、MBSの放送時に記したものをご覧く場合は、ここをクリックして下さい。
本作では、銭形姉妹の四女・零が主人公であるが、上の3人の姉たちと一番違うのは、現役中学生ということである。(3人の姉はいずれもが現役高校生。)また、愛と泪は警視正、舞は警視だったが、零も警視である。(でも、中学1年生で警視というのだから、これはこれで凄い... で、劇場版「ケータイ刑事THE MOVIE」の時には警視正に昇進しており、更には2階級特進で、中学生でありながら警視監にまでなっちゃうのですから...)
シリーズ作品の第1話となると、期待するのは「お約束」であり、しっかりとそういう所は押さえてあり、嬉しい所である。物語は「愛・1話」を周到していて、事件の第一発見者となる零ちゃん。(また、「愛・1話」では「太陽にほえろ!」から長さんがゲストで出ていたが、こちらでは殿下がゲスト。(但し、長さんは警官として登場したが、殿下は別人で犯人役でした。))そこから登場人物の紹介が入るものの、お馴染みの顔ぶれ(高村さん、柴田さん)なので、安心してみていられる。(ただ、最初の数話は、夏帆ちゃんの演技がちょっと、と感じるが、これも話数を追うごとに上達しているので、許せる。)最初は前作「銭形泪」の力をかなり借りているが、「銭形泪」はクオリティが高かったため、これもまあ納得できるところである。また、1話ではお馴染みの宝積有香さんが台詞のない死体役で出演しているが、これは5話に繋がっている。ということで、以前に書いたものをベースに、加筆を行い長文化することになったが、最後まで改めて記していきます。では、(いつものように)長文&今更ながらのネタバレありで本編に行きます。
散髪して頭がさっぱりした柴田さんが何かを調べている様子。サングラスを掛けていたが、それをいつものメガネに変える柴田さん。で、視線の先には路上に停められた車の駐車違反の取り締まりを行っている制服姿の警官が一人いる。で、側に行って警官の肩を叩くと、その警官はシベリアに栄転になった(「銭形泪・2nd.22話」)はずの高村一平であった。高村さんは、元KGB長官の孫と愛を語り合ったとたんに国外退去を命じられたのだった。(ということは、シベ超に乗って会いに行った泪ちゃんと会えたのかどうか分かりませんね...)で、日本に戻ってきて制服に逆戻りというのである。
そうしていると「あの...」と零ちゃんが自転車を抱えて登場。「これ、おまわりさんですか?」と自転車に付けられた「駐車違反」の札を示して言う。高村さんは「僕じゃない、それはBicycle」と、ここはいつもの調子。が、零ちゃんも冷静で「そういうことじゃなくって、これをはめたの、おまわりさんでしょう」これに答えは「Yes」ということで、例え自転車であっても駐車違反は許さないのだそうです。(それなら、寝る間もなく取り締まってもらいたい所ですが...)すると「しょうがない、じゃあこれで行きますか」と零ちゃんは暗算問題を出す。が高村さんも柴田さんもチンプンカンプンで答えられない。で、「頑張ってください、お先で~す」と零ちゃんは自転車に乗って走り去っていく。が「Wait」と高村さんが呼び止めようとしたが、駐車違反の札は高村さんと柴田さんの足を繋ぐようにはめられていて、倒れ込んでしまいました。
零ちゃんは目的地に到着し、自転車を停めると携帯で時間を確認し「間に合った」と言うと、訪れた家の呼び鈴を鳴らす。が、誰も反応がないと言うことで玄関のドアノブに手を掛ける零ちゃん。(結構、気が短いようです。)が、鍵がかかっていた。ということで「留守かなぁ?」庭に回る零ちゃん。庭から中を覗くと、そこには女性が倒れていたのを発見する。ガラス戸を開けようとするが開かなかったので、零ちゃんは思い出したようにさっきのお巡りさんに連絡しに行く。(ということで、「愛・1話」と同様に、事件の第一発見者になる零ちゃんということで、まずは愛お姉ちゃまテイストでスタートです。)
高村さんと柴田さんは二人三脚で歩いている。そこに自転車に乗った零ちゃんがやってくる。「大変です、おまわりさん。殺人事件!」ということで、零ちゃんは二人を連れて行く。庭から中を見て柴田さんと高村さんも女性が倒れているのを確認すると、慌てて中に入ろうとする。この時「高村さん」「柴田くん」と言っている二人の言葉から零ちゃんは「柴田?」「高村?」と口にするが、その声に従って二人はそれぞれ手を挙げている...
ガラス戸は鍵がかかっていて開かないということで、高村さんは警棒を使ってガラス戸を割り、鍵を開けてガラス戸を開けると、中に入っていく。「先生」と零ちゃんも最後に入っていき、倒れている女性の元に駆け寄る。が、彼女は既に死んでいた。まだ暖かいと言うことで犯行直後に間違いないという柴田さん。「死体は真実を語っている」と得意の台詞を口にする。その時、「警視庁から入電中」という着ボイス。零ちゃんは携帯を開く。世田谷区成城で殺人事件発生。被害者は日本科学技術大学助教授で、数学クイーンの広中数子(ひろなか・かずこ、クイーンということで、もちろん演じているのは宝積有香さんです。(が、今回は台詞のない死体役ということで、これが5話への伏線に...))。直ちに現場に急行せよ、と伝える。これに零ちゃんは「もう到着してま~す」と3人のお姉ちゃまたちとは少し違った反応をしてくれる。
が、高村さんが零ちゃんの手から携帯を奪い取ると「どうしたのこれ?」と尋ねる。高村さんに言わせれば、この携帯は警視総監が自らお選びになった優秀な刑事にしか持っていないものだということ。(早速第1話のお約束に突入です。)「もらったんです」と零ちゃんが言うと、ポケットから身分証を取り出してそれを見せる。が「青葉台学園中等部?」と高村さん。で、「あっ、間違えた」と零ちゃんは改めて身分証を見せる。で「警視・銭形零。以後、お見知りおきを」と敬礼する。が、高村さんは手錠を取り出すと「公文書偽造で逮捕する」これに「偽造って、本物ですよ本物」と零ちゃん。高村さんは「お見知りおきをお仕置きに変えてやる」とお約束の台詞。が、柴田さんが「高村さん、妙な胸騒ぎがするんですけど...」と言い「銭形...」で、零ちゃんは初の「レレレ」から、高村さんが「確認します。」と言ってお約束の質問へ。「おじいさまは警視総監であらせられます?」(「そうですよ」と零ちゃん)「じゃあ、お姉様はあの...?」(「そういうこと」と零ちゃん)で、「銭形泪」のOPテーマが流れてきて、ここは歴代の第1話と全く同じパターンです。で、柴田さんは「銭形家四人目の刺客」と口にする。(どうして「刺客」なのでしょうか?)「さあ、捜査を始めましょう、高村さん、柴田さん」と零ちゃんは言って携帯を回収する。→お約束とは言え、やっぱりこれがあると嬉しくなります。ちなみに高村さんは、泪ちゃんとのファーストコンタクトで「公文書偽造で逮捕します」とやられたから、妹の零ちゃんにやり返したと言うことになります。
事件の捜査を始めると、数子が計算していたのは「モリマーの最終定理」だということが分かる。(これは架空のものです。「モリマー」→「マ・リ・モ」=「毬藻」で、「銭形泪」最終回にも繋がるまたも「毬藻」ネタです。)これは、ニュートンもアインシュタインも解けなかったという人類史上最も難しいと言われる数学の問題ということだった。すると「モリマーの最終定理とは…」と一人の男が現れてその内容を語り出す。「単連結な…(以下、省略)」一応その中に「M28」という数字が出てくる所は「ケー刑事」です。
零ちゃんは直ぐにそれを語った男に「あのぅ?」と言うと、日本科学技術大学教授の磯部昇平(いそべ・しょうへい)ですと自己紹介する。で、広中が亡くなったという連絡を受けて駆けつけてきたのだった。で、「これは僕が解いたモリマーの最終定理り回答です」と言う。が、零ちゃんが「解けたんですか?」と確認する。磯部は3日前に解くことが出来、広中に検算を頼んだと言うことだった。
高村さんは、モリマーの最終定理の回答が目的で殺したと言うが、零ちゃんは「どうして犯人は回答を拾い集めなかったんでしょうか?」と疑問を口にする。が、高村さんは「僕に解けない謎はない。だって僕はバーボン刑事」とお馴染みの台詞を口にして、推理を口にする。(犯人は、零ちゃんが尋ねてきたため回答を拾い集める時間がなかった。で、慌てて逃げた)が、零ちゃんは「玄関にもガラス戸にも鍵がかかっていました」と言い、この家の鍵を持っている人が犯人という結論に。これに柴田さんは「高村さん、シベリアに行って益々冴えたんじゃありませんか」と言うが、「水を差すようですが、その推理が合っている確率はゼロと言ってもいいですね...」と磯部。というのは広中は用心深くて合い鍵は作らせず、鍵は1つしか存在せず、彼女が持っていたという。が、高村さんは、「犯人が彼女から鍵を奪い取り逃げた」と言う。が柴田さんに「その推理が合っている可能性もゼロっぽいですよ」と言われ、鍵が窓際のガラスの上にあったのだった。で、零ちゃんがその鍵を手にする。
ということで、この部屋は密室ということで、犯人はどうやって逃げたのか?ということになるが、零ちゃんは窓辺に落ちているガラスの破片を目にすると、何か閃いたようで、目を閉じると「増せり、悪の数字」で、目を開けると高村さんの側に行くと、「高村さん、ちょっといいですか」と高村さんを連れて席を外した。
「私、答えが分かっちゃいました。犯人は磯部教授です」と言う零ちゃん。「私の計算に間違いはありません」と自信たっぷりです。高村さんは「根拠はあるの?」と尋ねる。これに「鍵です、この鍵」と井、高村さんが割ったガラスの破片の上に鍵があったのはおかしく、ガラスが割れた後に鍵を置くことが出来たのは磯部教授しかいないという。で、モリマーの最終定理の回答の紙を拾うときに鍵を置いたのだと推理した。で「決まりですね、これで」と零ちゃんが高村さんに言ったが「ちょっと待ってください」と磯部教授が口を挟んだ。で、犯行時刻の3時には大学で授業をしていて、それは2時から3時半まで授業だという。で、ちょっと困惑の表情になる零ちゃん。で、アイキャッチが入りAパート終了になるが、お約束の台詞の直後でAパートが終わらないちょっと珍しい形です。(しかも時間もまだ13分半を過ぎたところで、本編もまだ12分も残ってる少し早めです。)
磯部教授の主張を確認するために日本科学技術大学にやってきた零ちゃんと高村さん。学生に確認すると、2時から3時半は確かに授業をしていて、今日は円周率の13000桁から27000桁までを唱える授業だった。で、その時のノートを零ちゃんに見せる学生。高村さんが円周率についての素朴な疑問を口にする。で、零ちゃんはそれにちゃんと答えてくれる。円周率は無限に続くものであり、同じ数字の繰り返しはないということで、ノートに書かれた23864桁目から間違っていると気づく。(今日の授業の13000桁目に戻っていた。)→円周率は零ちゃんの言う通りで、これは無理数である。よって循環小数にはならない。(他には√2 という根や自然対数の底e なども無理数である。)尚、有理数であれば有限小数(例えば、1/2=0.5など)か循環小数(例えば、1/7=0.142857…で「142857」の繰り返し)で表されます。ということで、相変わらず勉強になる「ケー刑事」です。
そこに「おいしいパイはいらんかね~」と言うパイを売る声が飛び込んでくる。零ちゃんはその声を耳にすると、声のする方に走っていき「私、パイには目がないんですよ」と飛びついた。(お姉ちゃまたちは焼き芋でしたが、やっぱり中学生であり、姉妹ですね。)尚、ここに登場するパイ屋さんは「銭形零」では結構重要なキャラクターともなります。佐藤二朗さん、本作でもGood Job!
が、車の店にやってきた零ちゃんだったが、そこには誰もいなかった。で、零ちゃんの後ろから「いらっしゃい」とこの店の遠州理津(えんしゅう・りつ)が現れ、「トイレに行っていた」ということでした。で、「手を洗ったの?」という高村さんの問いに腹を立てた遠州理津は、店の宣伝の声を流していたカセットテープを止めてしまう。これを目にした零ちゃんは「あのぅ、このテープ終わったらどうなるんですか?」と尋ねるが「こんなもん、エンドレスに決まってるだろ」と言うことで、零ちゃんは「もしかして...」と閃きました。
そこに「♪助けて、零ちゃん、高村さん~」という「♪助けを求める歌」(このタイトルはサントラ盤に収録されていないので、勝手につけさせてもらいました。また、これは「泪・2nd.14話」のミュージカル編で柴田さんが歌った歌の一つで、その時「泪ちゃん」と歌った所が「零ちゃん」にしっかりと置き換わっています。→が、いつの間にこんなものが零ちゃんの携帯に入ったの?また、柴田さんの携帯番号もいつの間に登録したの?→でも、これだと誰からの着信なのかが一発で分かるので、とても便利です。着メロ(着ボイス)は便利なものです。)の着メロで柴田さんから零ちゃんにTV電話が入り、広中さんのダイイングメッセージを発見したと告げる。
警視庁に戻ってきた零ちゃんと高村さんは、早速ダイイングメッセージの解読に取り組もうとするが、それは事件現場にあったモリマーの最終定理の回答が書かれた500枚の用紙だった。で、順番通りに並べられた解答用紙の横にダイイングメッセージは書かれていて、ページ番号も書かれておらず、順番がバラバラになった今では、そのダイイングメッセージは解読不能だった。で、「正しく並べられるのは、世界でたった一人、これを解いた磯部教授だけです」という柴田さん。が、零ちゃんは「何だ、そんなこと...」と言うと「私、できますよ、やりましょうか」と言って500枚の用紙を順番に並べ始めた。というのは、零ちゃんは2年前(当時は小学5年生、11歳ということになる)にモリマーの最終定理を解いたことがあるというのであった。だが、零ちゃんが解いたと発表したら世界中が大騒ぎになるからということで、お姉ちゃまたちが伏せたのでした。→流石は銭形姉妹の味噌っかす、いや、天才少女、恐るべし銭形姉妹!
で、零ちゃんは簡単に順番通りに並べ終える。で、ダイイングメッセージが現れるが、それは計算式だった。で、柴田さんがそろばんを使って計算を始める。(でも、積分の入った計算式ですが、どうやってそろばんで解くのでしょうか?→すっかり電卓にその座を奪われたそろばんですが、柴田さんがそろばんで積分式まで解けるのだったら、これはこれで「凄い!」となると思うのですが...)
柴田さんがそろばんで格闘している間に零ちゃんは「134億453万8051です」と暗算で解いてしまいました。でホワイトボードにその答えである数字「13404538051」と書いた零ちゃん。しかし、この数字の意味は分からなかった。が高村さんはそれ以前に「本当にあっているの?この答え?」と口にする。で、柴田さんが「確かめてみましょう」と、今度は関数電卓を使って確かめる。で、答えは合っていた。(ということは、そろばんでは撃沈したということですね。)で「でしょう」と零ちゃんは言うと、柴田さんが持っている電卓の文字盤を(逆に)目にして「あっ!」と数字の意味に気づいた。で「分かった!謎は解けたよ、ワトソンくん」(お姉ちゃまと同じ台詞はやっぱり嬉しくなります。)
日本科学技術大学の大教室。授業を終えた磯部教授が後始末をしている。で、照明を消した所だったが、そこに零ちゃんと高村さんがやってくる。二人に気づいた教授は「疑いは晴れましたか?」と尋ねるが、零ちゃんが「その前にこの問題が解けますか?」と言って問題を口にする。が、問題を最後まで聞かないうちに教授は「何匹捕まえたかというのかい?」と笑いながら言う。しかし零ちゃんは「いいえ、この動物は何でしょう?」と問題を出す。で、教授は(得意の暗算ではなかったので)「動物?いや、答えは1834だけど、動物?何それ?」と訳が分からない。そうしていると「ゴーン!」と鐘の音が響き、銭形ストラップが飛んでくると、それがチェーンに変わり、磯部教授を捉えた。「午前零時の鐘の声。…」零ちゃんの口上が始まり「わらわの暗算、解いてみよ!」でチェーンを引くと、回転してその場に倒れ込んでしまう磯部。(舞お姉ちゃまの大回転とまではいきません。)
で「やっぱり犯人はあなた以外考えられないんです」と零ちゃん。証拠を求める磯部に、高村さんがモリマーの最終定理を解いた用紙を教卓の上に置き、数子が残したダイイングメッセージを示す。で、零ちゃんがその説明を始める。「答えは、13404538051。それはあなたを示した数字です」と言う。普通の人ならばそんな数式を分算で解くことは出来ず、電卓を使うというで、広中先生はそこまで計算して書き残したと言う。で、ここで「ちなみに、さっきの問題の答えはヘビ」と言い、説明を続ける。で「1834」という数字を電卓に入力し「そしてこれをひっくり返すと...」と言って電卓の上下を逆にする。すると「hEBI」と読める。で、これと同様に、広中先生が残した計算式の答えを表し、ひっくりかえすと「ISOBEShOhEI」→磯部昇平となる。が、磯部は「こんなものが証拠になりますか。僕には完璧なアリバイがあります。授業をしていたというアリバイが...」と笑いながら言う。が「アリバイ何てありません」と零ちゃん。で、いつも隣の部屋から円周率の授業をしているという磯部はエンドレステープを使って授業をし、その間にこっそり大学を抜け出して広中の殺害を行った。広中はダイイングメッセージを残したが、回答ごと持って行かれたら何にもならないと思い、回答をやむなくばらまいた。で、零ちゃんが高村さんを呼びに行っている間に磯部は鍵を奪い授業に戻った。
しかし磯部は動機は?と尋ねる。が、これに零ちゃんは「モリマーの最終定理の回答を自分のものにするため」と答える。また、これを解いたのは広中だと零ちゃんは見抜いていた。「デタラメだ!モリマーの最終定理を解いたのはこの私です」という磯部に零ちゃんは「じゃあこうしましょう」と回答をばらまき「元通りにしてみてください。あなたがモリマーの最終定理を解いたなら、簡単にできるはずですよね」と言う。で、磯部は慌てながら回答を順番に拾い始めるが「レレレ、もう順番違っている...」と零ちゃん。
日が改まって、制服姿の高村さんは「バーボン刑事のテーマ」を歌いながら、駐車違反の取り締まりを行っている。すると、自転車に乗った零ちゃんがやってきて「高村さん」と声を掛ける。で「よ~う、中学生」と高村さんは「またその辺に自転車停めると大目玉食うよ」と言うが「プレゼント持ってきたんですよ。もう自転車似駐車違反張られないように」と言い、制服のブレザーの内ポケットから封筒を取り出して高村さんに渡す。で「じゃあ、お達者で...」と自転車をこぎ出して去っていく。
封筒を受け取った高村さんは早速空けてみると、それは「刑事部捜査第一課勤務を命ず」という辞令だった。「まさかでしょう...」と口にする高村さんだったが、携帯が鳴り、メールが届く。携帯を開いてみると、それは零ちゃんからのメールで、「高村さんに制服は似合いませーん!これからもよろしくね。バーボン刑事 0000000000」という文面だった。
その頃零ちゃんは別の場所で自転車から降りて携帯で高村さんの写真を見ていて「噂通りの可愛いおじさん」→最後もしっかりとお約束で固めてくれました。またこれで、銭形家に一度関わると、脱出できないということもはっきりしました。
今回は「銭形零」の初回ということで、前作「銭形泪」や「銭形愛」の力を部分的に借りているものの、零ちゃんらしさもあり、今後の物語を期待させてくれるものとなっている。ただ、夏帆ちゃんの演技がまだ未熟いうこともありますが、これは話数が進むにつれて大きく上達していきますし、やはり「ケータイ刑事」は面白い!!
尚、今回のトリックですが、7セグメントの表示板(「日」の字のパターン)の電卓ならばいいですが、電卓の表示板はこれ以外にも13セグメント(「ユニオンジャック」と言われている)のものや、5×7のドットマトリックスになっているものがあります。13セグだと、一応アルファベット表示も可能ですし、ドットマトリックスだと、それこそ大文字小文字まで含めたアルファベット表示が可能です。しかも、高度な関数計算が出来る電卓になれば、7セグではなく最近はドットマトリックスが中心ですから、このトリックも使うことは出来なくなります。が、日常生活で必要な計算範囲であれば、7セグの電卓で十分ですが...
鑑識メモ。前作「銭形泪」の後ろ4回(「アナザーストーリー」)ではこの「鑑識メモ」を接収されてしまったので、5週ぶりの鑑識メモということになった。で、今回のネタについて語り出す。電卓の数字をアルファベットに置き換えてしまうなんて流石に数学者、実に手が込んでいます、と感心している。で、柴田さんはさっきキャンパスで知り合った女子大生に自分の携帯番号を教えたんですが... と言い出すが、その女子大生から電話がかかってきました。で、喜んで出る柴田さん。で、数字を言われる。「77340+09」で、同じパターンでひっくり返してみると「GOtOhELL(Go To Hell)」ということで「酷くな~い」と言うも、電話は切れていました。
尚、先週は「銭形泪」の最終回ということで、前後編に分けて、月、火曜にUPしたが、やはり月曜はしんどいので、火曜にUPすることにする。(何せ、日曜夜には舞お姉ちゃまの「鉄板少女アカネ!」が始まりますから...)また、来週は「北京マラソン」の放送が入るため、「銭形零」はお休みです。ということは、本放送から2年と1週間だったのが、2年と2週間後での放送となります。が、これならば季節ネタはまあ許せる範囲ですね。(流石に時事ネタはどうしようもありませんが...)ということで、来週は日曜日が少しは楽になります。
↓ 13話まではこれに収録されています。
↓お姉ちゃま
↓従姉妹
↓「駐車違反」ということで...
18+2ポイントで知る新しい駐車取締り―放置違反金制度と違法駐車取締り関係事務の民間委託制度
- 作者: 駐車取締実務研究会
- 出版社/メーカー: 東京法令出版
- 発売日: 2006/04
- メディア: 単行本
交通取り締まりのタブー!―反則金+放置駐車違反金で1千億円超え!お巡りさんウハウハのカラクリ
- 作者: 寺沢 有, 小谷 洋之
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2005/04
- メディア: 単行本
- 作者:
- 出版社/メーカー: 昭文社
- 発売日: 2006/06
- メディア: 文庫
↓最終定理と言えばやはりこれです。
フェルマーの最終定理―ピュタゴラスに始まり、ワイルズが証明するまで
- 作者: サイモン シン
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2000/01
- メディア: 単行本
天才数学者たちが挑んだ最大の難問―フェルマーの最終定理が解けるまで
- 作者: アミール・D. アクゼル
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2003/09
- メディア: 文庫
↓円周率に関して
↓普通の電卓
SHARP グラストップ調デザイン電卓 マルチ換算・早打ち・アンサーチェック機能搭載 ナイスサイズタイプ 12桁 EL-N732-X
- 出版社/メーカー: シャープ
- 発売日: 2005/09/15
- メディア: エレクトロニクス
SHARP 経理仕様電卓 5年間保証 早打ち・アンサーチェック機能搭載 セミデスクタイプ 12桁 CS-S932-X
- 出版社/メーカー: シャープ
- 発売日: 2005/07/11
- メディア: エレクトロニクス
Canon カードタイプ電卓 LS-717H BL 4014A003AA
- 出版社/メーカー: キヤノン
- メディア: エレクトロニクス
CANON ミニデスクタイプ電卓 8桁 (イエロー) LS-80L Y
- 出版社/メーカー: キヤノン
- メディア: エレクトロニクス
↓関数電卓(ディスプレイに注目されたし)
SHARP ピタゴラス スタンダード関数電卓 測量士試験・土地家屋調査士試験対応 253関数・機能 10桁 EL-520E-X
- 出版社/メーカー: シャープ
- メディア: エレクトロニクス
SHARP ピタゴラス プログラマブル関数電卓 数式記憶機能付 238関数・機能 10桁 EL-5250
- 出版社/メーカー: シャープ
- メディア: エレクトロニクス
SHARP ピタゴラス スタンダード関数電卓 測量士試験・土地家屋調査士試験対応 284関数・機能 10桁 EL-546E-X
- 出版社/メーカー: シャープ
- メディア: エレクトロニクス
CASIO 関数金融電卓プロフェッショナル仕様 FC-200V ハードケース付
- 出版社/メーカー: カシオ計算機
- 発売日: 2004/08/31
- メディア: エレクトロニクス
CASIO プログラム関数電卓 FX-5500LA-N 仮数10桁
- 出版社/メーカー: カシオ計算機
- 発売日: 1998/07/14
- メディア: エレクトロニクス
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