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医者と薬を「活用」する [からだモノがたり]

さて、この週末からの、長男蕁麻疹、次男中耳炎の治療のために今日は耳鼻科と皮膚科へ。
医者いらずの健康生活を目指す前に、まず病気を治さないとね(笑)。
こどもは病気して大きくなるとはいうものの、いやはや!困った!です。

まず、最初は耳鼻科へ。
長男は軽い鼻炎ということで恒例のお鼻のお掃除、次男は中耳炎の治療、です。

耳鼻科の先生は、花粉症の専門家らしく、つまりアレルギーには強い模様。
で、極力お薬を使わないようにしたり、アロマなども取り入れたり、と、かなり嬉しい先生です。

長男については、アレルギー対策のハーブティを飲んでいて効いている、ということも、前にお話してあるので、それがあるから、定期的なお鼻の掃除で様子を見よう、ということになっているので、次男の中耳炎治療のついでに連れていって掃除をしてもらいます。
今日は、「蕁麻疹がずっと出てるからこれから皮膚科に行くんですけど・・・まぁ、抗アレルギー薬でると思います」と言ったら、「じゃあ、お鼻もよくなるかもねぇ。仲間の薬だから」とのこと。

最近は西洋医学の分野は細分化されていて、大学病院でもかかりつけにしない限りは、けっきょく、近所のそれぞれの専門開業医さんがかかりつけになることが多い。

でも、たぶん、我が家の肌弱長男を3年間、じーっと食べ物の記録とともに観察していると、皮膚科も耳鼻科も、根本的な原因は同じところで、かつ、皮膚でも耳鼻でもない、例えば胃腸にあったりする、わけで。風邪で受診して抗菌薬飲んだら、胃腸が下痢して、湿疹が悪化して・・・ということが、長男の乳児期によくあってねぇ。赤ちゃんってシンプルだからわかりやすいのよね~。

そのように、さまざまな現象が連動しているとなると、その患者ということについての分断されたカルテを総合して判断する必要が本当はあるんだろうなー、と思うが、けっきょく、別々の開業医さんをかかりつけにすると、それが実際問題難しい。

と、なると、そこは患者本人、患者がこどもならば親がそのカルテ同士の「つなぎ目」の役割を果たす必要があるのだが、実際、結構面倒くさいものだ。

今回、耳鼻科には、皮膚科の情報をインフォメーションとして伝え、そのことで、耳鼻科の先生が薬を出すかどうかの判断の補助としてもらうように心がけた。

また食生活や住環境、疲労、ストレスなんかも関連するようだ・・・ということが、経験上も、また医者や薬局で目にするパンフレットや本、インターネットなどなどから得た知識を総合して素人ながら判断しても、分かっているのだが、これについても、江戸時代なら、例えば居住している場所を聞けば、住んでいる環境から、食生活、生活パターンに至るまで、根本的なところはだいたい同じで、ちょっとした個性があったに過ぎない、「大差ない」環境だったけれども、今の世の中、同じマンションに住んでいたとしても食べているものも生活パターンもまるで異なり、医者の側にはそれを把握する余地はない。

ゆえに、分断された西洋医学の治療で、当座出ている症状は押さえられるとしても、根本は表面上からは見えない部分や生活そのものにあったりするものだから、短期的に見て一度は症状が治まったように見えてもまた復活したり、「治りにくい」とか「治らない」というクレームになったり、する。

そこで、特に、アレルギー疾患、皮膚・咳・耳鼻などの慢性疾患を抱えているケースなどに、「西洋医学は怖い上に効かない、だから漢方や自然療法」という論理がよく出てくるのだと思うが、実際は、西洋医学が効かない、のではなく、よい医者に巡り会っていても、患者の側が、本来の診断のために与えるべき情報の量が圧倒的に少なく、また、医者の側も、わかってはいても、そうした生活習慣の部分については「啓発」として消極的に印刷物などを置いて行うか、または、聞かれた場合には答える、というような形になっているので、けっきょく、根本のところは変わらない・・・ので、治りにくい、または、悪い原因の蓄積により悪化、という結論にならざるを得ないのだと思う。

ホメオパシーでも「皮膚の疾患の急性症状はレメディで対応可能だが、慢性的な症状は専門的なホメオパスの診断が必要」というのはそこのところで、結局、表面上の皮膚の疾患を抑えるだけでは、まったく解決しない、ということが多いから、自己判断のセルフケアではレメディが選びきれず、好転反応なんかが混ざったらますますわからなくなるから気をつけるべきところなんだろうな、と思う。

また、西洋医学の場合だけれども、薬の使い方という点でも、実際、患者が正しく使えてなくて治らないケースが多いのではないか。

特にステロイドローションや抗菌薬(抗生物質)は、副作用や悪影響の側面が必要以上にクローズアップされていて、私自身、かなりいい印象がないのだが、でも、漢方を積極的に取り入れて、体質改善からの治療を提唱し、かつ、私自身が長男を観察し続けた結果やかかりつけの皮膚科の治療とも実に一致する見解ということでバイブル的に持っているこの本の先生だって、それぞれを使うべきときには使う必要がある、と書いている。

子どもの肌のトラブル救急箱―漢方と食事でアトピー・アレルギーを根本から治す

子どもの肌のトラブル救急箱―漢方と食事でアトピー・アレルギーを根本から治す

  • 作者: 吉木 伸子
  • 出版社/メーカー: 山海堂
  • 発売日: 2006/06
  • メディア: 単行本


が、自己判断で抗生物質を飲まなかったり、また、ステロイドが怖いからと使わなかったり、ステロイドをいつも指示されるからとドクターショッピングに陥っている、でも、アレルギーは怖いし嫌だし治したい、というようなことになるのは、やっぱり避けたい。なんせ私、素人だし。

ということで、私自身は、こないだも湿疹対策(http://blog.so-net.ne.jp/mamaru/2007-03-08)の記事を書いたり、時々、対応を見直しては来ているが、結局、専門家は使いよう、と思っているので、根本のところは、まず信頼できる医者を見つけること、からはじめている。

本来、お医者様にはかからずに済ませたいし、お薬の頼らないで暮らしたいけれども、どうも、うちは体質的に弱いみたいだし、また、ちびっ子のころから保育園に放り込まれ、今は育児休業だからよいようなものの、復帰したら休ませるのも、まぁ、木の葉さんの協力があるからよそよりは格段に恵まれているけれども、それでも、十分に休ませるのも容易じゃないからね。なんせ、保育園に毎日通うだけでも、週末には疲れが出るんだから。

ということで、その医者を信頼する根拠は、「その患者を治したい」と引き受ける気持ちと、その疾患に対する知識の量と鮮度、が一番大きい。ことに、皮膚科、耳鼻科の先生を選んでいるのは、まさにそれ。「一緒に付き合っていきましょう」という姿勢があって、かつ、医療情報のトレンドに精通している、ということが、我が家の選択の根拠、なのである。

ちなみに、小児科の先生は、トレンド部分はやや弱いかな、と思うが、皮膚科とカルテが共有できるということ、小児科でかかった病気やお薬の影響が肌に出たときなんかありがたいことこの上ない。また、要は小児科にかかるときには、セルフケアでもなんとかこなせるような病気か、大きな病院にいかなくちゃいけないかどうかの判断がいるとき、がほとんどなので、人柄もとってもいいし、ここに決めよう、ということで、健診や予防接種も含めてお世話になっている。抗生物質を出す頻度については、もう少し少なくてもいいかなぁ(耳鼻科とかだと菌の検査してから出すけど、小児科はそうじゃないからね)と思うけど、まぁ、ここはセルフケアと日々の生活習慣で、医者に行かなくて済むような体、もしくは、感染しても悪化しにくいからだづくりで、対応しようと考えている。

で、薬との付き合い方については、皮膚科を例に考えてみると、例えば、長男の皮膚は、授乳期は「脂漏性湿疹」といわれステロイドローションとママの食事の工夫を示唆され、それが授乳期が終わって頭部の湿疹が減ってくると今度は身体の関節部位に出るようになり、汗などで悪化しやすいじゅくじゅくした湿疹・・・になってくると、これまたステロイドローションと入浴法、保湿が指示され、また、状況によって私が相談することによって軟膏やステロイドのない軟膏、レスタミン軟膏などなど・・・けっきょく10種類近くの薬をいろいろと使い分けて約2年(面倒くさがりの私がよくやってると本当に思う!)、さらに、最近は、そうした湿疹も少なくなり、いわゆる「乾燥肌」が長男に対する診断結果で、やっぱり保湿とステロイドローションが中心・・・と、もう3年以上ステロイド薬とつきあわざるを得なくて来ているんだけど、いまだ副作用と思われる状況は出ていない。

そして、こうして肌の状況が好転しているのは、おそらく薬でうまく表面的な症状を抑え、子どもが掻いたりして悪化することを防ぎつつ暮らしている中で、長男自身が成長して胃腸や免疫などの内面が強くなっている、ということなんだと理解している。もちろん、日々の食生活や、睡眠、そのほかの暮らし全般があってのことで、ね。

ちなみに、使う頻度は、ステロイドは怖いと思っているから「こんなに毎日使わなくちゃいけない状況で大丈夫だろうか・・・」と実際どきどきしながら使っているのだが、毎日、多い日は朝晩塗っていたけれど、実際出てない。

一方で、ステロイド怖さに、妙な自己判断で馬油とかに浮気すると、かえって悪化して、かゆい思いを長くさせたり、ますますステロイドを長く使う羽目に陥ったりという反省もあるが、だいたいにおいて、「どうもステロイドじゃなくてもいけそうだけど、保湿ローションだけだと悪化しそうだなー」って分岐点が来ると、どこまでステロイドでいけばいいか、そこから保湿の中間のところをケアするときにはどういう薬が必要か、ということを、その都度、面倒だが皮膚科の先生に相談して、指示を受ける。

で、ステロイドを使わないで済む日、と、場合、を少しずつ増やしていって、今に至っており、今日の相談では、医者から処方を受けている、ステロイド・ローション2種類と保湿ローション、レスタミン軟膏でケアすればOKということになった。

本当は私の中では、レスタミンはかゆみ止め、に過ぎないから、薬効があって、かつ、ステロイドでない、何かいい軟膏があれば教えてほしいなぁ、と思っていて、前に実際に処方していただいたこともあるのだが、どうも、上記の本の先生も書いていたし、我が家も体験としてあって、そのときに皮膚科の先生に言われたのだが、ステロイドではなくて薬効のある軟膏は、逆に肌をかぶれさせて悪化させることがよくあること、また、ステロイド怖さに軟膏ばかり使ってしまいこれまた悪化させることが多いこと、から、あまり処方はされないようだ。

ということで、その打開策として、こないだの記事のとおり、カレンデュラ・クリームが使えるかな?と、今、試行錯誤を始めたところ。ただし、こいつは自己判断で取り入れるものなので、いくらなめても大丈夫、と言われても、何かが起きた場合の保障はないので、我が家のように慢性疾患として肌あれと付き合っているような場合や敏感肌の人はよく気をつけてやらなくちゃいけないんだけどね。

まぁ、とりあえず、かぶれない、ということはわかったし、ステロイドとも併用できるし、ちょうど中間の軟膏としてはまずまず、という感じだけれど、でも、これだけで、すべての手強い肌荒れに対応できるかというと、それは実際、我が家の場合は難しいのだ。ということで、「荒れの治癒」ということより、保湿に毛の生えた程度の感覚で、使ってみることにしている。実際、使ってみて、薬効は確かに多少ありそうだけど、そんなに強くない、ということがわかったから。健康な肌をお持ちの方の場合は万能薬かもしれないが、我が家には、これだけでは足りなさそうだ。

だが、これも、勝手にカレンデュラ・クリームを使ってみるのではなく、医者に、ステロイドと保湿の間の薬効のある軟膏がなんかないか?と聞いて処方してもらえばいいのである。私がそれをクチにしてないだけで。ま、口にしても出ないかもしれないけどね。保湿とステロイドの使い分けで対処できるし、上記のような軟膏の問題があるからね。

まぁ、マリエン薬局のアトピー相談のところでも、上記の本でも、体質改善で、本当に回復するには、すべてがうまくいってもかなり長い時間がかかり、場合によっては数年単位、とあるから、とにかく気長に、そして、医者や薬だけではなく生活全般の習慣の見直しが必要なのだ。

子どもの場合、たぶん私がそうであったように、成長するだけで多くの問題は解決するのだろうけど、私が子どもだった頃の生活環境と比べて、長男の暮らす今はいろいろと厳しく悪くなっているから、その分、私のときには効くのか効かないのかわかんないような薬しかでなかったものが、ステロイドのように強いものが必要になってるんだなぁと思う。

その上、その生活全般の習慣の見直しが難しい、というのが現代社会。
それも西洋医学がなかなかうまく作用しにくい原因のひとつと思う。
漢方とかは、それをする覚悟のある人がいくところだからね。

たとえば、授乳期の赤ちゃんの場合はママの食事を工夫、というだけでシンプルなんだけど、油や甘いもの、たんぱく質の制限というのは、結構それだけでも、欲望にかられると難しい代物。

さらに、こどもが、自分で食べるようになると、今度は親がそれをちゃんと作ってあげなくてはいけない。さらに、睡眠や疲労の問題では、親の生活パターンに振り回されて(WGママだから仕方がないとおっしゃるむきもあると思うが、我が家はそれは嫌なので親のがんばりと我慢と工夫で早寝早起きの子どもらしい生活が守れるようにしている)、かなりいろいろと問題のあるケースも多いようだ。

そして、小中学生から高校、大学生、さらには大人になると、そこに「ストレス」なんていう心の問題まで絡んでくるものだから、まことに始末に終えない。

私自身、大学時代、指先が、えらく荒れて、当時のかかりつけの先生に「ホルモンバランスがおかしいんだよ」と言われたが、まぁ、人間関係やらで、自分に無理してたんだよね~(まわりはそうは思ってなかったと思うけど)。それが、こんな感じで(http://blog.so-net.ne.jp/mamaru/2007-02-02)開き直ってからは、ぜんぜん!出てこないもの!

つまり、「皮膚のあれ←ホルモンバランスの悪化←人間関係そのほかのストレス」だったわけで、そのストレスの原因は自分が表面上は自分らしくても、どっかしらこころで無理してたから。で、それを変えちゃえっって思ったら、健康になるんだからねぇ。笑っちゃうよね~。

とにかく、治療というのは、必要な、そのすべてのカードがそろってこそ、本当の治療であり、それでも、長年かかって蓄積されたものを回復するには長年の時間がかかるのだ。

・・・で、話は戻って、今日の耳鼻科、長男については、カルテの連動のインフォメーション伝達、であり、次男については、中耳炎の耳垂れが出てしまった以上、処方された抗菌薬などいわゆるお薬を飲みきって、回復したら、また丈夫な体づくりをがんばる・・・ということで結論。

そして、今度は長男の皮膚科で、蕁麻疹の診断を受ける。
(いつも長いが今日はえらく長い記事になりそうだ!ごめんなさい!)

今回のケースは昨日の記事(http://blog.so-net.ne.jp/mamaru/2007-03-11)にもあるのだが、結局、蕁麻疹自体は土曜、日曜の症状なのだが、保育園ノート(これがこういうときになかなか便利だ。私は面倒くさがりで日記類は続いたためしがないのだが、長男が肌が弱かったことから、保育園ノートには日々の食事がほぼ記録されていて、また体調や肌の不調が「連絡」として記録されているので、トラブルが起きて振り返るのには好都合なのだ!)を読むと、彼の体調がおかしかったのは、木曜日の朝から。その日は終日、体がかゆく、確かに夜になって入浴後、あれ?と思うくらい体中の湿疹が赤くて反応していて。で、薬を塗ったら、金曜には収まったんだけど、土曜に蕁麻疹が出たわけだ。

昨日の時点では、蕁麻疹のことしかわからなかったから、冬から春への過渡期で、いろいろとで安いし、疲れもたまって弱ってたんだなぁ・・・とか思っていたが、今日、皮膚科を受診して、思えば1~2週間前から2度ほど入浴後に1つポツリと蕁麻疹が出ていてすぐ消えたことや、今回の木曜以降のことの経過を説明し、先生と話している中で、「最近の蕁麻疹は食べ物が原因じゃないことが多いのよね」と気をつけるべきことの1枚の紙をもらって「便秘とかなかった?」と言われ、いつも快便の長男が、ここ数日、便秘や軟便になっていることを思い出して「!」とひらめき。

で、帰宅して、今、ぼーっと考えていたら、水曜の夜に食べた既製品のお菓子で、実は、鮮度がイマイチだった(ことに後で気づいたのだ。不覚ながら・・・。手作りならそういうことはないのにね・・・)ものを食べさせていたことが頭の中で急にクローズアップされて、あ、あれだ!と思い至り。

結局、資質、体質として持っていた蕁麻疹傾向が季節の変わり目で出ていたところに、鮮度の悪い食べ物を食べて胃腸の調子が悪化して、便の状況が悪くなり、そこに週末の疲れが重なって、蕁麻疹祭り!ということが、糸がほどけるように見えてきたのです。だから、蕁麻疹の原因は直接食べ物、ではないんだけど、土日に、そのお菓子で使っていたたんぱく質素材に出会うと、どうも悪化するなぁ・・・って実感は、それゆえだったんだ!って、それも納得☆

たかが蕁麻疹、だけど、結局、要因がいろんなところにあって、だから、皮膚疾患は難しい、となるわけだよねぇ。ちなみに、蕁麻疹は、たかが、ではなく、治さないと、治りにくくなるとのことなので、今回は1週間の抗アレルギー薬とのおつきあい。その間に、どうせ肌の調子も向上するだろうから、塗り薬を丁寧にしてお肌向上計画発動!やっぱり蕁麻疹とか出ると肌を確認する回数が多くなり、乾燥肌も目に付くのでケアするから、そのせいもあって、肌の状態が実によくなるのよね・・・親の目がちゃんといつも届けばもっといいお肌の状態を保ってあげられるんだなぁ・・・と・・・。

今回の蕁麻疹は、受診までに、いろいろと経過を観察する時間があったから、その間の観察のおかげですごーくいろんなことがわかったし、正しい原因が私の中で特定できて、すごく勉強になった。急な症状が出ても慌てて診察に行かないで、一呼吸置いて様子を見る、これ、大事だわね!

で、最近気になっているホメオパシーですが、その効果の真偽はとりあえずおいといても、レメディを選ぶために観察する習慣は医者にかかる場合にも非常に有効である、と思う。
観察した情報を丁寧にお医者さんに伝えることが、ほんと、医者を活用する、最大の秘訣だもん。

また、皮膚疾患のレメディ選びが難しいことも、この蕁麻疹の経験から、なるほど、とわかるし。
それに・・・いざとなってもレメディがあると思えば、ひと呼吸おけるママの安心材料にもなる、んじゃないかしらね。ちゃんと使いこなせれば。

しかし、今日、貸していたレメディの本が戻ってきて、さっき読み返してみたんだけど・・・今まで、レメディを使ってなくて、ヒットしないで読んでいたときは、頭の中をすーっと通過しただけだったんだけど、実際、経験してから読み直すと、あちこちで「!」となる。

はじめてのホメオパシー―「レメディ」で急な発熱やケガなど家族の身近な病気をやさしくケア

はじめてのホメオパシー―「レメディ」で急な発熱やケガなど家族の身近な病気をやさしくケア

  • 作者: 中村 裕恵
  • 出版社/メーカー: 地球丸
  • 発売日: 2005/12
  • メディア: 単行本


なんと、こないだ長男の鼻汁でヒットしたレメディの項目を読んでいたら、鼻水以外の肌などのほかの症状や性格的な特徴なども、「おや!こりゃ、長男だよ!」とびっくりしちゃって。

ということは、このホメオパシーの体系、というのが、複雑に絡み合うさまざまな症状を正しく言い当てている、ということに他ならないわけ。

本当に驚いたんだから。

実際、こないだの記事(http://blog.so-net.ne.jp/mamaru/2007-03-08)でも書いたけど、風邪に起因してなると思っていた私や長男のひどい咳が、ハーブティの常用により、出現しなくなった・・・というより、風邪が悪化したり、口内炎が出なくなった、ということも、結局、ハーブティにより、胃腸の掃除や体質改善が進んだため、と思われるからね。

ひどい咳や鼻水、肌荒れで悩んでいる人は、一度、ちょっと自分の体の声を聞くといいんじゃないだろうか。そして、西洋医学とうまく付き合いつつ、根本的な体の不調を改善するべく、何かしら生活を変える必要があるんだと思う。

最近、つくづく、そう思います。実感として。

生活を変えるのは大変だと思うかもしれないけど、ちょっとずつなら、結構簡単にできる。
自分の性格だって、意外と変われるものだしね。

これからも、プチ健康向上計画がんばるぞ!

ちょうど、ニールズヤードに資料請求したのが届いたし、ホメオパシーの通信講座を検討しようっと☆
食生活については、日本人には薬膳が合いそうだから(ストイックさもないし)、これまた、ちょっとちゃんと学んでみたいんだけど・・・これは、まぁ、後回しでもいいや~。

・・・というわけで、今週、来週と、子どもたちの健康向上に付き合います。
記事を書きたい気持ちがいっぱいあるけど、ま、いつもの週末のような状況が毎日続くので、そうもいくまい。お休みがちになりますが、私は元気です♪

それでは皆様素敵な毎日を。

おやすみなさーい!


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漢方でもホメオパシーでも、「根本体質」を見極めることが
大事なんですよね。私も身を持って体験済みです^^
ところで、ジャパンマシニスト社の「「ちいさい・おおきい・よわい・つよい」
という雑誌はご存知ですか?mamaruさんにとってもオススメかも!
ちょっとのぞいてみてください!↓
http://www.japama.jp/index.html
by (2007-03-14 08:46) 

mamaru

本当に。
「根本体質」大事ですよね!!
その見極め方を通信教育で学んで行ければと思ってるんですけどね~。

今、たまたま近くにちょっと気になる漢方薬局があって、そこの前を通ったときにパンフレットをもらってきたんですけど、そこも、子どもや女性を得意としているようで、おー!近くにこんないいものが!と(笑)
でも、漢方は子どもにはちょっと飲みにくいのが難点ですよね・・・。
その点、ホメオパシーは飲みやすい!

そうそう、ニールズヤードの資料読んでたら、メディカルハーブの講座もあるらしく・・・入門は1日だし、両方平行して学んでみようかなと考え中です。

薬膳料理とかは、まぁ、毎日の食事は幸い親から教えられたもので旬の食材を取り入れながら身体にいい食事を用意できそうだから、本でちょっと自習すればよいかな、って感じで。

「ぷちちお」で知ってます♪予防接種の本の方々も編集にかかわっておられるよね!「ちいさい・おおきい・よわい・つよい」も気になってるんだけど・・・これ以上読む雑誌を増やしてよいものか悩んだりして(笑)。今日図書館に行ったら福音館書店の「母の友」があって、これまたなかなか面白いのですよ。バックナンバーを借りてしまった!

ついでに、コンビニでは創刊した「日経EW」なんてのも、まぁ、とりあえずWGママなので、ちいと読んでみるかと買ってみたりして(そして、隣にあったクロワッサンの「手紙上手になりたい」も買ったりして)。

インプットばっかりで大変だわ(笑)。
by mamaru (2007-03-14 13:16) 

mamaru

以下・・・上記の記事の個人的な補足です。

そうそう、カレンデュラ・クリームをもう少し研究してみました。

長男・次男で使ってみたところ・・・

▽唾液やおむつまわりのよごれによる肌荒れ
→とてもよく効く。綺麗にして塗っておくとよい。

▽ママの食べ物→母乳等に由来する脂漏性湿疹
→表面上の荒れは治まるが、ママの食事を改善するなりして根本的な原因をなくさなければ、なくならない。

▽関節まわりの乾燥肌
→こまめに塗るとよく効くようだが、荒れがひどい場合はステロイドローションでまず炎症をなくしてからでないと肌が悪化する速度に追いつかない。または混ぜて使う。保湿という点ではワセリンやユースキンなどのハンドクリームのほうが高いかもしれない。

・・・というような感じが、我が家の評価でした。

皮膚科で処方された薬との比較では、乳幼児によく処方されるアンダームに近い感じだけど、薬効はややそれよりは効果があるかも?でも、ステロイドを必要とするほどの炎症には足りないと思います。

アンダームやそれに類する軟膏は我が家も経験があるんだけど肌がかぶれることがあるんだけど、カレンデュラ・クリームは天然成分ということもあり、ずいぶんと肌に優しいようなので、我が家は皮膚科の処方より、こちらを選ぼう、と思いました。

なお、そういえば、長男の時の経験ですが、長男は保育園で離乳食を食べて帰ってくると口のまわりがひどく荒れて困ったのですが、よく観察していると、丁寧な先生のときには荒れが少なく、また家庭にいるときには回復するので、こりゃあ、よごれが落ちてないので、肌が弱くてやられるんだ、とわかったときに、皮膚科で事情を話して、予防になるような保護できるクリームを処方してください、と言ったら、確かアズノールとかいう名前だったと思うけれど、青い少し薬効のある軟膏が処方されました。

上記の記事であった、ステロイドを使うほどではなさそうだが、保湿だけでは悪化してしまうようだ・・・の具体的な事例です。

こどもをちゃんと観察して、状況を丁寧に説明すれば、皮膚科の先生はそれにきちんと対応してくれると思います☆

「あの先生はステロイドしか処方してくれない」と諦めるのではなく、観察して得た結果を丁寧に伝えれば、ちゃんとした皮膚科の先生であれば、きちんと対応してくれるはずではないかと思います。

ただし、それを使いこなすのはママです。

薬が増えると、非常に面倒くさいです。はっきりいって。
使い分ける自信がなければ、やめた方がいいと思います。
子どもの湿疹が悪化してつらいだけだし、掻くとよけいひどくなるから。

だから、悪くなったらステロイド、で、治しきって保湿でだらだら・・・で、また悪化したらステロイド・・・という二種類の使い分けは一番シンプルでラク。

そして、食事や生活習慣を見直して、体質改善を頑張る、というのがもっとも楽な道だと思います。

我が家の長男は見た目ほとんど気にならない程度の関節部位の肌荒れが中心というところまで治療してきましたが、ステロイドではない軟膏で、ここまで戻そうとすると、WGママにはまず無理と思う。四六時中一緒にいて、しょっちゅう子どもの皮膚をチェックして塗り直してあげるだけの時間と、余裕があるママならば、軟膏レベルでコントロールできるかもしれないけど・・・。

ここ数日、長男とべったりいて、相当こまめーに、ハンドクリームやカレンデュラ・クリーム使ってるけど、それでも、ふと気づくと肌は乾燥している!
成長や工夫により、体質が改善しない限り、なかなか・・・弱い薬だけで、簡単に治るものではなさそうですよ。

だって、我が家は、薬は相当頑張って使い分けてるし、食生活、完璧ではないが相当気をつけている方だし、薄着や早寝早起きは保育園でも太鼓判押してもらってるけど、それでも、3年経って、だいぶラクになった、というところで完治はしてないもの。

次男はスタート時点で、母が利口になっているので、ステロイドを使うところまで悪化させずにいけそうだけど、でも、体質的には似通っていて油断するとすぐ肌に出そう=たぶん我が家は家系的に胃腸が強くない、ので、まぁ、ほどほど、で、つきあって行ければと思っております☆

以上、子どもの慢性的肌荒れに悩むママ達に参考になれば。
by mamaru (2007-03-14 13:16) 

mamaru

本日、午睡あけに身体が妙にほてって、なんだかかゆがる息子。
思い悩んだ挙げ句、ArsenArb.を与えてみました。
蕁麻疹に効くとあるし、また、今回のものが食べ物の鮮度が最大の引き金だとしたら・・・と一縷の望みを託して。
もう何でも効いてくれ~状態で。

すると!なんとそれまでぐずぐずして寝転がっていたのに、数分後、すっくと起きて、身体の赤みもすーっと引いて、おやつをもりもり!本当にもりもり!
もしかして、またヒット?とどきどき。

そうしたら、夕食もすごく食欲旺盛、その上、その途中の便も、久方ぶりの長いうんち!でGOODです。

ただ、夕食後、小さな小さな蕁麻疹らしきものが・・・。
薬切れてる状態で夕食食べたからなのかなぁ。
で、今度は抗アレルギー薬、夕食後の分を飲みました。
ついでに、しばらく時間をあけてAresenArb.も再び与えてみましたが、今回はおやつの後のようなめざましい変化は見られず。
ということは。違うレメディで試してみるべき、なのか、薬が効いている時間帯だったから変化が分からなかったのか。

とにかく薬飲んでいるのに蕁麻疹が出る、というのは、ちょっと問題があるので、しばらく保育園はお休みで、養生に努めようと思います。
by mamaru (2007-03-14 20:24) 

mamaru

今日、耳鼻科と薬局でお目にかかった園ママとの話で、漢方の使用感をうかがった。松居一代さんもかかりつけにしておられるお医者さん系列らしい、漢方やさんで処方してもらっていたけど、家で煎じて飲ませるのが大変で、仕事復帰したら続けられなかった・・・って。

ちなみに、息子より2つばかりお兄ちゃんで、やっぱりまだ症状は乾燥肌が出ていて、ステロイドにヒルドイドという長男と同じお薬セットを使って対応中ということなので、まぁ、あと数年はこうなのかぁ。と。
こどもの成長はゆっくりですね(^^)

しかし肌対策は本当に気長に・・・ですねぇ。
でも、面倒だ!(笑)
by mamaru (2007-03-16 12:26) 

蕁麻疹。原因を特定するのってむづかしいのですね。
病気とかならね〜、(熱があったりしたら)水疱瘡とか、いろいろあるけれど。出たり消えたり。。。なんだろう??って、とっても考えてしまいますね。前記事から、ず〜っと、何が原因だ??と考えてしまいました。むづかしい。でも、仰る通り、内蔵からくる肌荒れもあるし、ストレスからくるもの、アレルギーからくるものなど、色々あるし、ぜ〜んぶつながってることなんですよね。
by (2007-03-17 23:53) 

mamaru

そうなの。今時は難しいらしい。

ちなみに、水疱瘡!
跡になったら、治らないし、そこの肌がよくかゆくなるの。
で、皮膚科で聞いたら、手術跡と同じなんですって。
だから、治らないし、敏感肌になるそうで・・・。
女の子だったら、特に気をつけないとね。
長男は、年末年始で、薬を使うことなく水疱瘡を治すはめになったので、結構たくさん跡ができちゃって・・・かわいそうなのだよ・・・。

しかし、アレルギーもけっきょく、免疫の病気。
サイドバーにも出しているけど、予防接種の記事のところの、カイチュウ先生の話は面白いですよ。
で、一番は目に見えないけど「胃腸」。
胃腸と免疫の関係が、皮膚とか耳鼻とか、いろんなところに出るような樹がします。アレルギーも、けっきょく胃腸が丈夫になると改善しそうな。
心やストレスが胃腸に出やすいのも、胃潰瘍とかで分かってるしね。
身体って面白いよね。
by mamaru (2007-03-18 13:30) 

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