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バッファロー姉妹(下) [GBA]

バッファロー姉妹(上)」 と 「バッファロー姉妹(中)」からの続きです。


お姉ちゃんがいなくなってからの10年間。
たとえ競争相手が不在でも、私は「バッファロー」と口に出すことはしなかった。
私の中ではまだ、あのゲームは続いていた。

お姉ちゃんの死後10年間。
誰も知らない、理解しがたい、あのゲームが唯一私たちを結びつけてくれていた。
同時に私の内に潜む何かを思い留まらせてくれていた。
コルクボードに押しピンで留められた状態。吊るされてヒラヒラと漂う状態。

どうしてお姉ちゃんは自らの命を絶ったのか?
悩んでも答えは出ないまま、私たちの周りを時間が一方的に過ぎていく。

お姉ちゃんにとって、そして私にとって、幸せとは何を指すのだろう。

息子は中学生になってストレスがたまり、ドアを閉ざしたまま自宅静養中。
外界との接触の一切を絶ってしまった。
旦那は部下との関係がうまくいかないなどと愚痴をこぼし、
息子が閉じこもるドアを見つめてはため息をこぼす。
私はときどきフト、この世から消えてなくなりたくなる瞬間がある。
今年で38歳。
積み重ねることを強要された生活の厚みに圧迫されている。

そんな現在の事情に関係なく、あのゲームに終わりが来る。
少女時代から続く、私たち姉妹の、ゲームの終了。




その日。

私はお姉ちゃんのお墓の前にいる。
日常の雑務をすべて放棄して、お姉ちゃんの骨が埋まるこの墓地にきた。
閉ざされた息子のドアの前に昼食のトレーを置き去りにして。
一瞬そのドアが開いた気配がしたが、それさえも構わずに玄関を出た。
だってどんな家庭の事情をも寄せ付けない、それが30年前からのルールだったから。

一時期はお姉ちゃんの分まで生きていこうと考えたが、
結局は日々の雑事に追われて、いつの間にか時間が過ぎ去っていったという実感しかない。
お姉ちゃんが生きていれば40歳。
さすがに結婚もして、子供も生んで、お正月ともなれば年老いた両親が暮らす実家に集い、
近況と昔話を交えながら、同じ大皿を箸でつつきあう風景もありえたのだろう。

墓前で手を合わせる。

あと30分。

押し寄せる生活の連続を断ち切ることは、そう難しいことではないのかも知れない。
たとえばそこにナイフがあれば。
もしかしたら子供の頃からずっと、その瞬間を待ち続けていたのかも知れない。
たとえば30分後、このゲームが終わったら。

突然、警報のように。
ハンドバックでケータイが鳴り、息子からのメールが着信したことを告げた。

メール自体は珍しいことではない。
内容はいつもの通り、ただ用件だけを投げつける一方向のメッセージなのだろう。
それでも私は急いでハンドバックの中をまさぐった。
私と息子をつなぐ貴重な細い糸だったから。

一瞬。

キッチンから無造作に拾い上げてきた、
鞘をなくしたフルーツナイフの金属質の背の部分が、冷たく右手に触れた。
ぞくりと悪寒を心臓に感じつつ覗き込んだディスプレイには、
予想もしなかった言葉が届けられていた。

相反するものは隣り合わせで共存する。




【 明日学校に行く 】




私はゆっくり、たった7文字のメッセージを目で追った。
繰り返し、繰り返し。
どんな心境の変化があったかなんて理由はわからない。

「あした・がっこうに・いく」

私は声に出して息子のメールをコマ切れに読み上げた。
繰り返し、繰り返し。

「あした・がっこうに・いく」

所詮この出来事も、連続する日常の一部分に過ぎない。
日付が変わり、間違いなく生活に圧迫される翌日が、これからも巡ってくるのだろう。

「あした・がっこうに・いく」

またドアを閉じる生活が、何事もなかったかのように続けられるのかもしれない。

「あした・がっこうに・いく」

だけど私は、今日という日に感謝した。

「あした・がっこうに・いく」

再びケータイが息子からのメールの着信を告げた。

今度は6文字。




【 バッファロー 】




ゲームオーバー15分前。

私は愕然と立ち尽くす。
お姉ちゃんの仕掛けたトリックが、予告もなしにその封印を解いた。
息子のドアが開かれたのと、それは同じタイミングだった。

お姉ちゃんは息子に遺書を託した。
私たち夫婦はそのコピーを受け取った。

はずだった。
それは完全なコピーのはずだった。

「バッファ・・・」

だけど最後までを発声しなかった。

負けたくないという勝負へのこだわりからではなく、
「バッファロー」という単語の発声を避ける本能が働いたからに過ぎなかった。
30年という時間の熟成が、無意識のうちにそうさせた。

お姉ちゃんはゲームに勝ちたかったのだろうか?
これでは私が幼い頃に仕掛けたトリックとさほど変わりがない。
それが七夕か、今日という日のこの時刻を指定したかの差に過ぎない。
追い詰められた精神状態で考え出されたのは、
少女時代にタイムスリップしたかのような単純な仕掛けだった。

今更こんな手には引っかからない。
私は38歳で、2つ離れたお姉ちゃんの、妹だ。

しかし、その仕掛けを薄っぺらいとは思わない。
私は38歳で、年老いた両親の娘で、至らないだろうが妻で、側にいてやれないが、母だ。

お姉ちゃんは、私とのゲームを忘れてはいなかった。
それで充分だった。
私たちほどわかりあっている姉妹はいない。
この30年間で、私たちは特別に濃密な時間を共有していたのだ。




ゲームオーバーまで、あと10分。

私たちは日常を生きている。
両親や旦那や息子や私、そしてかつてはお姉ちゃんにも生活があった。


あと9分。
これからも連続して生きていく。
お姉ちゃんは何かに埋もれ、大切な日常を見失ったのかもしれない。


あと8分。
しかしその自殺の原因や理由よりも、まずは死を受け入れようと思っている。
決して埋もれることなんかない。それは積み重ねられ、それは続いていくものだから。


あと7分。
心臓が激しく脈打っている感覚がリアルに伝わってくる。
30年という積み重ねられた時間がのしかかる。


あと6分。
私はまだお姉ちゃんの死に直面してから泣いていない。
いや、本当は。


あと5分。
この30年間、泣いていない。
このゲームの存在が緊張を要求し、涙が出なかった。
心のどこかに冷たいナイフを隠している自分がいた。


あと4分
このゲームを終わらせる。
行き場を見つけられずヒラヒラと漂っていた私たちの幸せは、ここにようやく帰結する。


あと3分。
このゲームに勝つ。
そのために今までを生きてきた。


あと2分。
どこかで鳥の鳴き声が聞こえる。
落ち着かず、墓石に刻まれた文字を意味もなくなぞってみる。


あと1分。
お姉ちゃんとのお別れの言葉は30年前から決められている。


あと30秒。
お姉ちゃんも覚えていた。


あと20秒。
私も忘れなかった。


あと15秒。
30年分の涙が溢れてきた。


あと10秒。
涙が止まらなくなった。


「どうしても なきたいときは なくこと」


あと5秒。
私はお墓にすがりついて。


「だれにも このやくそくは いわないこと」


あと3秒。
息を吸い込んだ。


あと1秒。
叫んだ。


「バッ・・・バッファ・・・ファ・・・」


涙で。

言葉に。

ならなかった。


時間は一方向で連続する。

ゲームオーバーの時刻が過ぎる。

それがお姉ちゃんの最後のトリックだと気付くのに、それほどの時間を要しなかった。

お姉ちゃんの遺書には、「勝てませんでした」と書いてあった。

それは「負けた」という意味ではなかった。

私は。

「バッファロー」と。

叫べなかった。

私も、勝てなかった。


やくそくが まもれたら・・・


「みんなで いつまでも しあわせに くらせるでしょう」


私たちほどわかりあっている姉妹はいない。
                                         (おわり)



読んで頂いてありがとうございました。(教授より)


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コメント 39

響(きょう)

涙ぐんでしまいました。
私、泣きやすいんですよね。
ご子息に母へのゲームの約束を託した、お姉さんの気持ちは、ご子息の勇気となって、新しい命を手に入れたのですね。
恐ろしい美しいさです。
by 響(きょう) (2006-01-27 19:58) 

教授

更新に専念したいこともあって、コメント欄は(下)のみとなりました。
今は時間がないので、申し訳ありませんがまた後で来させていただきます。

その前に・・・

>響さん
最初のコメントありがとうございます!
by 教授 (2006-01-28 00:44) 

教授

>tamaさん
いつも更新したらすぐに見に来てくれてありがとう!

みんなにコメントしたくなってきたけど時間だ。また戻りまーす!
by 教授 (2006-01-28 00:52) 

涙が出ました。
世界に吸い込まれてしまいました。
by (2006-01-28 07:42) 

くぬぎのみ

続きがあってよかったって思いながら、一気に読んでしまいました。
よかったです・・
by くぬぎのみ (2006-01-28 11:26) 

Betty-A-Sateau

はじめまして。
泣きながら、一気に読ませていただきました。
感想を、うまく言葉にはできないくらい・・・スミマセン。

いい小説に出会えてよかったです。
by Betty-A-Sateau (2006-01-28 13:29) 

教授

>kimikoさん
改訂版はいかがでしたか?ちょこっと違いがあるのですが気づきました?
丁寧に読んで頂けているのがわかるご感想で、いつもいつもうれしいのです。

>shinoさん
shinoさんも二度目のバッファローですね。長く親んで頂きありがとうございます。
これを最初にアップしたときの気持ちとか、今でも覚えてるんですよ。

>ramuさん
はじめましてー!ひよこさんのところからいらっしゃって頂いたのですね。
アイコンはお見かけしていましたよ。ようこそー!

>nikukyuさん
(下)はいかがでした?一応予想がつかないようにがんばったのですよ。
このお話のゲームのような他愛のないお遊び、やりませんでした?

>時売りさん
はじめまして!(上)からのご愛読ありがとうございます!アップした日の夜中に、時売りさんのnice!が付くかどうかが、わくわくでどきどきでした。
by 教授 (2006-01-28 15:36) 

教授

>リオ・T氏さん
リオさんも二度目のバッファローですね。ありがたいありがたい。多くの人に自分の文章を読んでもらうのは恥ずかしさもありますが、本当にうれしいですね。

>thkrtt
はじめまして、ようこそいらっしゃいませ。涙が出たなんて本当にうれしいです。
慣れない創作で苦労したのですが、書き上げてよかったって思います。ホント。

>くぬぎのみさん
ようこそいらっしゃいませ!最後の「・・」から、読んでもらえたんだなぁとじんわりと伝わってきましたよ。(下)が遅れてしまったんですよね。失礼しましたー!
by 教授 (2006-01-28 15:44) 

教授

>Betty-A-Sateauさん
はじめまして!ようこそいらっしゃいませ。この奇妙なゲームのお話で泣いて頂けたのですね。小説だなんて言われるとついつい照れちゃいます。。。

>nyanさん
初版から来て頂けてとてもうれしいです!しかもご紹介までしてもらっているし。きっとnyanさんのところから読みにきて頂いた方もいるのでしょうね。
ありがとうございます!
by 教授 (2006-01-28 15:51) 

教授

>いとまんさん
(上)にnice!をありがとうございます。書き出しが良くないと読んでもらえないと聞き、ラストがつまらないとダメとも聞いたので、(上)は短いながらもいろいろと試行錯誤したんですよ。

>mayaさん
(上)と(中)にnaice!をありがとう。お気に召しましたか?
これからもチラリンコって、来てくださいね。

>ひよこさん
(上)と(中)にnice!をありがとうございます。それからひよこさんのブログでも紹介して頂いてありがとうございます。おかげでたくさんの方々に見てもらえていると思うんです。ありがとうございます!うれしいです。
by 教授 (2006-01-28 15:57) 

二度目なのに、また感動して泣きそうでした・・・。
あ、エッセイUPしてみました。少々長いけど、よろしかったらどうぞ。
さー、現実逃避してないで図面描くかぁー・・・。
by (2006-01-28 20:43) 

じゅん

凄く良かったです、
この小説はもっと多くの人に読まれるべきだと思います。
by じゅん (2006-01-28 20:56) 

時売り −ある時間商人の話−

はじめまして。niceのみの私にもコメントでご挨拶を頂けるとは恐縮です。GBA2005応募作品をいくつか拝見して回っておるのですが、この作品は書き出しから特徴的で、二行目までを目にした時点で「最後まで読もう」と決めました。纏めかたもお上手で、私の決断は正しかったと自負しております。お姉さんの人物描写がやや少なく物足りないような気もいたしましたが、ここは短編の宿命でしょうか。私のブログの作家の者も苦労しておるようです。
改めて、いいものを読ませていただきありがとうございました。
by 時売り −ある時間商人の話− (2006-01-29 02:18) 

教授

完成申告完了しました!

>リオ・T氏さん
あとでエッセイを拝読させていただきますね。
ラストがわかっているのに感動してもらえるとはうれしい!

>じゅんさん
ありがとうございます!(中)のときはアップとnice!がほぼ同時なのでびっくりでしたよ! 見られてる!?って思いました。まさかね・・・

>時売りさん
戻ってこられてのコメントありがとうございます!褒めていただいてうれしいです!
きちんとモノを書いている方のご指摘は説得力ありますね。教授の方は慣れない作業にアタマからケムリを噴き出しながら書いてましたよ。
by 教授 (2006-01-29 08:52) 

kimiko

教授さん ご紹介記事勝手に書いちゃいました~!<m(_ _)m>
なんと、TBなんてしてしまいました~!☆-(-∇^* ダメなら泣く。。
by kimiko (2006-01-29 20:13) 

nikukyu

どんな結末なんだろうと、いろいろ予想しましたが、
いっこも当たりませんでした。
しかも、すごく感動しました。。。
私には妹がいるのですが、小さいときはものすごくけんかも多かったけど、
今はとても仲良しで、小さいころやった遊びを思い出しました。
姉妹なので、○○ごっこみたいのが多かったけど。
旅行とかも、妹がいたから楽しかったナァ。
いつか姉妹で旅行したいナァ。
とか、とか、いろいろ思いました。
by nikukyu (2006-01-29 22:33) 

miyoko7

ごめんなさい☆過去記事の方を読んで満足しちゃって
こちらに遊びにくるのが出遅れました^^;
なのに、私にもコメントくださって☆ヾ(>▽<)ゞ ウレシイ♪
まぁ!kimikoちゃんも♪
なんか勿体無いな~。。。本職になって世に出て欲しいな♪
なんて♪自分にはそんな行動力ないくせに
人には言っちゃって。。。ε=(>ε<) プッー!
ステキなお話をありがとうございます♪
by miyoko7 (2006-01-30 16:24) 

はじめまして、こんにちは。
タイトルに惹かれてお邪魔しましたが、お話も大変面白くてびっくりしました!
「バッファロー」ってキーワードが素敵です。
私も挑戦中だったのですが、レベルの差を感じて、
気持ちが萎えちゃいました(笑)。
by (2006-01-30 18:22) 

sakamono

初めましてです。kimikoさんのところのリンク から、とんできて全部読ませていただきました。最初から最後まで予想できない、展開で「あ」と口が開いてしまうようなラストに、少ししんみりしました。
by sakamono (2006-01-31 05:59) 

KITTY-M

はじめまして。あの遠い夏→kimikoさま→とた辿ってまいりました。
サスペンスの様でもあり家族愛の様でもあり、一気に全部読めました。
私はまだブログはじめたばかりで知識も少なく、自分からコメントを残すのは
勇気が要ります。でも、時間をかけて過去のも拝見させていただきますね。(^^)
by KITTY-M (2006-01-31 12:27) 

教授

みなさま、nice!とコメントをありがとうございます!
ご紹介記事からきて頂いている方もいらっしゃって、
とてもありがたく、そしてうれしいです!

>kimikoさん
改めてご紹介記事ありがとうございます。おかげさまで、公開後数日が経っても、まだ新しい方のコメントを頂いています。本当にありがたいことです!

>nikukyuさん
教授の家では男兄弟だったので毎日のケンカは殴る蹴るという感じでした。
それでもいろんな遊びをしましたねぇ。ケンカも遊びも良い思い出ですよね。

>ひよこさん
改めましてご紹介記事ありがとうございます!本職にするにはまだまだ力不足ですが、このお話はブログの方々にお見せしようと頑張って書きましたよー!
by 教授 (2006-01-31 16:15) 

教授

みなさま、ようこそいらっしゃいませ!来て頂いて本当にうれしいです。

>SieZouさん
はじめまして!タイトルからお越し頂いたのこと。自分でもお気に入りのタイトルなのでとてもうれしいです!このお話は最初にタイトルだけが決まったのですよ。と、言うより、タイトルしか決まっていなかったのです。でもそのあとで、どんな話にしようか考えているうちにわくわくして、勢いで書き上げた感じです。
GBAに挑戦中なのですね。書き上げるとホッとしますよー。お互い良い結果を期待しましょう!

>sakamonoさん
はじめまして!kimikoさんの応援記事からお越し頂きありがとうございます!
このお話は読み手が「次回はこんなかな?」と考える予想を裏切りたい(楽しませたい)と、いろいろと知恵を絞って書きました。だから、その、「あ」がとてもうれしいのです。不思議なタイプのお話だったと思いますが、それもやはり、驚かせたい(楽しませたい)というところから来ています。

>KITTY-Mさん
はじめまして!いろんな方のブログを回っているうちに行き着いたのですね。
やはりご紹介記事はありがたいですね。ホント。一気に読んで頂けてうれしいです!余計な描写を外して、読みやすさを心がけたんですよ。ブログを始めたばかりとのことですが、教授の場合、最初のコメントをドキドキしながら書き込んで、それ以上にドキドキしながらレスを待っていたように覚えてます。お互いに、これからも楽しんでいきましょうね。
by 教授 (2006-01-31 16:38) 

JOHN

姉か妹がほしくなりました。うん。
…泣きました。
by JOHN (2006-01-31 18:41) 

教授

>get_goalさん
nice!をありがとうございます!実は(中)を書いた段階では、まだ(下)のオチを決めてませんでした。。。伏線のこともあったし(中)では特に悩んだんですよー。

>JOHNさん
ありがとうございます!姉も妹もいない教授ですが、時に妹になりきって、時に姉になりきって書きました。今は嫁ぐ娘を見送る父の心境です。。。しんみり。
by 教授 (2006-02-01 15:45) 

すいすえみ〜

一気に読んでしまいました。
姉の残した、ゲームの結末に、胸がじんわりあったかくなりました。
このゲームに、30年も縛られてきた妹が、今度は新たな約束を胸に、幸せに暮らしていくのを、願っています。
素敵なお話しを、ありがとう~。
by すいすえみ〜 (2006-02-01 18:00) 

教授

>すいすえみ~さん
こちらこそ読んで頂いてありがとうございます!丁寧に読んで頂いたことがコメントから感じられて本当にうれしいです。
30年って長いですよね。
by 教授 (2006-02-02 15:41) 

eagle

はじめまして。昨日からブログを始めて、今はいろんな皆さんの記事を読ませていただいいて楽しんでいます。バッファロー姉妹、とても面白かったです。そして、なんだかジーンとして、最近連絡をとっていなかった兄弟に電話をかけようかなぁと思いました。素敵なお話しを読ませて下さってありがとうございました。
by eagle (2006-02-02 22:23) 

教授

>eagleさん
はじめまして!ようこそいらっしゃいませ。
バッファロー姉妹を読んで頂いてありがとうございます!
教授には兄がいるのですが、男兄弟だからかなんなのか、仲が良くてもなかなか連絡をしあいません。お互いにめんどくさがりなのかも・・・。
by 教授 (2006-02-03 16:07) 

be-happyyy

すばらしい。 すごくよかったです。 ありがとうございました。
実は…、実はってこともないのですが、僕は一人っ子です。
だから兄弟という存在が理解できません。
切っても切れない、親子でも無いこの関係に憧れます。
そのことを認識させてくれた作品でした。 多謝。
by be-happyyy (2006-02-05 17:12) 

教授

>BE-HAPPYさん
読んで頂いてありがとうございました!気に入って頂けてうれしいです。
兄弟ですか・・・
そういえば義兄弟の契りを交わしたいとリオ・T氏さんがおっしゃっていました!
良かれと思ってウソついてみました。
by 教授 (2006-02-06 15:40) 

nyanちゃんのところからきました。
はじめまして。
ブログで、最近のネットの中で、こんなにも心に響くものを読んだのははじめてです。
私にもふたつ上の姉がおり、一緒に暮らしてはいるのですが、お互いがお互いの生活に一生懸命になりすぎている現状です。
そして、幼い頃の私たちの遊びと重なる部分もあり、(中)では今の私たちと重なる部分もあり、思わず涙してしまいました。
ラストは、よかった、と。ほっとしたのですが、柄にもなく、とても恥ずかしいですが、ぽろぽろと涙がこぼれて…。
「バッファロー」という言葉と内容とのギャップがとても素晴らしいと思いました。
楽しい小ネタ、紡いでいってくださいね。^^
by (2006-02-06 17:38) 

教授

> *sui* さん
はじめまして。ようこそいらっしゃいませ!
丁寧に読んでもらって、しかも気に入ってもらえるなんてとてもうれしいです!
しかも心に響いただなんて!
ドラマならまだしも、ドキュメントでお涙頂戴のBGMが流れるとき、たまに「あれ?」って思うことがあるんです。感動は感動。ヘンに盛り上げる必要はないのではないかと。そのようなことも考えて書いたので、バッファローとのギャップを感じて頂けてとてもうれしいのです。ありがとうございます!
by 教授 (2006-02-07 16:08) 

よしこ

こんにちは。はじめまして。
ひよこのリアル友達です。
ひよこが絶賛して薦めるので、遊びにきました。
niceを押せないのが口惜しいです!!
すばらしいお話をありがとうございました。
by よしこ (2006-02-08 17:13) 

教授

>にょろさん
いらっしゃいませ!みっつとも読んでいただけてうれしいです!公開当初は次も読みたくなるように頭からケムリ吹きながら考えて書いたんですよ。

>よしこさん
いらっしゃいませ!ひよこさんのリアル友達ということは・・・コスプレ仲間?
・・・失礼しました。読んで頂いてありがとうございます!
ひよこさんには記事でも紹介して頂いて本当に感謝してるのです。
by 教授 (2006-02-08 17:49) 

時売り −ある時間商人の話−

よくよく考えましたところ、バッファローズというプロ野球チームがありますね。意外なところに大きなトラップが潜んでいたように思いますが、この姉妹のお二人は見事にかいくぐられたようで何よりでした。今日、改めて読み直して、やっぱりいい小説だなあとしみじみ感じた次第です。
by 時売り −ある時間商人の話− (2006-02-12 22:00) 

教授

>時売りさん
戻ってきていただいてありがとうございます!オリックス(近鉄)バファローズですね。微妙に違うのです!「ッ」が!・・・というのは言い訳かも知れませんね。
ゼロではない可能性というのがスリリングでしょ?
by 教授 (2006-02-13 14:21) 

前から読もうと思っていたのですが、時間がある時にゆっくり..と楽しみにとっておいたのです。
とてもおもしろかったです。
涙ぽろぽろというよりは、しんみりあたたかくなった...かな。
私にも中学生のひとり息子がおります。
バッファローと聞いて連想するのは、バック・トゥ・ザ・フューチャーの中で、レーガン元大統領が「バッファロー平原」というポスターに登場してたなぁ...って、マニアックでごめんなさい。
by (2006-02-14 13:06) 

教授

>すずめさん
気に入っていただけてとてもうれしいです!
ドクがマーティを疑うシーンですね。「バッファロー平原」という映画は実在するようですが、果たしてどんな映画やら。たぶんウェスタンだと思うのですが。
教授は映画でバッファローというと「ネバーエンディング・ストーリー」を連想します。
出ていたような・・・。
あと、アメリカのニューヨーク州にバッファローという都市がありますね。
by 教授 (2006-02-14 15:23) 

イチロ

色々な問題の中でも人は、何か人としての宿命を抱えながら
歩き続けている。
ただ、決してひとりではないし、
時間は過ぎて行っても、
大切なものは、人の心の中にしまわれて、
記憶は、ずっと続いていくのかな?
by イチロ (2009-12-02 12:19) 

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