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5月16日 歌舞伎町弁財天祭典と敬老会 [祭]

歌舞伎町1丁目の中心に位置する歌舞伎町弁財公園。ここで、5月16日14時から弁財天祭典と敬老会が行われた。11月23日が敬老の日であるのに対し、毎年ちょうどその半年前後の5月第二巳の日にこの祭事を行っている。歌舞伎町商店街振興組合の重鎮とその奥様方が集まるということで覗いてみた。

 

弁財天の縁起と歌舞伎弁天の由来について

かつて明治の時代には格好の鴨場、つまり池だったというこの歌舞伎町。水の神様、女性の神様、そして商売繁盛の神様である弁財天をここに祀り、長生きの象徴である巳の日に敬老の祭礼を行うという、なんとも縁起がいいというか、しかし歌舞伎町という街柄、ある意味こういった催しものがあるということがちょっとほっとさせるものがある。

 

上野寛永寺住職が来られて、敬老の祭礼が行われた。右の写真は、町田靖之歌舞伎町商店街理事長(左)と峯嶋茂兵衛氏(峯嶋家八代目当主)。鈴木喜兵衛氏が戦後劇場街中心の同義的繁華街を作ろうとしたときに土地を提供しご尽力されたのがかつての尾張屋銀行頭取だった7代目の峯嶋茂兵衛氏。また大地主であった峯嶋家の大番頭だったのが町田理事長のお父上、平三郎氏。

古希(数えで70歳)を迎えられた吉本氏には座布団が進呈された。

活性化プロジェクト・よくしよう委員会の座長を務める片桐専務理事もこの日は裏方に。緒先輩がたを立てて^^;写真は言い寄っているわけではありません。奥様です。

下の写真は集まったみなさんでの集合写真。みなさん、それぞれご高齢な方も多いのですが、元気でした。たしかに、この街で商売をしたりビル経営をされてたりするが、現在この街に住んでいる方はいない。それでも木村副理事長(さくら通りにビルを持っている方)の奥さん曰く「私は歌舞伎町まで毎日きちゃうのよね^^定期も持ってるのよ。」と、この街に対する愛着を語った。ふと思ったのは、この世代の方々は本当に歌舞伎町を愛しているということと、さて、その想いはやがてこの街を引き継ぐであろう次の世代の人たちに受け継がれていくのだろうかという不安。歌舞伎町ルネッサンスに対する意見も決して一枚岩というわけではないし、議論すれば喧々諤々のときもある。しかし良くも悪くも、この街を築き、こよなく愛する人たちが、あまりにも普通の商店街らしい景色に見えて仕方がなかった。

 

 


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