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DE-1102 (経緯1) [日記(2005)]


Degen DE1102
 ネットの掲示板で話題となっていた中国製オールウェーブラジオDE-1102を購入。yahooのオークションで、希望価格5950円で落札、と云うより購入。海外サイトでの店舗販売はあるが、日本ではまだオークション以外入手手段が無い。ベトナムから送ると書いてあったが、入札すると送料込みで7200円をジャパンネット銀行に振り込む旨、メイルが届いた。口座名義はなるほどベトナム人。グエン・○○さん。木曜に送金すると、なんとその週の土曜に到着。ちゃんとベトナムから送ったようだ。振り込みも確認せずシッピングしたのか、それにしても早すぎる。アメリカで買えて日本で買えないものが、ベトナムで買える。ベトナム人は勤勉な民族というが、これもその証明か?世はグローバルである。
外箱はちょっとくたびれている。開梱すると、本体、ACアダプタ、イアフォーン、外部ワイヤーアンテナ、単三HiMH電池3本、収納袋、説明書(英文、中文)。ACアダプタは220Vのため使用出来ない。同時購入で100Vのアダプタが購入できるらしいが、手持ちですまそうと購入を見送った。
早速使ってみる。マニュアルを読まないでも、おおよその操作は可能。
中波:当然何の問題もない。こもったような音質、デジタルな音を聞き慣れた耳には少し辛い。
FM:ステレオが嬉しい。自宅ではロッドアンテナを立てなくとも受信でき、感度は良い。BASSを効かすと音の広がりが出る、音質はそれなり。
短波:付属の外部アンテナ(ワイヤー)混信はあるものの、7MhzのSSB(アマ無線)が受信できた。SSB用のファインチューニングがあり、細かい調整で復調が可能。トランジスタラジオでBCLをしていた頃を思い出す。電信も3局程度一緒に聞こえるが、受信可能。放送は当たり前に受信できる。

★使い勝手
ダイヤルが無い。右側面に一つだけあるが、これはSSB用のファインチューニング。音量もボタン操作。選局は、ダイレクトに周波数を打ち込むか、スキャンさせるか、ボタンでアップダウンさせる。ダイヤルを廻して放送局を探るように受信すると云った楽しみは無い。周波数が分かっている局を受信する場合はこの方法が便利だが、バンドの端から手動でスキャンすると云った使い方は出来ない。アナログとデジタルの差だろう。
1ページ19局、10ページ分のメモリが可能。登録すれば、普段聞く放送局は一発で呼び出せる。
オールウェーブラジオであって短波受信機では無い。外部アンテナ端子があり、SSBが受信できるのがひとつの売りだが、これはラジオに付いた付加機能と考えた方が良い。
・デジタル化されている為、SSB用のファインチューニング以外アナログ操作が全く無い。メインチューニング用のダイアルと特に音量設定はアナログが欲しい。
・音質は、ニュースと音楽で切り替えが可能で、FMではBASSで低音を強調することも出来るが、トーンコントロールがあればbest。イアフォーンによるものか、個体差か、若干音が割れる。クリアーなデジタル音を聞き慣れた耳には大いに不満が残る。後日、表示周波数がずれていることが判明、1kHZ低くチューニングすることにより音割れは無くなった。
・暗いところでは、ディスプレイとボタンが青く光る。結構きれい。
・本体に充電機能を持っているので、バッテリ残量が少なくなってきたら充電可能。
・タイマー機能があり、最大99分でOff出来る。おやすみラジオには便利。

★感想
Sonyとパナソニックに1万円台でオールウェーブラジオがあるが、機能面に絞るとコストパフォーマンスは良い。メモリチューニング、バックライト、タイマーはベッドサイドラジオとしては便利である。もっぱら「深夜便」専用ラジオとなっている。
個人的にはFMステレオ、SSB受信が気に入っている。個体差かもしれないが、音が悪いのが難点。
ちょっと重いが、220V電源付きで周波数ステップと帯域が対応しているから海外出張にはお勧め。国内も、予め出張地域の放送局の周波数をメモリしておけば便利に使える(都心某ホテルではノイズが酷く窓際以外では使用不可であった)。普段はベッドサイドラジオ、たまに短波覗いてみると云った用途には最適。

next →http://blog.so-net.ne.jp/e-tsurezure/2005-04-24-2


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