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歌野晶午「女王様と私」 [本]

11月7日にエントリーした、歌野晶午の次の作品は、「女王様と私」です。
なんかちょっとマニアックな感じがします。

この本、今までの歌野晶午とはちょっと雰囲気が違います。
半分ぐらいまで、これホントにミステリ?と言った感じです。途中で作者を間違えたのかと思ったり、もう読むの止めようかと。あまりにもオタクっぽいと...

女王様と私 











どこまで書いていいのか分かりませんが、半分までの登場人物は「四十代の独身男」、「小学校六年生の少女」、「人形」です。(ここまではいいですよね)

ただし後半から一気にいつもの(と言うか私のイメージの)歌野晶午のミステリに。
この作家、とにかく作品に一杯書き込みます。雑学的な知識と言うのでしょうか、ぎっちり書くので結構重いのです。

だいたいこの作品の大前提として...なのです。(やはりこれは書けません。ルール違反ですよね。)
途中からこれに気が付きます。
私は半分ぐらい来てからやっと気が付きました。(主人公も気が付きます)
わかってもまた最後に落ちがあります。
この作品、読み始めたらとにかく我慢してよむことでしょうね。
読んだ後、納得すると思います。

次も、歌野晶午の「葉桜の季節に君を想うということ」を読み始めています。
この作品については、aliceさんが、いかにも読みたくなるようなエントリーしていますので紹介します。
私もわくわくしながら読んでいます。


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