SSブログ

歌野晶午「魔王城殺人事件」 [本]

歌野晶午さん、9月10日にエントリーした「ミステリ大好き」で注目している作家の一人です。
(この日のエントリー、今までのエントリーの中でも特に力が入ったものですが、だれも見てくれません)

この本読み始めると、字は大きいしフリガナはふってあるし、?という感じです。
非常に分かりやすく書いてあるし、挿絵もいかにも子供が書いたという感じて入れてあります。

おかしいな、おかしいなと思って本の後ろを見ると、「かつて子供だったあなたと少年少女のための」
と書いてあります。まさに大人と子供に読ませるミステリだっんですね。こんなの初めて!
「ミステリーランド」と言っています。

魔王城殺人事件 

 

 



 

読んでみると面白い面白い、子供と同じ目線で読んでいる。(変な表現ですね)
あっというまに読みきってしまいました。

いろいろ引用したいのですが、最後にあとがきのかわりとしてでしょう「わたしが子供だったころ」
という文章があります。ここから少し引用させてください。(最後の部分です)

(引用)
子どものころぼくは、小説を書いてみようなんて、これっぽっちも思ったことはありませんでした。
作文が大きらいで、便所掃除でも運動場20周でもするから、何も書かずにすませてもらいたいと思っていたほどなのです。
ただ、物語を考えることはそうきらいではなくて、布団に入ってもなかなか寝つけないときなど、
自分を主人公とした冒険談や探偵談を想像する、そういう子どもでした。
歌野晶午
(引用終り)

そのまま引用してあります。
ここもひらがなを多用し、フリガナをふってあります。子供に読ませたいのです。
これを読んだ子供感動するでしょうね。僕もなんか書いてみたいって。

この文章を読むと作家(特にミステリ作家にこだわります)ってやはりセンスですね。
そうですミステリを書くって、やっぱ才能が必要なんです。

このシリーズ講談社からだいぶ出ています。
この中で私が知っている作家では、綾辻行人、法月綸太郎、有栖川有栖、そして御大の島田荘司まで、出てきます。
綾辻行人なんか、メチャメチャ緻密な作品を書きますが、どんなものを子供に読ませるのでしょうか?
おもしろいですね。
その他沢山の作家が出ています、知らない人ばかりですがおもしろいのでしょうね。
また新しい人を発見できるかも。
またそれぞれに挿絵が必ず入っています。これも見ものです。

とても面白い企画です。子供たち幸せでねぇ。
さてとこれらの本、図書館から掘り出さなくちゃ。

またこんなに力入れてエントリーしちゃったけど、誰も読んでくれないんだろうなぁ...


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

アサヒ「贅沢日和」本日発売 [居酒屋・酒・グルメ]

アサヒから発泡酒「贅沢日和」本日11月7日新発売です。なんて言うとアサヒの宣伝です。

でももう、ネタバレですね。
このCM、ハセキョーなのです。そうです「功名が辻の細川ガラシャ」だった女優さんです。
今回のCMは和服での登場です。
HPでは30秒CMがアップしています。それだけではなくハセキョーのメッセージ、
メイキングムービーと盛りだくさんです。これはすごい視聴率になるぞ。

このHPをニヤニヤして見ていると、娘の鋭い殺気が...まさかプログにエントリーしないわよね!
みっともないから止めてよねと...でもしちゃう。

言い訳のために試飲しないと。会社の帰りに購入しました。
今、一缶に一枚、和風コースター付いてます。要するに畳のコースターです。
アサヒさんも力入ってます。

味はというと、長期熟成「熟成期間の基準を3割長くしています」が売りですが、
もう発泡酒の世界は味の点ではもう極められていますので、いまさら旨いものを出すのは難しい。
この「贅沢日和」チョットくせがあります。それが好きな人は、いいのでは。後は好みです。

でもこのハセキョーのCM、インパクトあります。
功名が辻→時代劇→和服となっているんでしょうか。でも似合います。


おっと、忘れてはいけません。
私は結構好きな「ぐびなま」の小西真奈美さんのCMのシリーズも続いてます。
最新版は「買ってあるからね」編(15秒と短いのですが)これも見逃せません。


アサヒビールのマーケティングの勝利ですね。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(2) 
共通テーマ:グルメ・料理

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。