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移調読みとは?その1 [譜面]

「移調読みって?」という方のために少し。

移調読みとは異なる基準で書かれた楽譜を読み分けること!
と言えます。

楽譜にはいろんな基準があるの?どうして?
それは管楽器の特徴に関係しています。


吹奏楽に使われる楽器は主に管楽器です(もちろん)。
管楽器は息を吹き込むことによって音を出す楽器である、と同時に管の長さによって音程が決まる楽器でもあります。
管が長くなると音は低く、短ければ高くなります。
でも管の長さによって変わるのは音程だけじゃありません。
音色も変わります。

少し実験してみましょう(イメージするだけでもOK)。
①トイレットペーパーの芯を口に当てて何かしゃべってみましょう。
②次はラップの芯でもやってみましょう。
③今度はもっと長い筒で試してみましょう。

筒が長くなればなるほど声はこもってしまいます。
つまり音色が変わったのです。
管楽器では管が長さ、太さ、形、材質などによっても音色が変わるのです。
音色は音楽にとってとても大切な要素です。

管楽器が発明されて今の形になるまでに「いい音色」を求めて多くの試行錯誤がなされました。
どの材料でどんな形でどのくらいの長さ、どのくらいの太さ…。
一番必要とされている音域は?音色は?音量は?
様々な改良の結果現在のようになったわけです。
ある楽器は高い音が美しく響くように短く細い、ある楽器は低い音が太く大きく響くように長く太い楽器となりました。
結果としてたくさんの種類の楽器が誕生したのです。


この話が移調読みと何の関係があるのか!?は次回へ!!
その2を読む


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