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タグ検索トップ  >  記事  /  柳田 国男
記事 での「柳田 国男」の検索結果 15
蓑笠
  いずれにしても祭りに携わる者の蓑笠は、決して南の島ばかりの奇風俗ではなかったので、おそらくは「月笠着る、八幡種播く、いでわれらは」と高く唱えて神を送ってきた時代よりも以前から、近くはわれわれの田舎..
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火と宇佐の大神
「遠野物語」の中には、深山無人の地に入って、黄金の樋をみたという話があるが、それが火と関係あるか否かはまだ確実でない。しかし少なくとも火神の本原が太陽であったことだけは、日と火の声の同じい点からでもこ..
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玉依姫
 宇佐の姫神の御名を玉依姫と伝えた理由は、久しい間の学者の問題であって、あるいはこれによって山に祀った御神を、海神の御筋かと解する者さえあったが、神武天皇の御母君が、同じく玉依という御名であったことは..
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炭焼小五郎
炭焼長者の話は、すでに新聞にも出したのだから、できるだけ簡単に、その諸国に共通の点のみを列挙すると、第一には極めて貧賤なる若者が、山中で一人炭を焼いていたことである。豊後においては男の名を小五郎と..
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ユタ
身内に別れて寂しい不幸の日を送った者は言うにおよばず、富栄えて眷属の多い人々でも、田舎では、つれづれなる夜の物語などに、この世の始めとわが家の始めを、もっと精彩に知らねばならぬと、考える折りが多かった..
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日本人の性格を形づくって来たもの
 海音寺 前略~ 今までわれわれの論じ合って来たことを要約してみますと、日本人の性格を形づくって来たものは二つあります。 一つは日本が絶海の島国であるということ、一つは日本には地震、台風等、天災地変が..
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久高の屁
久高では外間(ほかま)の根人真仁牛(ねびとまにうし)に、女の同胞が二人あった。姉は於戸兼(おとがね)は外間の祝女で、島の御嶽の御祭に仕えていた。妹の思樽は巫女であった。首里に召されて王城の巫女となり、..
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与那国
 与那国では平家の一族の末という部落があって、今なお在来の島人の子孫たちと対立し、平和の競争を続けていると言った人があるが、はたしてそうであろうか。平家は北に四百里(約一六〇〇キロ)をへだてた南九州の..
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波照間島
 波照間島は石垣から西南、なお十一里あまりの海上に孤立している。これから先はただ茫々たる太平洋で、しいて隣と言えば台湾があるばかりだが、しかもここえくればさらにまた、パェパトローの島を談ずるそうである..
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沖縄語
 沖縄人が沖縄語に愛着するのは当然の話である。いわゆる普通語のいかに達者な人たちでも、たがいの間ではこれを使わぬようにする。今の程度で二通りの語が、併用せられて行くことを望んでいる。伊波君などの沖縄口..
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琉球は倭人の国
 沖縄問題のなかに、独立論というのがある。 復帰のときにも、この声が、ごく少数ながら聞かれた。そのことは、ここ数年、沖縄のことを考えるたびに、肺の内側にとげが刺さったようにして、思案のなかから離れるこ..
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都井岬
  それから自分は都井(とい)の宮浦に上陸して、牧の野馬を見に岬の鼻までいった。高鍋藩の経営した、これもいたって古い海の牧場で、いわゆる福島馬の故郷である。今や馬種の改良が盛んに行なわれている。御崎(..
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