記事 での「富山問題」の検索結果 11件
竹岡2019『考古学基礎論』
竹岡 俊樹 2019 『考古学基礎論 -資料の見方・捉え方-』雄山閣
冒頭「認知の誤謬」(7-16.)として、「考古学ではない「石器研究」」の事例が挙げられている。A 人面石器、B 芹沢 長介の珪岩..
タグ: 石器 理論・方法論 富山問題
落穂拾い
「…藤村石器を前期旧石器と信じていた阿部祥人が富山遺跡の石器を実際に見たかどうかを問題にすることにどのような意味があるのか?なお、富山遺跡について、松藤氏・佐藤氏は、ハンドアックスの形が変だ、あまり風..
タグ: 緑川東問題 富山問題
富山遺跡(曲解・変遷)
「2002年の10月23日、筆者はパリの古人類研究所にド・リュムレイ教授を訪ね、久闊を謝すると共に日本旧石器研究についての意見を交換する機会をもつことができた(図6 ド・リュムレイ教授と芹沢)。旧石器..
タグ: 型式 石器 富山問題
阿部1976『沼ノ平遺跡出土石器群の研究』
阿部 祥人 1976 『沼ノ平遺跡出土石器群の研究』慶應義塾大学文学部民族学考古学研究室編、小報2 (青色表紙の研究室版と灰色表紙の学生社版の2種類ある)「沼ノ平遺跡の調査は、1960年に数点の石器が..
タグ: 富山問題 前期旧石器
富山遺跡(研究史・研究姿勢)
ある主題について研究を進める上で、手順というものがあるだろう。ある<遺跡>について論じる場合にも、求められるやり方というものがあるだろう。1998年に山形県埋蔵文化財センターは、『富山遺跡発掘調査報告..
タグ: 議論 研究姿勢 富山問題
実見絶対主義
ある人は、ある資料を基にした考古学論文を書く時、あるいはある資料に基づいた考古学論文を批判する時には、その論の基となった出土資料を必ず見なくてはならない、と主張する。資料が収蔵されている場所に赴くこと..
タグ: 富山問題 議論 説明
富山遺跡(承前・年代測定)
竹岡俊樹2014『考古学崩壊』の「批判の仕方 -富山遺跡について-」(224-233.)と題された箇所は、阿部祥人2004「富山遺跡の「前期旧石器時代」説をめぐって -竹岡俊樹氏の反論にこたえる-」と..
タグ: 年代測定 捏造 富山問題
竹岡2014『考古学崩壊』
竹岡 俊樹 2014 『考古学崩壊 -前期旧石器捏造事件の深層-』勉誠出版「旧石器時代の石器研究は非常に難しい学問である。基礎を固めないと暴走し、どこに行くのかわからない。それにしても、「超能力者」を..
タグ: 捏造 前期旧石器 富山問題
上原2014『石の虚塔』
上原 善広 2014 『石の虚塔 -発見と捏造、考古学に憑かれた男たち-』新潮社「岩宿遺跡の発見」相澤 忠洋 「旧石器の神様」芹沢 長介歴史を塗り替えた新発見から旧石器発掘捏造事件まで、石に魅せられた..
タグ: 捏造 前期旧石器 富山問題
堤2011『列島の考古学 旧石器時代』
堤 隆 2011 『列島の考古学 旧石器時代』河出書房新社谷川俊太郎に始まり、サン=テグジュペリに終わる。これまた著者らしい新著である。「数万年の古さをもつという星野や早水台、最近では竹佐中原遺跡や金..
タグ: 前期旧石器 富山問題 捏造
後期旧石器時代のシベリアと日本
後期旧石器時代のシベリアと日本 -最終氷期における人類の環境適応行動-日時:2010年11月27・28日場所:慶應義塾大学 三田キャンパス主催:慶應義塾大学 文学部 民族学考古学研究室久し振りの石器中..
タグ: 編年 石器型式 富山問題