闇に輝き顕れるもの(1)
その作家の存在を初めて知ったのは雑誌『北方文芸』1981(昭和56)年2月号においてであった。私は北海道大学在学中に短歌会を組織し、機関誌『刹』を発行していた。『北方文芸』の「短歌時評」に『刹』の..
タグ: 佐藤泰志 函館 北方文芸 撃つ夏 北海道大学 中村惠一
<<告知>>映画「海炭市叙景」
函館出身の作家・佐藤泰志の未完の小説『海炭市叙景』がついに映画化された。函館市民の熱意とカンパによって出来上がったのだ。舞台は函館。監督は熊切和嘉。多くの函館市民が出演していて一人一人が主役だが、谷村..
タグ: 熊切和嘉 海炭市叙景 スローラナー 佐藤泰志 小学館 東京国際映画祭 谷村美月 小林薫 南果歩 竹原ピストル
市民参加の映画製作だって、佐藤泰志の『海炭市叙景』を。
佐藤泰志という作家をご存知だろうか。決して派手さはなかったが、本物の作品を書いた作家。そして1990年、41歳で自ら命を絶ってしまった作家。この作家とわが夫婦は不思議な縁がある。私の妻が函館で高校生..
タグ: 佐藤泰志 海炭市叙景 北方文芸 映画化