岸田秀再読　その22「幻想の未来」1985
　 岸田秀　幻想の未来　河出書房新社　1985   　先日読んだ八木誠一氏との対談「自我の行方」の方が先(1982年)に刊行され、本書はのちに上梓された。「文藝」(1983.9〜84..
タグ： 八木誠一氏との対談「自我の行方」 対人恐怖と対神恐怖 和魂洋才、脱亜入欧の日本 漱石。「自己本位」と「則天去私」 自己放棄衝動=没我 自己拡大衝動=我執 山あらしのディレンマ タテマエとホンネ 相対主義世俗主義 日本兵の捕虜

岸田秀再読　その21「自我の行方　岸田秀・八木誠一対談」
  「自我の行方　岸田秀・八木誠一　対談」(春秋社　1982  増補版1985)   　対談者の八木誠一(1932〜)氏は、新訳聖書学者、神学者、宗教哲学者。東工大名誉教授。ちなみに..
タグ： いのちの営み 頽落態 真の自己 生内容の恢復 自我は諸悪の根源なり クレタ島人 キリスト教徒、マルクス主義者 殉教 核兵器の軍拡競争 本来的な生と非本来的な生

新フロイト派精神分析家カレン・ホーナイ
ドイツ生れの精神分析家カレン・ホーナイは、家庭から学校、職場、更にはもっと広範な共同体に至る迄、様々な社会環境は、特定の信念に支持された文化的「規範」をその内に育み、不健全で「有毒な」社会環境は個人の..
タグ： 新フロイト派精神分析 カレン・ホーナイ 規範 有毒な 内面化 「～すべき」 真の自己 理想の自己 挫折感 蔑視された自己

無意識原型を提唱したユング
スイスの精神科医カール・ユングはフロイトの動機づけの源泉である無意識の中に民族・宗教を跨いで存在する、私達の誰もが自らの経験を意味あるものと認め、それを世代を超えて受け継がれるものを原型と呼んだ。 ..
タグ： 原型 フロイト カール・ユング МＢＴＩ 自己実現 真の自己 影 英雄 マドンナ 女神