映画もよかったけど
嶽本野ばら『下妻物語ーヤンキーちゃんとロリータちゃん』読了。
深キョンと土屋アンナの映画も素晴らしかったけれども、今頃原作を読んでみたりして。面白いし、映画よりもさらに、自分の「好き」を..
タグ: 草にすわる 短編集 白石一文 嶽本野ばら 下妻物語 映画化
一億円のさようなら :#一億円のさようなら #白石一文 #小説
娯楽小説として主人公の鉄平が周囲の状況に心を振り回されていく感じを楽しむには良い作品です。結構一気読みでした。
たまたま知ってしまった妻の資産、その流れから発展して子供たちの問題を知ってしまうな..
タグ: 白石一文 一億円のさようなら 直木賞作家 ブックレビュー 書評
またためちゃった
酒井順子『駆け込み、セーフ?』読了。
なるほど、この駆け込みは40歳前の駆け込み結婚という意味なのね。うーん、最初はずいぶん早く結婚しちゃったから、こういう焦燥はなかったなあ。でも、同じ..
タグ: 夢見るころはすぎない 吉川トリコ 心に龍をちりばめて 白石一文 酒井順子 エッセイ 駆け込み、セーフ? エリザベス・ギルバート 巡礼者たち
痛快ばーさんものとうじうじ中年男もの
平安寿子『レッツゴー・ばーさん!』読了。
なんというか、あからさまだ。が、ひとはだれしも歳を取って、自分も気づいたら立派に「プレばーさん」になっている。おばさんがおばあさんと呼ばれ始め..
タグ: 永遠のとなり 白石一文 平安寿子 レッツゴー・ばーさん!
読み方、浅い?
白石一文『神秘』読了。
結構な長編。さほど飽きずに読めるし、けっこう意外な展開だけれど……結局、なんでこういう話を書いたんだろう? 運命論? 死生観? 読み方が浅すぎてわからないのかしら..
タグ: 久保田裕之 長編 神秘 白石一文 他人と暮らす若者たち 社会学 心理学
他には替われない
白石一文『ほかならぬ人へ』読了。
直木賞受賞作。表題作のほか『かけがえのない人へ』が収録されているが、どちらも切ない。「生まれそこなった」人たちのあがき。生きていくうえで何ら不自由のない..
タグ: 白石一文 ほかならぬ人へ 直木賞