ちょっとなあ……から面白いのまで
紀蔚然『台北プライベートアイ』読了。
この私立探偵=プライベートアイを始めた主人公のキャラが面白いのだが、このままどんどんいろいろな事件を解決していく短編集かと思って読み始めたら、もうち..
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声に出して読みたかったりそうでもなかったり
瀬尾まいこ『傑作はまだ』読了。
いい話っぽくてあり得ないのに、あったらいいなあと思ってしまう話を書いてくれる。これもそう。ホント、ありえないんだけどなあ。
岡本綺堂『三浦老人昔話..
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これはひどい
千早茜『ひきなみ』読了。
ストーリーは間違いなく面白かった。ので、タイトルはこの小説自体がひどいというのではなくて……出てくる人物がちょっと極端。新旧の時代の女性に対する差別がちょっとえ..
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家族のカタチ
瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された』読了。
とても面白かったが、やはり小説にしか書けない世界なのかなあと思う。親ってなんだ、子供ってなんだ、といろいろと考えさせられるが……こうあってほ..
タグ: 瀬尾まいこ そして、バトンは渡された
斜めに読まないこと
主役と主題を間違えていたことに気づかないまま小説を読み終えていた。ブログ用の文章を書こうと、ざっと読み返えした冒頭でそのことに気が付いた。
複数の登場人物がそれぞれに一人称で物語を進めて、誰が主..
タグ: 読書 そして、バトンは渡された 本 瀬尾まいこ
そして、バトンは渡された
昨日のニュースで本屋大賞が、この本に決まったそうです。
毎回芥川賞などとは別に、盛り上がりを見せますが、書店の店員さんが選ぶので、親しみやすい作品が多いですねえ。
そして、バトンは渡された..
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