雑誌『フォトタイムス』とモダーンフォト(3)
1930(昭和5)年8月号にのちの瑛九、杉田英夫が「フォトグラムの自由な制作のために」を執筆する。フォトグラムの実作は芸術写真家たちこそ問題にしないけれど、実業的、商業的、広告的写真界においてはその..
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雑誌『フォトタイムス』とモダーンフォト(2)
オリエンタル寫眞工業には映画の撮影所もあり、「オリエンタルパーク」と呼んでいた。8月30日、岡田嘉子一座がロケーションを行った。カメラは堀野正雄が担当した。全長400尺のものをネガの現像からポジへの焼..
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雑誌『フォトタイムス』とモダーンフォト(1)
オリエンタル寫眞工業が落合・葛ヶ谷において出版していた雑誌『フォトタイムス』はいちはやく新興写真の動きを紹介、誌面に「モダーンフォトセクション」というコーナーを設けた。『フォトタイムス』はプロの写真..
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新宿・落合散歩(15) 気になるオリエンタル写真工業
1929(昭和4)年3月4日、オリエンタル写真学校の開校式が行われた。オリエンタル写真学校も落合工場と同様に西落合・葛ケ谷に設置された。写真技術の普及を目的とはしているが、アマチュア写真家育成を主眼..
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新宿・落合散歩(8)
第六章:機械美学の故郷としての落合
機械美学の日本における提唱者は板垣鷹穂である。板垣は東京市外上落合599番地に大正末から住んだ。山手通の新規建設にともなう道路拡張が敷地にかかったため引越し..
タグ: オリエンタル写真工業 公楽キネマ 尾崎翠 板垣直子 小林多喜二 渡辺とめ子 堀野正雄 村山籌子 機械美学 機械芸術論
新宿・落合散歩(7)
その後の新興写真の流れは雑誌『光畫』に集約されてくる。『光畫』の創刊は1932(昭和7)年5月。野島康三の発行雑誌に近かった『光畫』であるが、木村伊兵衛、中山岩太が同人として参加していた。新興写真研..
タグ: 新興写真 落合 光畫 野島庸三 中山岩太 木村伊兵衛 飯田幸次郎 堀野正雄 山内光 看板風景