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ルピシア [Darjeeling Festival 2006 Japan]で愛にゆらぐ [めしのこと]

世界のお茶ショップ・ルピシア
「ダージリン・フェスティバル 2006 ジャパン」に行ってきたよー。

毎年この時期に行われているダージリンファーストフラッシュの試飲会、
今回はいつもの千駄ヶ谷の本店でなく、品川のインターシティホールでの開催。なぜに?

しかも協賛がついてるわ事前に予約まで受けちゃったりするわの本気モード。なぜに?


とりあえず余裕を持って開場の15分前に駅で待ち合わせるも、
お仲間らしき姿をそこかしこで見つけ、なんとなく早歩きになりながら会場に向かう。

ダージリン・フェスティバル 2006 ジャパン開場待ち 会社の展示会のようだ ダージリン・フェスティバル 2006 ジャパン開場待ち まだかーまだかー

受付で必要事項を記入した入場券と引き換えに冊子とお土産券をもらい、
入口正面の前室を抜け左手のメイン会場へ進む。

ダージリン・フェスティバル 2006メイン会場
ばーん!この先メイン会場は撮影禁止

画像中央、ちょうどタペストリーの向こう側に
ホールを70%縮小したようなどでかい楕円のカウンター様のものが組んであり
その内側ではたくさんの人々がお茶をいれまくっていた。

なんとマーヴェラスな光景よ!

貴重で高価なダージリンのファーストフラッシュ(新茶、みたいな感じ)が
今回はなんと45種!45種も試飲できるのだよ!
DMで聞いてはいたけど目の当たりにするとクラクラするねえ。

45か所の茶園からひとつずつ、その名を冠したダージリンが届いているのだが、
この会場では茶園がある地区別に7つのエリアに分け、
大体エリアごとに「お茶をいれる人+注いで配る人」というチームを組んで
試飲用のお茶だしに当たっていた。

各エリア1種類はティーパックで大量にサーヴしているが
他のものは普段どおり茶葉+陶器ポットの本格的ないれ方をしている。
茶園の多いエリアでは茶葉が8種類もあるため、いきおい人がたまっていく。

満員電車さながらのぎゅうぎゅう状態の中、
「○×入りました〜」「ハイッ!(挙手)」「くださ〜い」
わらわらと手を伸ばして紅茶を奪い合う姿は
ハタから見たらサルの餌付けか、という感じだったのではないだろうか。

とはいえ。


♪このひろーいホールいっぱい♪咲く茶葉〜を〜♪
♪ひと〜つ残らず♪わたしはの〜んだー♪
  (「この広い野原いっぱい」のメロディで)


そうさもちろん飲んだとも45種類!うっきー!

気になったものを二度飲んだりもしたので
いくら小さなプラカップに3cm程度の量といえどおなかタプタプですわー。

でもそれなりに味の違いが分かってホっとした。
種類が多いので不安だったんだよね。

実はここまで飲んどいてそれはないよ、なんだが
どちらかというとダージリンは苦手なものが多いのだ。
まず飲めるか飲めないか、でふるいにかけるので、数が多い割に区別がついたのかも。


今回の一番のお気に入りは

1033 リシーハット [RISHEEHAT, SFTGFOP1 06-DJ21]

です!
前後に飲んだものやいれ方などでもかなり味が違って感じるので
2回飲むと意見がかわったりもするんだが
これは2度とも大変おいしかった!ふふふー。

ダージリンらしい青臭さがあるのに後味はまろやか。そしてとろんとしたあまみ。
これはいいですよ、ぜひ買って下さい、私の代わりに!50g 3,000円です!


…えー、ルピシアのフェスタでは供されるお茶菓子がおいしいというのもありまして。
そちらの方の今回のお気に入りは

ダージリン・フェスティバル 2006 ジャパンケーキ
さくらのパウンドケーキー♪

桜あんのあまじょっぱい感じと甘さ控えめなパウンド地がマッチして最高です!
もりもり食べちゃいました。

この他にも桜の葉が入った桜のロンポワン(アイスボックスクッキー)や
くるみかな?ナッツの入ったジンジャーロンポワン(アイスボックスクッキー)など、
女性スタッフが赤ずきんちゃんみたいにカゴに入れて配っててかわいかったっす。

まるく絞り出したやわらかなクッキーでルバーブジャムをサンドしたのもおいしかった♪
なんだろう、なんかスパイスもきいてたみたい。

それと今回は特別に、協賛各社のみなさまが
赤ずきんちゃん経由で商品を配ってくれたのですよ!みな目の色変えて奪い合いさ。

ダージリン・フェスティバル 2006 ジャパン戦利品
戦利品のかずかず

左はルピシアからのお土産、右の金の包みは名糖産業のチョコ。
他はみんなだいすき★不朽の名作ですよ。そりゃーみんなサルにもなるって。
すごいなみなさん太っ腹!おいしく食べたよ!名糖買ったし!

ヨックモックだけ出会えなかったのが残念。
チョコはさんだ四角いヤツが好きだから楽しみにしてたのになー。

さてこのように、いつものようにいつも以上に、
大変たのしくおいしいひとときを過ごしたのですが、ひとつとても辛いことがありました。

前室では日に4回程度、闘茶というゲームが催されてましてね。
5種類用意されたお茶をのんで、
品種を明記して置いてある茶葉5種類から正解を探すという
要は紅茶のテイスティング大会、茶葉の当てっこがあったのです。

ダージリン・フェスティバル 2006 アイス
これは途中で場所を移動したアイスティ。
「闘茶」では同じ入れ物にA,B,C..と貼ってあるものが5つ置いてあった

気になる茶葉のエントリーは

1.ダージリンファーストフラッシュ2006
2.シロニバリCTC(アッサムの茶園)
3.ニルギリ
4.ウバ ハイランズ(セイロンの茶園)
5.キームン

茶葉があってもわれわれ素人に有利になることはないと思うのだが
紅茶にうるさい人ならばそれなりには飲んだことのある王道のラインナップなので
味の記憶でなんとか勝負できるだろう、と思っていた。

ダージリンは前述の通りやや苦手なので分かるだろうし、
キームンはこれは中国茶かという独特の薫香があるので楽勝だ。

甘くてコクがある、一番すきなアッサム系もいけるだろう。

問題はセイロン系とニルギリあたりの区別がつくかだな、と思っていた。

普段はアッサムか、値段がかわいいセイロンを飲んでいて
ニルギリってそういやあんまり飲まないし、意識して飲んだこともなかった。

飲みやすくてクセのないセイロンと今まで完全にスルーしてたニルギリ。
ここが肝だな、と。

さてフタをあけてみたら

大好きなアッサムと
いつも飲むセイロンを取り違えていた!!
くつじょく!!!!!



天と地がひっくり返ったようなこのショックが伝わるだろうか。

世間に分かりやすく例えていうなら
「EBISU」を飲んで「ドラフト1」だと言ったようなもんなのだ。

そりゃあ両方とも好きでよく飲んでるけど、だからって間違えるなんて!
スーパードライや黒ラベル、一番搾りが当たったって、好きなものを間違えるなんて!

あまりのショックに
片づけの途中でお願いして問題の2点を飲ませてもらったのだが、
…。

私は信じない。きっとあれは紅茶を取り違えていれてたんだ。


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