青列車の秘密(名探偵ポワロ) [アガサ・クリスティー]
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アガサ・クリスティー特集「名探偵ポワロ」&「ミス・マープル」
なんかBlogPetのホムルアも、今回のクリスティー特集が気になってるようで(^.^)
早速本題。
『青列車の秘密』 THE MYSTERY OF THE BLUE TRAIN
原作はこちら。
創元推理文庫は、ホームズ研究の第一人者としても著名な長沼弘毅さんの訳。
一方、クリスティー文庫は新訳です。
皆様のお好みの方で・・・。
Yuseumはクリスティー文庫持っているけど、まだ読んでいません。
で、ドラマの感想。
・・・面白くない(__;)・・・
まあ、何も小さい字で書かなくてもいいんですけどねf^_^;
正直、『青列車の秘密』はイマイチな作品と聞いていたし、クリスティーもあまり気に入っていない(ただし、「書きたくなくても書く」というプロ意識を初めて感じた作品)とあったので、内容にはそれほど期待していませんでした。
プロットも、後にクリスティーが書いた「ある短編」とほぼ同じだ、とも聞いていたから、犯人もある程度予測できましたし・・・。
原作読んでいないからわからないけど、面白くなかったのは原作の問題なのか、ドラマの演出の問題なのか・・・?
いずれにしても、ミステリ的な面白さはあんまりなかったなぁ。
そのわりに、やたらと騒がしかった(´ヘ`;)
これは演出の問題だと思うけど、宝石「炎のハート」の扱いが非常に中途半端だった気がします。
「ミステリ・ハンドブック アガサ・クリスティー」でストーリーを確認して「なるほど。」と思ったけど、ラストの場面、ポワロが犯人を説得する言葉は、それまで宝石があまり話に絡んでこなかったので、すごく唐突に思えたのですが・・・。
キャサリン役のジョージナ・ライランスさんは、英国女性にしては魅力的でした(#^_^#)
で、Yuseumが唯一心躍らせたシーンは、事件も解決してキャサリンが<最高のおじさま>ポワロに「ウイーンへ行くわ、オリエント急行で。」と告げるシーン。
キャサリンの「あなたは何度も乗ってるでしょうけど。」という言葉に、
「いえ、まだ一度も。いつか是非。」と答えるポワロ。
ポワロさん、是非オリエント急行に乗ってください(^O^)
クリスティー紀行は相変わらずよかったです。
ラストのアヒル(オリバー)はご愛敬(^^ゞ
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青列車は、私がクリスティーを読み始めた、最初の頃に読んだ作品なので(確か、創元でも早川でもなく角川文庫)思い入れがあるのですが、今回のドラマはどんなもんでしょうか?という感じもしました。でもまあ、新作を観られて嬉しいのひとことです。
by 茅ヶ崎住人R (2006-12-09 22:22)
茅ヶ崎住人Rさん、nice!ありがとうございます。
正直、原作を読んでいないYuseumも、「これはどんなもんでしょう?」と思いました[あせっ]
ま、「ひらいたトランプ」と「葬儀を終えて」に期待しましょう[にこっ]
by ゆーじあむ (2006-12-10 10:37)