エラリー・クイーン生誕百周年記念! [エラリー・クイーン]
エラリー・クイーンはダネイとリーの共同ペンネームで彼らの書く作品の探偵もエラリー・クイーンなのですが、今年はダネイとリーが生まれてちょうど100周年に当たります。
そんなわけで、クイーン関連の特集もチラホラと。
まずは、北村薫さんの「ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件」。
これは、パスティーシュ(本家を真似て、あたかもクイーンが書いた作品のように書く)ですね。
次にご紹介するのは、「エラリー・クイーンの国際事件簿」。
これは実際に世界各地で起こった犯罪実話にエラリー・クイーンが遭遇する短編集です。
日本では帝銀事件が収められています。
最後に、東京創元社ではエラリー・クイーンフェア「本格ミステリの巨匠にして至宝」を実施してします。
フェアと言うには、参加作品が少ないですが、この機会にエラリー・クイーンを読んでみるのはいかが?
((2)へ続く。)
エラリー・クイーンPerfect Guideもご参考に!
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エラリーの国際事件簿!読みたーい!帝銀事件については、本当に興味があります。学生のころ三浦事件(ロス疑惑)があって、深夜番組のトゥナイトを毎晩みていました。そのとき帝銀事件の特集もあったのですが、やはり国(陸軍中の学校)が関係しているとしか思えません。
by 降龍十八章 (2005-10-08 11:34)
降龍十八掌さん、コメント&nice!ありがとうございます。
国際事件簿では「東京の大銀行強盗」という作品名で収められており、クイーン的な味付けがなされているようです(実は読んでない^_^;)。実際の帝銀事件と比較してみると面白いかもしれません。まあ、文庫としてはちょっと高いですが。
それにしてもロス疑惑は懐かしいですね。
by ゆーじあむ (2005-10-08 14:25)