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ブルームーン [天文]

一日ずれた話題になってしまいましたが、6月30日の満月は俗に『ブールームーン』と呼ばれるものでした。
俗にと書いたことでお分かりかと思いますが、天文用語では有りません
月の満ち欠けは30日弱の周期で行われます。1ヶ月はおおよそ30日前後。6月は1日が満月だった為、1月の内で満月が2度来ることになりました。これだけだと何か大した事無いと思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、実は3年周期もしくは5年周期に1度の現象との事。2月に至っては全く無いということになります。
おまけに月の満ち欠けは夜になる時間などのズレ(時差等)によって、地域によってズレが有りますから、世界全国で起こる現象でも有りません。

実際、大気の塵等の現象(火山の噴火灰など)の影響で本当に月が青く見えたことも有り、辞典などで『ブールームーン』と引くとこちらしか書かれていなかったりしますが。

どちらにしても、「極めて稀なこと」「決してあり得ないこと」「特別なこと」「めったに起こらないような珍しい出来事」の慣用句として使われるほど珍しい現象には違いなく…。

そう思って見ていると、ただの満月が神秘的に見えてくるから不思議です。元々、月は人に色々な想像力を書き立てるのか伝説が多いですけど。「『ブールームーン』に願い事をすると叶う」なんていう説も有るみたいで…。ありがちな話ですけどね。

しかし分かっていたけれど、満月って明るいですよね。「天体観測には向かない」とかえって星ファンには嫌われ者だったりしますけど。我が家は元々、星を見るのに適した場所ではなく、空が澄んで一等星の多い冬の空でもオリオン座と冬の大三角ぐらいしか見えなかったりするんですが…。昨日なんて月の他には木星しか見えませんでしたもの。『ブールームーン』の日じゃなかったら文句言ってたかも。ごめんね、お月さん。これから大事に見るね。


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コメント 2

しまったっ!見逃したと思ってましたら載せていただいたのでとっても嬉しいです。ありがとうございます。きれいですね。
by (2007-07-03 21:18) 

ミカリン

携帯写真なので画像が荒くてごめんなさい。次は2010年のようですね。
by ミカリン (2007-07-03 21:37) 

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