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祝優勝台湾弦楽四重奏団! [弦楽四重奏]

第10回ロンドン国際弦楽四重奏コンクールの結果です。

優勝:フォルモサQ
第2位:サッコーニQ
第3位:ツェムリンスキーQ
特別賞:サッコーニQ

以上です。写真は、結果発表後、ウィグモアホールの舞台上で運営委員長アブラハム氏と一緒に並ぶ台湾弦楽四重奏団の面々。

ヴァイオリンふたりはタイワニーズ・アメリカンで、ヴィオラとチェロは台湾の留学生。マールボロ音楽祭で知り合って、結成された団体です。前々回バンフ優勝のダイダロスQと素性が似てますね。
今はもう滅茶苦茶眠いので、コメントはなし。ちょっとだけ触れておくと、フォルモサQのヴァイオリンのヨーゼフ・リン君は、昨年11月にトッパンホールで岩崎淑さんの「ミュージック・イン・スタイル」のために来日し弾いてますし、王子でリサイタルもしてますね。一昨年にはNJPでアルミンクとも共演もしている。日響のマネージャーOさん(先日の横浜指定管理者選定の公開ヒアリングで夢を語りまくった方)が力を入れているアーティストで、日本でもお馴染みの名前かも。
室内楽奏者としては、マールボロと仲間達の北米ツアーでも盛んに名前を見る人ですし。ただし、本日のドビュッシーでは第2ヴァイオリン弾いてます。

なお、ロンドン時間の水曜日午後7時過ぎ、日本時間の木曜日午前3時過ぎに、BBC3で本日の演奏が放送されます。インターネット放送もあるはずです。http://www.bbc.co.uk/radio3/performanceon3/pip/79jkg/
フォルモサQのラヴェルは、絶対に聴くべし。終楽章の大波に翻弄されるような高揚感は、ちょっとないよ。本日の演奏、どの団体も失敗はなく、珍しいほどの質の高さで終わりました。もとペンギンも、まあ、これで良かったでしょう。


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