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SFA充実のコンセプトアルバム・SUPER FURRY ANIMALS/ヘイ・ヴィーナス! [音楽感想]

スーパーファリーアニマルズ / Hey Venus!

Hey Venus!

Hey Venus!

  • アーティスト: Super Furry Animals
  • 出版社/メーカー: Rough Trade
  • 発売日: 2008/01/22
  • メディア: CD

SFAのラフトレ移籍第一弾(8作目)は、ある少女の成長を描いた
コンセプトアルバムの前編。

ドリーミーな前作はファンの間で評価が分かれましたが、
その点本作は、心配無用。
ファンの心もガッチリ掴んでいます。
それもそのはず、SFAらしいサイケデリックなポップロックが満載!
何と言っても曲のできがいい!
ほとんどの曲が、伸びやかで惹きつけられるシングル向ばかり。
それでいてトータルアルバムらしい起伏がある。

難は以下の3点。
1.完成度が高すぎるのか、スリリングさに欠けるなあ。
 安定しすぎてて、なんか物足りない。
2.アルバム全体に起伏はあるものの、
 楽器や曲調などが、もう少しバラエティに富んでほしかった。
3.アルバム全体で少女の成長を描いているとので、どんなストーリーか
 楽しみだったのだが、対訳読んでもチンプンカンプン。
 もう少し分かり易くしてほしかった。

アートワークは、日本のアンディ・ウォーホール・田名綱敬一が担当。
インパクト強烈!
評価も高いのだけど、我が音楽的師匠・NOBU師に言わせると・・・
「最悪ぢゃ!」
「こんな筋肉マンもどきを見せるでない!」
とのこと。
まあまあ面白いと思うんだけどなあ。
・・・賛否両論ってトコ?

個人的価値価格1000円。
全体として、まずまず。

↓「Show Your Hand」

↓「Runaway」


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