SSブログ

夢幻インディーズポップの心意気・マホガニー/コネクティビティー! [音楽感想]

CONNECTIVITY! / MAHOGANY
Connectivity!

Connectivity!

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Track & Field
  • 発売日: 2007/06/11
  • メディア: CD

New Yorkのバンド・MAHOGANYの2ndアルバム。
タワーレコードのオフィシャル推薦アルバムに指定されています(2007/07/14)が、
その他多くのショップでも、プッシュ状態。
ウリ文句に「BIRD & BEEファン向け」などと書かれることを、よく見かけます。
ほほー、BIRD & BEEですか~。
今年の私的ベスト新人のBIRD & BEEですか~。
そんなら是非、聴いてみよう!と、即買!

聴いた結果、確かにいいですね~。
でも「BIRD AND BEEファンに超オススメ!」的なウリ文句には、少々疑問。
両者に共通しているのは、浮遊感のあるサウンドと、なごみ系とも言える女性ヴォーカルあたり。
BIRD & BEEは、カンタベリーやジャズ的な流れを汲む上品にして洗礼されたポップス色が強く、
一方、MAHOGANYは、80sニューウェーブ要素をがっつり取込んだ夢幻インディーズポップがサウンドの魅力。つまり両者が似ているのは、およそ表面的な部分で、その本質は随分と違うと思います。

それにこの女性ヴォーカルは、コクトーツィンズの方に遥かに似ています。
曲によっては、そっくりさん~。
アレンジまで、よく似た曲もあったりで、これはもう確信犯?
他に80sNW系ゴスビートやら、シューゲイザーやらで、最初のうちはコラージュ的な作品という印象。

では、ただのコラージュ駄作かっていうと、さにあらず。
既存の音をうまく組み合わせ、彼ら独自の音も注入し、全体でまったく違った趣の曲に仕立てています。
曲調は、C.ツィンズに比べ、もっとダンサンブルで、奔放で、人懐っこくて、そして妖しい~。
Siouxsie & The Bansheesあたりにも、近い。

個人的価値価格 2200円。
なかなかいいけど、私の中では Birds & Beeよりは落ちるなあ。
今の所、日本版の発売予定はなし。
日本での知名度はまだまだ低いけど、もっと人気が出るべきバンドです。

蛇足ですが、ヴォーカルは、男性+女性の二人が担当してます。
メンバーは、8人と最近はやり(?)の大所帯バンドです。

・・・今回は、フツーにレビューしましたが、なーんか物足りないなあ。

Neo-Plastic Boogie-Woogie


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。