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D.シルビアンの新ユニット・NINE HORSES/スノー・ボーン・ソロウ [音楽感想]



 デヴィッド・シルヴィアンによる新ユニット「ナイン・ホーセス」の1stアルバム「スノー・ボーン・ソロウ」。 音響色が強かった前ソロ作「ブレミッシュ」より、よっぽどシルヴィアンらしい作品で、往年のファンからも歓迎状態です。どーも前作「ブレミッシュ」は、評論家筋の評価は高いものの、とっつきにくかったファンが多かったようですね。
 全体にシルヴィアンの1stアルバム「ブリリアント・ツリー」を髣髴させるJazzyな雰囲気ですが、本作には生演奏を聞いているかのような温もりや質感を感じます。シルヴィアン節ともいえる独特のヴォーカルが全面に冴えわたっており、たっぷりと浸れる点もファンにはうれしい所。Jazz要素以外にエレクトロニカな曲もあったり、ロック色が強かったりと色々ありますが、中でもシルヴィアン史上初(?)の女性コーラスとの絡み--スティーナ・ノルデンスタムの美しいウィースパー・ヴォイス--は、特筆です。
 参加ミュージシャンには坂本龍一、デザイナーにユカフジイなど。歌詞には、自身の苦悩や世界情勢など社会的な内容が書かれているそうです。
好みの曲は、
Wonderful World ・・・「わんだほぉ~わ~るど」と歌ってる割にには、ちっとも楽しそうには聞こえませんね~。でもシルヴィアン節は堪能できます。
エレクトロニカで幻想的な「Snow Borne Sorrow 」は、一番のお気に入り!
個人的価値価格1400円。
一般のファンの方とはどうも逆みたいですが、私は「ブレミッシュ」の方が好みですね。


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かたちんば

私のかたちんばなサイトにコメントありがとうございます。

すごい色んな音楽のあるジャングルみたいなサイトですね。すごいな。
いろいろ見る中では、やっぱり自分はシルヴィアンさまのところに来てしまうのです。

ブレミッシュはコンサートも行ったし、アルバムには、エレクトロニカへの接近に結構驚いたとこありました。
実は、偶然、コンサート、最前列の真ん中で、初めて間近にシルヴィアンさまとジャンセンくんを見ることが出来ました。

NINE HORSESもいいですが、僕もブレミッシュの方が好きです。
by かたちんば (2007-05-21 20:47) 

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