「一文」でねぎま鍋 [呑んだり食べたり(郷土料理&お鍋)]
仕事納めの飲み会と称して浅草「一文本店」へ。
国際通りと言問通りがぶつかる辺りの裏道にひっそり佇むお店。 つくばエキスプレス浅草駅から徒歩3分。銀座線田原町駅からは徒歩7分。
水車などが置いてある風情ある店内の小上がり席へ。 囲炉裏(置いてあるのは鍋用ガスコンロ)やアンティーク家具が置いてある。
最初に木札(1文=100円で換算)を購入。 注文の品がくる度に木札で支払うシステム。
まずは田酒を冷酒でいただく。芳醇美味。
つき出しは玉子豆腐とイクラ。七文。
大豆の香り高いざる豆腐は塩で。五文。
田酒の次は高清水の熱燗。辛口美味。お陰でつまみがどんどん進みます。
とろ馬刺し。八文。すごい霜降り。
そしてメインの「ねぎま鍋」。4人前で六十文。
本マグロのカマトロを甘めの出汁でさっと煮ていただく。 マグロの脂が口の中でふわ~っととろけてウマーイ。 一緒に煮る千住葱も外がシャキシャキ、内がとろ~りで美味。 この店名物というのも納得の味。
くじらベーコン。二十五文。 桜のチップでスモークしたベーコンは昔見た記憶の中の「縁が真っ赤なベーコン」と 似て非なるものだった。他のメニューより割高だが、日本酒との相性は◎。
他に、サラダと釜炊きご飯(しらす、昆布、高菜付)を食べて沢山飲んで一人5000円弱。
冬はやっぱり鍋だな~。
おもしろいシステムのお店ですね。
木札っていうの、ほんとに木の札なんですかー?
見てみたかったな~。
ねぎま鍋がおいしそうです!
by Kayoko (2005-12-30 17:41)
>mimikoさん、木札は本当に木で出来ています。金額によって大きさが違い、墨汁で金額が書かれています。ずっと使っているらしくかなり年季が入っています。買った木札を大きな枡に入れて席に置き、料理を運んでくる度に店員さんが料金分の木札を持っていくシステムで結構風情がありますよ。
by うつぼ (2005-12-30 19:42)