「~ゴール指向による!!~システム要求管理技法」 [提案・要件開発]
最近の要求開発(要求定義)では、そのプロジェクトが目指すゴール(真にやりたいことはなにか)をまず明確に、という動きが体勢を占めています。これは顧客から出てくる数多くの要望がそのゴールに沿っているかどうか、沿っていないなら要望を採用しないなどの対応をしなければ、開発規模は膨らむばかりで、顧客満足度は逆に低くなっていくということから考えられたものです。
「~ゴール指向による!!~システム要求管理技法」はそういった要求開発(要求定義)をゴールとはどういったものなのか、ゴールの決め方は、といったところをはっきりとさせる方法が書かれています。
とはいえ、かなり理論派の本。ここまで理論を中心に書かなくても・・・、と現場の人間的には思ってしまいました。
最近の本ではゴール指向を考えていない本は少ないので、内容的には65点というところでしょうか。高度過ぎて疲れました。
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