CLANNAD 第14話『Theory of Everything』 [アニメ]
今回の熊ぬいぐるみは、原作のとみルートでも屈指の感動シーン。
というより、ここ以外は良い場所が無いという意味では駄目シナリオとも言えるw
ここに来るまでの日常パートはアクビを噛み殺して別の意味で泣けていたのとみ。
そんなのとみを京アニはエロ可愛いさで魅力増量してくれたので期待せざるを得ません。
で最後まで見て原作既プレイな自分にとっては原作の記憶が脳内変換され感動しました。
しかし、改めて二度目を見直すと原作を知らない人には微妙だったのでは?と。
ラストシーンをTV画面をろくに見ずに、パブロフの犬状態で原作脳内変換してたせいで感動してたようにも思えます。
原作未プレイの方にも感動を共感して貰いたいので補足を。
ことみルートの肝は両親がことみを愛していたという家族愛でしょう。
『ことみ』という名前は
二人が死の直前、残さ無ければならない論文等を投げ捨てて、熊人形を詰めた事。
最後に自分達が娘にしてあげられる事と悟り、自分では無く、そのアタッシュケースを守った事。
コレだけでも熊人形渡しの深さが分かって頂けるのでは?
そして、多くの人々によって手渡されたアタッシュケースの意味。
シゴフミではないけど、『愛する者を残して死んだ者が伝えたかった純粋な想いの重さ』というのをバトンを渡された人々が感じとったのでは?
父親の遺書にも『世界は美しい』的な智代アフターで言いそうな感じの部分もありました。
智代アフターをやっている身では、ああいう所も弱いですねw
今回、補足しなければ何だアレ?になったのも尺が足りないせい。
余計な日常パートをダラダラやり過ぎからでしょう。
最後なんかも、
『ガチャ』
ことみ扉を開ける
朋也達『おめ』
ヴァイオリン引換券を渡す
ことみ『あり』
引換券を受け取る
満面の笑顔のことみ
で30秒に纏めれそうですしね。
ここで、ことみの鞄が何人の手に渡って運ばれたのかについての検証をしようと思います。
『スモールワールド問題』という大変興味深い実験をした論文があります。
1967年に社会学者のスタンリー・ミルグラムが発表した物ですが、まったく無作為に選んだ300人の人間に手紙を出して、面識の無いある特定の人間に対して、詳しい住所(街の名前は知らせる)を知らせず親しい人間を介して手紙を伝達して欲しいという社会実験をしたところ、平均5.5人を経てそれらの手紙が確実に相手に届いたという結果になりました。
実験と状況は異なりますが、案外少人数間での受け渡し(下手すると本当に画面に出てた人数だけw)だったのかもしれませんね。
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