ef - a tale of memories. 第9話『forget me not』

ついにみやこの反撃開始。

まだまだ消えてない99みやこは自分を誰かの中から消す事を極端に嫌いますね。
こうなると広野が好きとかいう恋愛感情より自分を消されたくないのに必死なだけか？
独身OLが独りで居るのは嫌だから惰性で合コンで知り合った彼氏と付き合ってるような物なんですかね？

しかし躰を使って落とすみやこに誘惑に負ける広野。
これって一番別れそうなカップリングじゃないですかね？
何せ、女は男自身を見ている訳では無くて、たまたま自分に接して来ただけの男に依存しているだけですからね。
男の方は『一番無かった事にしたい事実』なんて言っている位で、女を好きになる理由が躰以外は見当たりませんw
強いて言えば景の重さか?
これは景と広野ENDの為にみやこが当て馬になったとしか…。
今回の景ENDが『euphoric field』のCMと重なるし、サブタイ頭文字から見てこの曲は何か意味がありそだし。

景にとっては、とんだ災難でしょうね。
妹の眼と記憶を代償として得たお兄ちゃんなのですから。
前回『届かせない』とみやこにシャワーを浴びた格好で言いましたが、実はアレは描写こそないですが事後で、その事により確信を得ていたとしたら…。
広野、最悪ですw
みやこが前回の景の格好と台詞から勘違いして、今回は二度と消されないように自分も躰を…
という事かな？

もう一組の方は、もっと大変な事に…。
どうやら千尋は再び蓮治を愛する事が出来たようです。
リセットした当の本人は、それで良いのかもしれません。
しかし蓮治にとっては千尋Bです。
『そんな訳が無い』とは言っていますが千尋Aは蓮治にとって死んだのです。
火村がリセット後に言った引き返す忠告が、この段階で蓮治にもハッキリと理解出来る痛みで伝わります。
彼はこの先も何度も千尋の死に立ち合わなければならず、どちらかが死ぬまで苦しみ続けなければならないのでしょうか？
リセットされない期間が長ければ長いほど、後になればなるほど蓮治の心は千尋から離れていくのではないでしょうか？
蓮治が死んでいった千尋だった記憶と共に絵の中へ逃げ出さなければ良いのですが…

正直、どちらの組もハッピーエンドにならない予感がします。
曲芸の水夏のような何とも言えない鬱な感じに期待するような、それは嫌なような自分でした。

ef - a tale of memories.の過去の感想は こちら

ef - the first tale.

• 出版社/メーカー: minori
• 発売日: 2006/12/22
• メディア: ソフトウェア