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アロウズのシャーシに合うエンジン [F1]

2006年シーズンに向けてテストが始まる。
この時期は新シャーシに搭載されるパーツのテストなどを行うため
2005年仕様と2006年仕様が混じった、ハイブリッドカーになることが多い。
2006年からエンジンのレギュレーションが変更されたため、
エンジンの実車搭載テストのため、V8エンジンが揃うはずなのだが、
ルノーはしばらくV10でのテストとなるらしい。
それはハイブリッドカーを作るためにリソースが奪われてしまうから、
とルノーは説明している。

今やエンジンはシャーシの一部であり、エンジンのサイズが変われば
車体の全長、すなわちホイールベースが変わってしまうことにつながる。
スペーサーを入れるのは無駄になるし重量バランスも崩れてしまう。
ハイブリッドといっても、それらを解決し、比較テストが出来るところまで
車を仕上げ、その上で2006年用の要素テストを行うのは確かに大変だ。

スーパーアグリF1は4年落ちのアロウズシャーシを手に入れたらしい。
ポール・ストッダートはアロウズ(A23)の製造済みシャーシを5台持っていたという。
必死にやっているのは2002年仕様と2006年仕様のハイブリッドカーを作る事なのだろう。
2005年からのフロントウィング最低地上高など 20%の空力ダウンへの対応、
2006年からのかっこ悪いダブルリアウィングへの対応など、対応項目は数多い。
しかもベースシャーシは、2003年仕様のミナルディよりも早くない程度だと言う。

さて、ホンダが全面バックアップすると言ったのはエンジン面だ。
おそらくホンダ製のトランスミッションもセットだろう。
そしてシャーシとエンジンの”隙間のまったく無い”マウント技術も提供されることだろう。
どうせ全然良くないんだから!って開き直って V8エンジンを搭載するか、
それともV10エンジンをスーパーアグリ仕様を供給するか。

おそらくV10ならばワークス供給ではなく、無限ブランドで供給すると思う。
そしてそのほうが、童夢との相性も良い。
亜久里、無限、童夢。チーム名に日本語が揃ったほうがいいと思いません?


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