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「オペラ座の怪人」:古典を古典として [映画]

 今日は朝から喉が痛くて声が出にくくて、まずいかなとも思ったのですが、思い切って映画「オペラ座の怪人」を見に行ってきました。面白かったです(というか泣ける系ですね)。レディスデーでもありましたが圧倒的に女性比率が高くて、終盤になるとすすり泣きの声があちこちから。帰りに売店を見るとサントラとパンフレットが売り切れていました。ディープなマニアが付く系の映画と見ましたですよ。
 ミュージカル映画なのですが、お芝居の部分が少なくて歌がどんどんつながっていく感じで、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」や「シカゴ」などのように、芝居パートとミュージカルパートをはっきり分けてミュージカルパートにミュージカルである理由付けをしているような今風のものとは一線を画した、いたって古典的な作りのミュージカルという気がします(まあ、そもそも古典なわけですが)。話もシンプルな筋書きをゆっくりじっくり進行させていく感じで、やっぱり古典だなと。古い作品を現代風にアレンジしようとするのではなく、古典であることのよさをしっかり引き出す方向で作られた映画という感想です。ファントムも子爵もいい男だったし、ヒロインはハリウッド映画の主流とはちょっと違った感じの美人さんで、歌声は綺麗で荘厳で浸れて、幸せな時間を過ごせました。
 それはそうと、私は「古典」って書きすぎですよ。ひねりがないよ。実はやっぱり帰宅してからだるくてだるくて、風邪引いたんです。自業自得ですよ。

公式サイト:http://www.opera-movie.jp/

オペラ座の怪人 コレクターズ・エディション (初回限定生産)

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  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2005/08/26
  • メディア: DVD


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