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「ハウルの動く城」:少女漫画か少年漫画か [映画]

 「混んでいそう」という先入観でなんとなく先延ばしにしていたんですけど、なんとか年内に行けてよかったです。いくつか噂は漏れ聞こえてはいたんですけど、以下雑感。

・ハウル役の木村拓哉さんの声は、どーしても木村さんに聞こえなかった。わざと目を閉じて聞いてみたりもしたんですが、宮崎アニメによくある主役男性の声にしか聞こえなかった。とはいえ私は声優さんの聞き分けとかとても苦手なんですけどね。なお演技自体は上手かったと思います。
・ストーリーは説明不足などもあったけど、別に普通の説明不足だというか、エヴァから始まる不親切アニメ及び映画の系譜を考えれば、充分に脳内で補完して理解出来る範囲のような気がしました。が、それはそれで私も何かに毒されすぎかもしれません。
・というかストーリーが少女漫画的ラブロマンスだったことに驚きました。そのわりに、ソフィーの魅力は充分に表現されているのにハウルの魅力というかキャラクターは説明不足な感じがして、そこがちぐはぐかなと。少年漫画的恋愛ならそれでいいのでしょうが、少女漫画的には視点は少女にあるのだから男の子側の魅力がしっかり描かれてないとー。そのあたりで物語的カタルシスを損していると思います。でも、ハウルというキャラは好きですが。好きなだけにもっと描いて欲しかった(これってつまり、術中にはまっているのかも)。
・売店にグッズがいっぱいでわくわくしました。こういうのは買わなくてもとりあえず沢山あればあるだけ嬉しい人間だったりします。ハリーポッターなんかも多くて嬉しいですね。特にカルシファーの万年カレンダーが気に入りました。暖炉の前にある変なモアイ像みたいな彫像まで再現されていて、面白い。ただやっぱり実用性は薄そうだったので、断念。


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