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早速泥で汚していた@修理上がりの成層圏くん [ランチア・ストラトス]

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 6月半ばより、成層圏くんを車仲間(とこちらが思い込んでいただけ)の修理に預け、懸案だった水温上昇の問題を解決すべく、ウォーターポンプやサーモスタット周りの交換をメインにOHしてもらっていました。夏場はとにかくもの凄い車内温度になりますから、どうせ乗れませんので、ついでに運転席側も助手席側も破れていたシートもカバーを作り替えてもらい、さらにフロントノーズ周りの塗装のひび割れも解消すべく、部分塗装してもらいました。さらに、せっかくですから錆の出ていたヘッドランプの皿の部分の再メッキやヘッドライトスイッチ・コラムスイッチのOHもお願いしましたが、修理屋さんの提案でリアやフロントカウル内のハーネスを引き直すことになったり、水周りのパイプ類・燃料ホース等の交換、その他諸々の追加交換で、当初予定していた金額を大幅に上回る金額になってしまい、さすがに財政的に厳しい状況に陥りましたが、「どうせ後日やることなんだから…」と自らを納得させました。
 その修理が12日(金)に上がって約3ヶ月ぶりにストラトスが我が家に戻ってきましたが、13日(土)に最も気になっていた水温の上昇具合を確認すべく、丹沢方面に渋滞の中、気合で出向いてきました。
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 10時過ぎに家を出ましたら、首都高狩場線・永田IC入口辺りから下道も混んでいまして、国道1号に合流してもずっとノロノロ。保土ヶ谷BPは入口から渋滞で、上川井で下りてもしばらく渋滞。国道246号に入ってもずっと渋滞で、いい加減いやになって座間の方で右折し、県道を使って愛川方面を目指しました。かなり長いこと渋滞路を進みましたので、メーターパネルの水温計は以前と変わらず90℃を大幅に超えて下がる気配がありませんでした。正直言って、「これじゃなんのために高い値段を出して修理したのか分からない」と思いつつ、水温の上昇はポンプ回りではなく、ラジエーターや水路の目詰まり的なものなのかと思い、気分は晴れませんでしたね。
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 実は電動ファンのスイッチがこれまで手動でしたので、新たに自動スイッチの配線をお願いしておいたのですが、画像のようなデジタル水温計とスイッチを兼ねたものを付けて、センサーも別に取り付けられました。そのデジタル水温計では、渋滞路で最大97℃まで上がりましたが、その後渋滞路から山道に入って低いギアで坂を登っている時に画像のように101℃まで上昇しました。これが最高温度になりましたが、以前と異なるのはクーラントの噴き出しがほとんどなく、路面もオーバーフローした冷却液で緑に汚れることはありませんでした。とにかく半原から宮ヶ瀬に出て、早戸川方面に進んで水汲み場でしばらく涼んでいましたら、始動時にスターターがウンともスンとも言いません。ストラトスはこれまでスターターの空回りやリングギアに擦れてギーっと鳴くようなことがあったり、バッテリーが弱って、キーを捻っても最初だけグイッとなって力が出ずに回らないようなことはありましたが、こんな無反応はほとんどありませんでした。実は修理屋が乗って来る時にやはり無反応になったところ、クランクのプーリーを少し回したら始動したそうでしたが、ワテが5速に入れて車体を前に出して位置を変えてやっても無反応のまま。そりゃそうです、無反応と言うことは電気がスターターまで行ってない証拠ですもん。修理屋がクランクを少し回して掛かったのは、たまたま配線の接触がその際に何とかなっただけで、クランク(と言うかリングギアの位置)は関係ないでしょう。春に皆で出かけた帰りに、一度だけこうした「無反応」状態になりましたが、その際は修理屋がスターターの接点を抜いたり引いたりして接触不良を一時的に解消して事なきを得たことがありました。今回のOHではここをやってあるとのことで、問題ないものと思っていましたが、念のため平端子を抜いたり差したりしてキーを捻ると、しっかり通電してあっさりエンジン始動してくれました。どうも接点復活剤程度では良くならないみたいですね。ここも修理したと言っていたのに、いらない断熱材だけ汚らしく巻いたり接着したりしていましたが、配線はやってなかったです。
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 それにしても、山に入ったらまだマシでしたが、気温が28℃で車内は45℃です。風は心地良いはずなんですが、全く中に入ってこないので、渋滞時は本当に大変でした。それでも8月末から一気に涼しくなったのでまだ乗れるだけ良いですが、外気温が30℃を超えると、車内は本当に地獄ですからね~(;´д`)。
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 宮ヶ瀬でしばらくエンジンを冷やした後、ヤビツ峠を越えて伊勢原に南下しました。ヤビツではタイトな登り坂の路を2・3速で回して走りましたが、水温は走っている限りメーターパネルの水温計で90℃のところに、デジタル計で90℃未満で、一度も90℃を上回ることはなかったです。停まっている時にエンジンを掛けたままにしていると92℃になってましたが、走り始めると80℃台にしっかり落ちてくれます。以前は峠道で走っていると水温計が110℃程度(レッドゾーンが始まるところを120℃として、その少し手前)まで上がってしまいましたから、確実にこの点で向上していることを実感できました。あとは高速道路で3500rpm程度の一定スピードで水温が上がってしまう状況がどうなったのかをチェックしたいところですが、これは後日に回します。
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 ヤビツ峠を抜けて名古木方面に下りて行きますが、途中東に折れる道があって、その名も林道浅間山線と言います。しかし、この道は舗装林道だと聞いていましたので、これまで使いませんでしたが、大山方面に抜けられるので、入ってみることにしました。狭いながらも普通の舗装路で、景色も閉ざされているために面白味に欠けるのですが、途中で分岐があって、右はゲートで進めませんから自然と左に入ると、程なく画像のようなダートになりました。分岐のところに道標があって、そのまま進むと蓑毛バス停となっていたのですが、1kmちょっと進むとロープが張ってあって、進入禁止になってました。車を降りてしばらく歩いて進むと、道はまだまだずっと延びていますが、ナビの地図では表示されませんでしたね。とにかくここはUターンですが、途中ドロドロのところがあって、画像のようにすっかり汚れちゃいましたが、また泥を上塗りして戻ることになりました(^∇^)v
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 分岐まで戻ってゲートを確認すると、白銀林道と同じタイプのもので、施錠されていないやつでした。しっかり開け閉めして元に戻しておくことで通っても問題ないようで、実際入ってみると別の人が途中で止まって休んでいました。
 浅間山線を合計で15kmも走ったかどうかと言うところで、今度は阿夫利林道に抜けました。この道はかつては10kmのダートで、大山ケーブルを使わずに阿夫利神社の上社まで行ける道でした。そう言えばフル舗装されてからは一度も走ったことがないので、ちょっと奥まで行ってみることにしました。時間は5時半。6時頃にURAさんと落ち合ってお茶することにしてましたんで、さっさと走って戻らないといけませんが、神社から帰ってくる人達の車が数台あって、無理に飛ばすことはできませんね。でも、それなりにエンジンを回しましたが、水温はデジタル計で80℃台前半を維持してますから、問題なさそうですね。
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 これが阿夫利林道の最終地点にあるトンネルで、抜けると神社があります。なぜかこのトンネル内だけは未だに未舗装なんですよね。
 阿夫利林道は全10km程度で、大山ケーブル手前の店が並ぶ入口にある駐車場に出ます。ここから県道を南下して行けば国道246号線方面になりますが、思ったより距離があって、6時を過ぎてURAさんに連絡することになりました。しかも途中から大粒の雨が落ちてきまして、車内は蒸し蒸しです。仕方ないので濡れるのを覚悟で窓を開けていましたら、待ち合わせ場所のファミレスに到着する頃には雨は上がっていましたね。
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 URAさんはスマートでやってきました。これから夕食を取りつつぺちゃくちゃやって、気が付いたらいつの間にか11時過ぎ。面白おかしく話をしていると、時間の経過が分からなくなりますね(^∇^)v 結局家に戻ったのは12時半。ちょろっと行ってさっさと戻ってくるつもりが、何だかんだ言って14時間も外で過ごしちゃいました。しかも、OHから上がってきたばかりなのに、もうたっぷり泥まみれ。その上帰路ではヘッドランプの右側のバルブが逝っちゃいましたが、日曜日に洗車をしつつ、カーショップに行ってH1バルブを複数買っておいて、交換しておきました。さて、残りは高速道路の長距離走行時の水温上昇の度合いを確認ですが、こちらは後日レポをアップしましょう!

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ヒロッキー

みんからでもコメントしましたが,ご無沙汰しております。
最近は涼しくなって,成層圏くんもやっと乗れるようになったのでは,
と思っていましたが,車内の温度が45度ですか!
トプさんは,以前からストイックな方だとお見受けしておりましたが,
思った通りです(笑)
しかし,懸案の水温が改善されたのは,朗報ですね。
他人事ながら,隠れランチアフリークの私としては,成層圏くんには,いつまでも元気に走り続けてほしいです。
そういえば,ご無沙汰していた間に変わった,私の連絡先をみんからのメッセージにお送りしますので,機会があれば,走りと釣りのご指南をよろしくお願い致します。
釣りは道具選びからの本当の初心者ですが(笑)

by ヒロッキー (2014-09-16 17:33) 

shun&spitfire4

ようやくストラトスの復活ですねぇ~♪
水温の方もメーター読みでは、高めになっていても実際に水は吹き出すこともないようなので、良いんじゃないですか。
センサーを引いてくる場所によってメーターの数字なんてかなり変わってしまいますからねぇ~

私のSpitの方は、もう少し時間がかかりそうです。
by shun&spitfire4 (2014-09-16 18:51) 

トプ・ガバチョ

>ヒロッキーさん、オヒサです!
このところの涼しい気温でも、車内は45度ですよ~。
まあ、アレくらいが限界ですね(^∇^)。
水温の確認はやはり以前と同じ元から付いている水温計で比較するのが一番ですが、それからすれば果たして良くなっているのかどうかはどうもよく分かりません。
でも、クーラントのサブタンクを確認しても、水が減ってないので、噴き出しはないようでホッとしてます。
今年の春と言うより、去年の春頃に戻った感じかな。
あの頃も水温計は上がりましたがオーバーフローするほどじゃなかったですからね。
4年前はもっと簡単に水温計の針が下がっていたので、その記憶からすると直ったとは言い難いんですけどね。
釣りはルアーでもフライでも1万円で道具を揃えられますよ。
それを使って渓流の管理釣り場でマス釣りからやってみると面白いですよ。
by トプ・ガバチョ (2014-09-16 19:06) 

トプ・ガバチョ

>shunさん、こんばんは~!
まぁ、実際にはどちらのメーターを信頼すればいいのか分かりませんが、水の噴き出しは見られませんでしたから、向上しているのは実感できました。
特に、一旦冷えてからの峠道での低いギアの走行では、スピードがせいぜい4-50km/hですから、風は高速で走っている時みたいに勢い良くラジエーターに送り込めないものの、水温は従来のメーターでも90度ラインから上には上がりませんでした。
とにかく渋滞は何をしてもダメですね~。
ちなみに、新しいメーターのセンサーは、ラジエーターから送られてきたクーラントがエンジンに送り込まれるところの逆Y字の金属パイプにワイヤーハーネスみたいなものが貼り付けられていました。
茶色っぽいパテのようなものが盛られていましたが、パイプに穴を開けてセンサーの先端をきちんとクーラントに浸かるようにしているのかな?
もし、金属の表面に温度センサーをただ付けただけですと、水温と言う意味での信頼性はイマイチになりますから、今のところ従来のメーターとデジタル計の中間と考えていれば良いかなと思ってます。
紺スピ号もかなり長引きますね。
早いところトコトコ走りに行きたいですね(^∇^)v
by トプ・ガバチョ (2014-09-16 19:19) 

あさみ

こんにちは
ストラトス、復活おめでとうございます!
本調子までは、もう少し、様子見ですかね?

復活そうそう、泥だらけにしちゃうのは、トプ・ガバチョさんらしいですね!(笑)
by あさみ (2014-09-18 11:39) 

トプ・ガバチョ

>あさみさん、こんにちは!
一応、普通に走る分には問題はなさそうですが、渋滞路が続くとちょっと厳しいですね。
ただ、沸騰してオーバーフローでクーラントを撒き散らすことはほぼなくなりましたんで、やはりサーモスタットの交換はそれなりに成果があったと思いますね。
本当は走りに行きつつ釣りをしようと思ってましたが、とにかく大渋滞で時間が作れなかったです(;´д`)。
15日は高速走行チェック&釣りをしましたよ~(^∇^)v
by トプ・ガバチョ (2014-09-18 22:40) 

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