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「涼宮ハルヒの憂鬱」がもしスペオペだったら・・・130 [涼宮ハルヒのスペオペ!?]

「涼宮ハルヒの憂鬱」がもしスペオペだったら・・・129

 最近は忙しく、更新が遅れてすいません(^-^;

 『駆逐艦空母 「憂鬱」』、カッコ、仮名、カッコ閉じぃの、俺たちの艦はどうにか、『リーブスター』の衛星軌道上に着いたのはいいのだが、すでに軌道上は艦で埋め尽くされていた。

他の連中もそろそろここに集まって来た様だ、しかし俺たちの艦は異彩を放っていた。

それも、そうだろう推進機関が故障した、空母を回収し、『憂鬱』の船尾に装着して、『リーブスター』に運んで来たのだから当然のことである。

 ちなみに『空母』は、輸送機に近い物で戦闘機が5機を搭載できる代物で正式名称は『超軽量級空母 「倦怠」』と言う。

 最大乗員数は8名で規模からいえば、俺たちの『憂鬱』と大差がない、先ほど知ったことだがこの空母は駆逐艦に最初から装着できるように造られていたようだ。

 「しかしまぁ、『憂鬱』に装着できなければここまで1隻の艦でここまで運ぶことは不可能だったろう」
 「キョン、さっきから何をごちゃごちゃ言ってるの?そろそろ『リーブスター』に着くわよ、みくるちゃん、旗艦に連絡取って」
 
 「あ、はい」

メインモニターに岡部大尉が映しだされた。 

 『ご苦労さん』
 「はっ!」ハルヒは敬礼し、こう続けた。
 「岡部大尉、わたしたちはこのままドックに向かってもいいでしょうか?」
 『そのまま、ドックに向かってくれ、それと『憂鬱』から『倦怠』を脱着しなくてもいいぞ、後で見学用につかう』

岡部大尉からの通信が切れた。

どうやら、『リーブスター』の北方面軍高等士官学校と桜ヶ丘航宙学校それに虎ノ門航宙学校との3校合同研修で駆逐艦と空母の装着実習もあるようだ。

 研修中にシャミセンがしゃべると厄介だ、交通事故で亡くなった博士の遺品、翻訳首輪をそろそろつけた方がよさそうだ。

 「おい、シャミセン」

先ほどから長門の肩にいるシャミセンに声をかけた。

 「もう夏毛に変わっている、外出はOKのはずだ」
 「そうじゃない、これつけろ」
 「首輪だと!それはあまり好きではない」
 「お前の為だ、それにこれはダミーだ、お前が話してもこの首輪をつけていると怪しまれない」
 「しかたあるまい」

シャミセンは長門の方からジャンプをして俺の膝に乗っかったので首輪をつけてやった。
 
 「大丈夫か、苦しくないか?」
 「問題ない」

 「似合うじゃない、こっちおいで」

ハルヒの呼びかけに応じるようにシャミセンはハルヒの所へ行くと尽かさず喉をなぜられ、シャミセンはごろごろと鳴く、こうして見るとふつうの猫なんだがな。

 「あっ、そうだわ!」

ハルヒは眼をキラッ、キラッさせていた、ハルヒがこういう眼をするとろくなことはない。

 「シャミセン、あの子たちにあいさつしておいで」
 「おい、ハルヒッ!何を言ってるんだ、シャミセンが話したらまずいだろ」
 「何、言ってるの、もうこの首輪つけているんだから、大丈夫でしょ、いちいち心配してたら体がもたないわよ」

まぁ、いいか・・・シャミセンは『倦怠』に向かった。

今日はこの辺で・・・・


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コメント 2

愛輝

シャミが喋るのが違和感ないアイテム。
いいなあ、実際にあったら凄い発明ですよねーw

(>Ψ<)σ<nice!
by 愛輝 (2011-04-16 10:53) 

tonta

愛輝さん

コメントありがとうございます(^-^)

>シャミが喋るのが・・・

やっぱり、SFは猫がしゃべらないと(^-)b

by tonta (2011-04-20 19:42) 

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