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「涼宮ハルヒの憂鬱」がもしスペオペだったら・・・120 [涼宮ハルヒのスペオペ!?]

「涼宮ハルヒの憂鬱」がもしスペオペだったら・・・119


今週もアップします、宜しくお願い申し上げます(^-^;

 15:46

 長門がいきなり右手人差し指で前方を指した。

先ほど俺は学習した、また、いきなり変なところへほうりだされたら、かなわない、心の準備が必要だ。
 「長門、ちょっと待て、何をする」  「何も・・・お出まし・・・」
その時だった、俺は前にも、ましてとんでもない光景を眼のあたりにした。

長門が指した方向の壁に亀裂が生じ、壁が崩れ落ちるとその向こうはまぶしい光が充満していた。

そのまぶしい光の中から突き抜ける様に、円柱状の両腕が現れると、崩れた壁の淵つかみ、ブチ柄の両腕に引き寄せらた体はスモックに覆われていたが、強引に侵入した来たことだけはわかった。

 『ふもっふ!』

 「なんですとーっ!」   「明確な敵意を感じます」

長門と古泉は自分を守る術を持っているようだ、俺と朝比奈さんは安心できない・・・・やっぱり、銃ぐらいは持ってくるべきだったと後悔しても、もう遅い・・・
 「朝比奈さん・・・対消滅ガンとか持っていませんか?」
 「ここでは、未来の武器使用は厳禁です」

スモックが消えた時、全体像を表した、それはずん胴な体に大きな丸い耳の付いた頭が乗っており、頭頂部には緑色のテンガロンハットをかぶっていた。

 「何なんだこれは?」
 「軍標準のパワードスーツでしょう、でも大きさから見ると以前、貴族区で見た乗用ロボットに近いものですね」
 「それはわかっている、そんなことはいい・・・・」   「この空間の創造主・・・・」
 
 「まさか、これもハルヒの仕業か?」   「原因は別、でも発端は彼女・・・」
 「ここでは僕の力も不完全ながら、有効かされる様ですね、威力は閉鎖空間の10の1ですが・・・」
古泉の手にはファイヤーボールの様な光球が出現していた。
 「それより、長門よ、ヤツの正体は何だ?」

 「情報生命体の亜種、ココにある思念を利用し、存在確立をアップしている」
 「それではこれを倒せば異空間が崩壊し、封印された扉が開く訳ですね」  「その通り・・・」
 「それならことは簡単です、直ぐにすみますよ」  「さっさとやれ」
 「了解しました」

古泉は手にあった、光球を上に投げるとバレーのサーブを打つように飛び上がり、光球を叩いた。

 「すんっ、もっぐっ!」

ヤツにめがけて飛んで行った光球はヤツを捉えたと思ったが、ヤツはひるむが、ダメージはそれほど無いように見えた。
ヤツは体制を整えると今度は長門にタックルを仕掛けて来た。
長門は理解できない言語を唱える、ヤツと長門の間に見えない壁が生じ、ヤツは吹っ飛ばされ、空中に舞った、古泉がこの瞬間を見逃す訳は無く、無防備になったヤツに古泉は掛け声と共に再度、光球を放った。

 「セカンド・レイド!」

2回目の攻撃は確実にヤツを捉え、見事、クリティカルヒットし、ヤツは吹っ飛び、霧の様に消えた。

 「終わりですか?」

古泉の問いに長門はコクリと頷き答えると何時の間か、異空間は消え去り、俺たちは元の研究室前に居た、ふと入口扉の上に視線を移すとそこには、『TuruyaKobuki 合同ラボ』と書いてあった。

俺は先ほど解析室にあった、小窓に視線を感じ、そちらを見たが誰も居なかった・・・


今日はこの辺で・・・

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toshi

いつもご訪問ありがとうございます。
by toshi (2010-11-29 20:57) 

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