- SOS団株式会社!? 第7話
- 涼宮ハルヒのスぺオペ!?(前史編)
- 涼宮ハルヒのスぺオペ!?(帝国誕生編)
- 涼宮ハルヒのスぺオペ!?(1か月前 その1)
- 涼宮ハルヒのスぺオペ!?(1か月前 その2)
- 涼宮ハルヒのスぺオペ!?(1か月前 その3)
- 涼宮ハルヒのスぺオペ!?(プロローグ)
- 涼宮ハルヒのスぺオペ!?(本編)
- 涼宮ハルヒのスペオペ外伝!?(けいおん!編)
「涼宮ハルヒの憂鬱」がもしスペオペだったら・・・75 [涼宮ハルヒのスペオペ!?]
「涼宮ハルヒの憂鬱」がもしスペオペだったら・・・74
今週もアップします、宜しくお願いいたします。(^-^;
バルコニーを出ると、外はもうどっぷりと日が暮れており、もう夜となっていた。
この惑星の衛星軌道上に2つの衛星がある様で夜空を見上げると2つの月があった。
大気圏内から見る月は写真でしか見たことが無かったが実際にこうして地上から見てみるとコロニーからみる月とは違っていてとても綺麗だった。
涼宮はバルコニーの手すりに腕を乗せてものおもいにふける様に夜空を見上げていた。
「涼宮、今日は一体どうしたんだ?」 「キョン、いたの」 涼宮はこちらを向いて言った。
「ここに居ちゃわるいのか?」 「別にいいけど・・・」とそう言うとまた涼宮が夜空を見上げた。
夜、宮廷のバルコニーでお姫様と会話するってのはセレブ的青春ストーリーの憧れである。
俺もそれを夢に見ていないことはなかったが・・・って言うか、今実際にそれをしている訳なんだが、ちーっとも嬉しくないのはなぜだろう、なぜだろうか
「キョン、自分がちっぽけな存在って思ったことがない?」
「んっ・・・・」
「あたしが小等士官学校にいた時の話なんだけれどね」
「小等士官学校の生活はそれなりにクラスの友達とは仲良くてとても楽しかったわ」
「6年の時ね、ひょんなことから、あたしの紋章がクラスメイト達にばれてしまってのよ」
「ばれたその日に今まで仲良くしていたお友達やクラスメイト達が急に手のひらを返したようにあたしをお姫様扱い」
「最初、どうしてか分からなかった・・・」
「でもしばらくして気が付いた。あたしはあたしでなく、公爵の娘だと言うあたしに・・・」
俺も同じような経験があるな・・・
「小等士官学校を卒業するまでずーっとそのこと悩んでた、そこで自分を変えようと思った」
「中等士官学校に入って、公爵の娘ではなく本当のあたしになろうと思って色々やって来たつもりよ」
「そして、高等士官学校に入って紋章は関係ない、あたしはあたしと思っていた・・・」
「でも、今回、その紋章に助けられた・・・・」 涼宮は俯きかげんに言った。
貴族区に忍びこんだ時のあれか・・・・それで涼宮は機嫌が悪かったのか。
その時、一筋の突風が吹いた、俺は少し考える時間を得た。
ここは哲学的な引用を用いて答えようか、同じ経験をしたこと話そうかと思ったが・・・
「そうか・・・」 このように答えるしかない俺が少し憂鬱だ・・・
「あたし、宿舎に帰る」
俺も宮廷内にある宿舎に帰ろうかとおもったが涼宮の背中がついて来るなって言っているように思えた。
宿舎に早く帰りたいがしばらく俺はバルコニーで立ち尽くすしかなかった。
何やってるんだ俺・・・
今日はこの辺で・・・
「涼宮ハルヒの憂鬱」がもしスペオペだったら・・・76
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バルコニーを出ると、外はもうどっぷりと日が暮れており、もう夜となっていた。
この惑星の衛星軌道上に2つの衛星がある様で夜空を見上げると2つの月があった。
大気圏内から見る月は写真でしか見たことが無かったが実際にこうして地上から見てみるとコロニーからみる月とは違っていてとても綺麗だった。
涼宮はバルコニーの手すりに腕を乗せてものおもいにふける様に夜空を見上げていた。
「涼宮、今日は一体どうしたんだ?」 「キョン、いたの」 涼宮はこちらを向いて言った。
「ここに居ちゃわるいのか?」 「別にいいけど・・・」とそう言うとまた涼宮が夜空を見上げた。
夜、宮廷のバルコニーでお姫様と会話するってのはセレブ的青春ストーリーの憧れである。
俺もそれを夢に見ていないことはなかったが・・・って言うか、今実際にそれをしている訳なんだが、ちーっとも嬉しくないのはなぜだろう、なぜだろうか
「キョン、自分がちっぽけな存在って思ったことがない?」
「んっ・・・・」
「あたしが小等士官学校にいた時の話なんだけれどね」
「小等士官学校の生活はそれなりにクラスの友達とは仲良くてとても楽しかったわ」
「6年の時ね、ひょんなことから、あたしの紋章がクラスメイト達にばれてしまってのよ」
「ばれたその日に今まで仲良くしていたお友達やクラスメイト達が急に手のひらを返したようにあたしをお姫様扱い」
「最初、どうしてか分からなかった・・・」
「でもしばらくして気が付いた。あたしはあたしでなく、公爵の娘だと言うあたしに・・・」
俺も同じような経験があるな・・・
「小等士官学校を卒業するまでずーっとそのこと悩んでた、そこで自分を変えようと思った」
「中等士官学校に入って、公爵の娘ではなく本当のあたしになろうと思って色々やって来たつもりよ」
「そして、高等士官学校に入って紋章は関係ない、あたしはあたしと思っていた・・・」
「でも、今回、その紋章に助けられた・・・・」 涼宮は俯きかげんに言った。
貴族区に忍びこんだ時のあれか・・・・それで涼宮は機嫌が悪かったのか。
その時、一筋の突風が吹いた、俺は少し考える時間を得た。
ここは哲学的な引用を用いて答えようか、同じ経験をしたこと話そうかと思ったが・・・
「そうか・・・」 このように答えるしかない俺が少し憂鬱だ・・・
「あたし、宿舎に帰る」
俺も宮廷内にある宿舎に帰ろうかとおもったが涼宮の背中がついて来るなって言っているように思えた。
宿舎に早く帰りたいがしばらく俺はバルコニーで立ち尽くすしかなかった。
何やってるんだ俺・・・
今日はこの辺で・・・
「涼宮ハルヒの憂鬱」がもしスペオペだったら・・・76
こんにちは。
訪問&nice!&コメントありがとうございました。
また来ます。
by ぷーにゃん2 (2009-04-16 02:30)
ぷーにゃん2さん
nice!&コメントありがとうございます(^-^)
何時もコメントありがとうございます、また来てくださいね。
by tonta (2009-04-16 20:45)
HALさん、Mineosaurusさん、やまがたんさん
ぴーすけ君さん、takemoviesさん、shinさん
ナビバさん、きぃさん、わかって建築家さん
townsrusさん、雪猫さん、mr.freemanさん
うっちーさん、メロディー小母さん、Lunamariaさん
nice!ありがとうございます(^-^)
by tonta (2009-04-16 20:56)
こんばんは。
いつもご訪問&nice!有難うございます。
こんなコメントですいません。
また来ます。
by ぷーにゃん2 (2009-04-16 23:19)
yuki999さん、SIBAさん、「直chan」さん
愛輝さん、みぞれさん、toshiさん
すうまんまさん、マロンさん、piporaさん
nice!ありがとうございます(^-^)
by tonta (2009-04-17 22:52)