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どうしても処分できない谷川史子 [わたしの本棚]

押入れのダンボールに隠し持っている 谷川史子。

デビュー作が「りぼん」に掲載された時から、
かれこれ・・・(計算中)・・・ぎゃ!20年だよーおいおい ←動揺中(笑)
ずーっとずーっと好きで、単行本は全部持っていて、
引越しの時も、この人の作品だけは手放せなくて
(+「ぼくたま」。他は実家に送ったけど、保管場所の駐車場でカビてる。)、
狭いアパートの押入れの、一番下の出しづらいダンボールに、
こそっと隠し持っている 谷川史子。

なっかなか新作を描かないので、
普段何しとんじゃ?と心配になるくらい(ごめんなさい)
なっかなか新刊も発売されないのだ 谷川史子。
就職活動中、半ば本気で
「S社に入社してR誌配属希望出して、担当編集に名乗りを上げ、
おしりをたたいて 馬車馬のように働かせ 次々新作を描かせたい」
と思っていた 谷川史子(笑)

で・・・久々に、コミックがでました(涙)

花と惑星

花と惑星

  • 作者: 谷川 史子
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2006/07/14
  • メディア: コミック

ちょっと・・・タイトルロゴが、イメージに合わないんですけど<私的には
いいですー 新しい作品を世に出してくれればー もうー
ぜいたくは言いませんー

「こういうタッチの絵が好きなの?」って聞かれるのですが、
特に 絵が好みって訳でもないのです。
どちらかというと、展開とセリフ・・・あとコマ割が好きかも。
意外と、男性ファンも多いみたい。

最近の傾向として、掲載雑誌にあわせるかたちで
ちょっと大人っぽい雰囲気を醸し出していたけど、
新しいコミックは、「純愛路線まっしぐら」「青春物語」的な
もともとの谷川ワールドが炸裂していた感じだった。

シチュエーションは、どの作品もほぼ似たり寄ったりなんだけど(おいおい)
心の ほんのちょっとした動きとか、シーンの空気感とか、
どの作品も 全体的に 「余韻」の残し方 や
大きな流れのまわりにある「余白」の割合が絶妙で、
その微妙なツボがく~~~っ っておされて、
心がくすぐられて、きゅんきゅんせつなくなるのだった。
なんだか、漫画なんだけど漫画じゃない雰囲気があるんです。
小説的だったり映画的だったり・・・でも漫画なの。不思議なのだよ。

定期的に買っていた漫画雑誌も、最近はおもしろく感じなくなってきて
そろそろ「私もマンガ人生卒業?」という日が近づいてきている気がしますが、
谷川史子さんの作品だけは、これからも読み続けていくと思います。

谷川せんせー
新作いっぱい書いてください・・・よろしく楽しみますよー。

という訳で、今後も処分はできないと思います。
よろしくね>ダンナさま ←ほとんど漫画というものを読まない人


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時雨

今年の1月、「コーラス」に載っていた「積極」っていうマンガの中で、すっごいいいセリフがあって、実は旅行先で買っちゃった雑誌で、大荷物だったから雑誌そのものは泣く泣くホテルに置いて来ちゃったんだけれど、その「積極」の好きなセリフのページだけちぎって持って帰って来た(笑)。
(後から買い直せば良かった)
7月号のコーラスに載っていた「スパイラル・ホリディ」がすっごい面白かったなぁ。
「積極」と「スパイラル・ホリディ」がコミックス化されたら買おうかなと思っています。
子供の頃「りぼん」読んでたから、もしかしたら他の作品も読んだことがあるのかも。
by 時雨 (2006-07-27 15:19) 

とんぼ

>時雨さん
そっかー「コーラス」読者だったよね。
谷川さんが「コーラス」に描くなんてビックリー
どーなるのーどきどきと思ったら、
ちゃんと谷川さんの世界で描かれていたから
ホッとしたんだよねぇ
時雨さんが「りぼん」を読んでいた頃は、
単発がぽつぽつって感じだったかもね。
単行本が出たら、ぜひ買ってくださーい。

つーか、単行本にまとまるぐらい発表してくれー(笑)
by とんぼ (2006-07-27 16:43) 

こんにちは、はじめまして。
実は私も、谷川史子さんのコミックスを
捨てられずにいるので(もう良い大人です…)、
とんぼさんの記事に激しく共感し、コメントを残させていただきました。

子供の頃、「きみのこと好きなんだ」を読んで
魚屋のしんちゃんに惚れて以来、
谷川さんの単行本は宝物です。だいぶ劣化していますが…。

時雨さんが触れられている
「積極」は私も立ち読みしました。
とっても良い話だったので、早く単行本になると良いなあ、と思います。
by (2006-07-29 16:59) 

とんぼ

>りょんさん
はじめまして。
コメント+nice!ありがとうございました。
単行本、絶版になっているものもあると聞いてから、
ますます捨てられなくなりました(笑)
大事に大事に保管していても、
どうしても紙が黄ばんできてしまいますが、
今後も捨てられない宝物です。
掲載ペースがのんびりなので、
単行本になるのはいつなんだろう?って感じですが、
また手元に一冊増えるのはうれしいですよね。
これからも静かに見守っていきましょう☆
by とんぼ (2006-08-01 13:12) 

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