'07 3/18 四ツ岳テレマークスキー・BCツアー [06-07 スキーシーズン]
平湯から入る、四ツ岳に行ってきました。
山頂まで行けば、標高差およそ1600m・・・。
前日に平湯の手前まで入り、道の駅で仮眠。気温は-10℃・・・。
朝起きると、久し振りに車の窓が凍っていました。
ウェアーは、今回は寒いと踏んで防寒重視。
薄手のアイスブレーカーメリノウールアンダーに、中厚のメリノウールアンダーで、スタート。
道具は、予測が付かないエリアと言うのと、深パウダーと言う事でワイド板、SuperStinxで。
準備を済ませて、8時、スタートします。
au W42CA SXGA 1280×960 FINE
天気は良いです。
キャンプ場から平湯大滝の方へ上ると、一応観光の名所、「大ネズコ」に出会います。
au W42CA SXGA 1280×960 FINE
ここから先が結構大変。尾根に取り付くのですが、結構な斜度の登り。ここで出だしから帰りが思いやられます・・・。
尾根にあがると、そこはのんびりと緩やかな尾根で、ウェアの調整など。
しばらく進むと「大滝川」のスノーブリッジを渡ります。
ここまででスタートから1時間半掛かりました。
その後はただひたすら、樹林の中を進みますが、晴れているのに雪が結晶のまま舞ってきます。
しかし、そのうちにちょっと雲ってしまいました。
雪は樹林帯で低温の為、かなり軽いです。期待が膨らみます・・・。
が、雪が良すぎてシールスリップが多いです。効きが悪い・・・。
疲れが出始めてきた頃、余りにもスリップするのでイライラしてきました・・・(^^;
最初、ツアーモードがスリップの原因の一つかと思いましたが、他の面子もスリップしていたので、どうも雪質のようです。毛足の長いナイロンか、密度の濃いモヘアであったならどうだったのだろう・・・。
軽い事の証明スリップと言う事で、踏ん張って上ります・・・。
スリップをこらえながら登ってゆくと、晴れてきました。と言うか、一部雲の上に出た感じです。
そのうちに沢状になったところに出て、見上げた突き当りに岩峰が立ちふさがっています。
中間部で小休止を入れていると、雄叫びを上げて二人のテレマーカーが降って行きました。軽い雪煙を上げて・・・。
俄然、元気が出てハイクアップ再開。右の方へトラバース気味に登ってゆき、ようやく視界が開けて、山頂が見えました。
au W42CA SXGA 1280×960 FINE
良いです。
この時に今日は晴天パウダーだと、確信しました。
ただ、稜線は風が強そうです。左の、最後の樹林の所で一枚ウールシャツを着ました。
ひと踏ん張りで、「山頂直下」
au W42CA SXGA 1280×960 FINE
美しい・・・。
デジ一眼を持ってくるべきでした・・・。
ただ、重くて今回のような登りだと担いで上げるのが大変で・・・。
予定ハイクアップ終了時間は13時。
山頂より200m下。これより上は風によりアイスバーンで、アイゼン、ピッケルでの登山で登頂になるので終了としようと時計を見ると、丁度予定時刻。13時でした。
「ハイクアップ終了地点で」
au W42CA SXGA 1280×960 FINE
ここからの眺めは凄かった・・・。
「四ツ岳山頂直下から、大崩山、猫岳」
au W42CA ビデオモード QVGA 640×320
さすがにここまでで5時間だと、そうそう向こうの大崩山と猫岳のカールには行けませんが、大斜面です・・・。
なかなか人が入るのも大変な場所に、こんな所があるのですね・・・。
さて、風に吹かれてとんでもなく寒い。
恐らくは-20℃近いのではと思います。素手でちょっと作業すると、1分もしないうちに痺れて来ます・・・。
ちょっと足慣らしにパウダーエントリーポイントまで降って、いよいよ待望の滑降です・・・。
一般ルートからちょっとはずれて・・・。
「T氏の滑降」
au W42CA ビデオモード QVGA 640×320
「M氏の滑降」
au W42CA ビデオモード QVGA 640×320
おいしかったぁ・・・
おいしかったぁ・・・
登りの苦労の賜物シュプール・・・
au W42CA SXGA 1280×960 FINE
さて、風をしのげる樹林帯まで降って、大休止します。
「針葉樹と陽射し」
au W42CA SXGA 1280×960 FINE
昼をまわってこの陽射しなのですが、キンキンに冷えていて積もっている雪の結晶が溶けていません。
軽いままです・・・。
その樹林を今度は降ります・・・。
ちょっと木が濃いので撮影はしなかったのですが、かるいかるい雪でターンがらくらく。
今季一番の柔らか雪を滑りました。
ただ、樹林帯は雪に埋まった木の枝のトラップに注意です。足を引っ掛けないように・・・。
さて、難所は最後のあの「大ネズコ」に行く前の降り。あの末端部は樹林が濃くて斜度もきついです。
T氏はごまかし降りて行きましたが、M氏はシートラーゲンです。
私は・・・、シリセードで雪と一緒に降り(落ち?)ました。
無事に降って、最後は平湯温泉へ。
駐車場からは登ってきた四ツ岳が望めて、登ったコルと、滑った斜面が夕陽に輝いていました・・・。
平湯温泉から望めた、「四ツ岳」
あんな所にまで登って、滑ったんだねぇ・・・。
標高差、およそ1400m。
登高時間、5時間。
ま、普通でしょうか・・・。
山頂まで行けば、標高差およそ1600m・・・。
前日に平湯の手前まで入り、道の駅で仮眠。気温は-10℃・・・。
朝起きると、久し振りに車の窓が凍っていました。
ウェアーは、今回は寒いと踏んで防寒重視。
薄手のアイスブレーカーメリノウールアンダーに、中厚のメリノウールアンダーで、スタート。
道具は、予測が付かないエリアと言うのと、深パウダーと言う事でワイド板、SuperStinxで。
準備を済ませて、8時、スタートします。
au W42CA SXGA 1280×960 FINE
天気は良いです。
キャンプ場から平湯大滝の方へ上ると、一応観光の名所、「大ネズコ」に出会います。
au W42CA SXGA 1280×960 FINE
ここから先が結構大変。尾根に取り付くのですが、結構な斜度の登り。ここで出だしから帰りが思いやられます・・・。
尾根にあがると、そこはのんびりと緩やかな尾根で、ウェアの調整など。
しばらく進むと「大滝川」のスノーブリッジを渡ります。
ここまででスタートから1時間半掛かりました。
その後はただひたすら、樹林の中を進みますが、晴れているのに雪が結晶のまま舞ってきます。
しかし、そのうちにちょっと雲ってしまいました。
雪は樹林帯で低温の為、かなり軽いです。期待が膨らみます・・・。
が、雪が良すぎてシールスリップが多いです。効きが悪い・・・。
疲れが出始めてきた頃、余りにもスリップするのでイライラしてきました・・・(^^;
最初、ツアーモードがスリップの原因の一つかと思いましたが、他の面子もスリップしていたので、どうも雪質のようです。毛足の長いナイロンか、密度の濃いモヘアであったならどうだったのだろう・・・。
軽い事の証明スリップと言う事で、踏ん張って上ります・・・。
スリップをこらえながら登ってゆくと、晴れてきました。と言うか、一部雲の上に出た感じです。
そのうちに沢状になったところに出て、見上げた突き当りに岩峰が立ちふさがっています。
中間部で小休止を入れていると、雄叫びを上げて二人のテレマーカーが降って行きました。軽い雪煙を上げて・・・。
俄然、元気が出てハイクアップ再開。右の方へトラバース気味に登ってゆき、ようやく視界が開けて、山頂が見えました。
au W42CA SXGA 1280×960 FINE
良いです。
この時に今日は晴天パウダーだと、確信しました。
ただ、稜線は風が強そうです。左の、最後の樹林の所で一枚ウールシャツを着ました。
ひと踏ん張りで、「山頂直下」
au W42CA SXGA 1280×960 FINE
美しい・・・。
デジ一眼を持ってくるべきでした・・・。
ただ、重くて今回のような登りだと担いで上げるのが大変で・・・。
予定ハイクアップ終了時間は13時。
山頂より200m下。これより上は風によりアイスバーンで、アイゼン、ピッケルでの登山で登頂になるので終了としようと時計を見ると、丁度予定時刻。13時でした。
「ハイクアップ終了地点で」
au W42CA SXGA 1280×960 FINE
ここからの眺めは凄かった・・・。
「四ツ岳山頂直下から、大崩山、猫岳」
au W42CA ビデオモード QVGA 640×320
さすがにここまでで5時間だと、そうそう向こうの大崩山と猫岳のカールには行けませんが、大斜面です・・・。
なかなか人が入るのも大変な場所に、こんな所があるのですね・・・。
さて、風に吹かれてとんでもなく寒い。
恐らくは-20℃近いのではと思います。素手でちょっと作業すると、1分もしないうちに痺れて来ます・・・。
ちょっと足慣らしにパウダーエントリーポイントまで降って、いよいよ待望の滑降です・・・。
一般ルートからちょっとはずれて・・・。
「T氏の滑降」
au W42CA ビデオモード QVGA 640×320
「M氏の滑降」
au W42CA ビデオモード QVGA 640×320
おいしかったぁ・・・
おいしかったぁ・・・
登りの苦労の賜物シュプール・・・
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さて、風をしのげる樹林帯まで降って、大休止します。
「針葉樹と陽射し」
au W42CA SXGA 1280×960 FINE
昼をまわってこの陽射しなのですが、キンキンに冷えていて積もっている雪の結晶が溶けていません。
軽いままです・・・。
その樹林を今度は降ります・・・。
ちょっと木が濃いので撮影はしなかったのですが、かるいかるい雪でターンがらくらく。
今季一番の柔らか雪を滑りました。
ただ、樹林帯は雪に埋まった木の枝のトラップに注意です。足を引っ掛けないように・・・。
さて、難所は最後のあの「大ネズコ」に行く前の降り。あの末端部は樹林が濃くて斜度もきついです。
T氏はごまかし降りて行きましたが、M氏はシートラーゲンです。
私は・・・、シリセードで雪と一緒に降り(落ち?)ました。
無事に降って、最後は平湯温泉へ。
駐車場からは登ってきた四ツ岳が望めて、登ったコルと、滑った斜面が夕陽に輝いていました・・・。
平湯温泉から望めた、「四ツ岳」
あんな所にまで登って、滑ったんだねぇ・・・。
標高差、およそ1400m。
登高時間、5時間。
ま、普通でしょうか・・・。
気持、洗われました。T氏はテレマーカーさん? M氏でもマーカーさんだもんな、どっちでしょ?
by okko (2007-03-21 11:34)
okkoさんこんにちは。
今回は両方とも私ではありません・・・。友人のカメラで撮ってもらいましたが、撮って貰ったのはシーズン後、まとめてCDに焼いてもらいますので。
針葉樹林も綺麗でしたし、視界が開けて、雪が付いている岩稜もまたすばらしかったです。
天気も最高で、本当に良かった。カメラを持って行っていれば、もっと撮ったのですけどね・・・。
また行きたいけど、今回は本当に疲れました・・・。
またしても、悪いと思いつつ助手席でカックンと意識が・・・(^^;;;;;
by HOKUTEN (2007-03-21 12:23)
高校の頃、縦走していて靴の中が少し凍ったことがありましたが
-10℃もなかったと思います・・・
佐Oで一番高い山は1000mちょっとですので
-20℃は体感できないですね
でもほぼ夏の装備で上っていたので、かなり寒かったですよ。
by おがわよ (2007-03-21 12:28)
おがわよさんこんにちは。
靴の中が凍る・・・って、私は経験がないですが・・寒そうですね・・・。(感覚が無くなってたりして・・・)
-20℃は、肌着などがしっかりしていて快晴無風が前提ですが、寒くは無いですよ。もちろん、運動して上がっていて体が温まっていますので、何もしないで日陰なんかにいると寒くなってきますが・・。
素肌を出すと、ジンジン痺れる寒さです。
その後の温泉は、体が解凍されてゆくような気持ちよさです・・・。
by HOKUTEN (2007-03-21 12:50)
お疲れさんでした。スプレーの雪の軽そうなこと、羨ましいです。
やはり上の方はクラストしていることが多いのでしょうか。
でも乗鞍側よりはマシでしょうね、天気が悪くても楽しめるもの
もイイですし。
この前は三枚目の写真の左の方で終わりでした。
標高差100mと天候の違いですが、倍ぐらい楽しみを損した
気分です。そこ滑りたかったす。
by su- (2007-03-22 06:24)
四ツ岳 素晴らしいですね。
関東方面からは遠いような
先日 猫岳に行きました。 平湯温泉自宅から下道で4時間半くらいです。
super stinx滑りやすく、楽だけどゲレンデでは楽ですぐて飽きてしまいます。
でも山ではちょうどいいですね。
私もこの板2年目なので、来シーズン買う板を探しているのですがなかなかいいのがないです。 すごく軽いし山ではこれが一番だと思っています。
ゲレンデで滑るだけならボードが一番楽しいかな
by 北陸のkita (2007-03-22 20:30)
su-さんこんばんは。
標高差100mの違いは大きいですね。ここのカールは長さ500m位でしょうから、丁度滑れなかった距離でしょうか。
往復ルートとは違うので、降りる人も殆ど居なかったです。戻るには慎重なルートファインディングが必要でしょう。天候が悪いと、難しいと思います。
オープンバーンで気持ちは良かったですが、雪質はやはり樹林の中が良いですね。思う存分自由に滑るのは、樹林では出来ないですが・・・。
最上部は常に風で磨かれている感じで、カッチンカッチン。エッジが外れて50mほど落ちている人も居たので、慎重な判断を求められます。
遠くて、高くて、きついけど、良いなぁ。。。ここ。
by HOKUTEN (2007-03-23 00:31)
四ツ岳に行かれたんですね。
ここは寒いだけに雪がいいですね。
僕が行ったときは天候が悪くてピークまで行くことが出来ませんでしたが、その展望もよいとのことで晴れた日にリベンジに行きたいと思っています。
3月に入って冷え込んでいるみたいなので今月中にもう一度と思っていましたが、もう4月ですね。さすがにもうパウダーは難しいですね(苦笑)
by dalfour (2007-03-23 00:49)
北陸のkita さんこんばんは。
下道で4時間半ですか・・・。こっちからだと高速使ってそれくらいかな・・・。
猫岳、直に登るルートが後ほど判明しましたが、結構ロングですよね・・・。
SSは良く出来た板です。入りは柔らかく、曲がると粘りと腰が出てきて、反発を利用したジャンプっぽいショートターンがしやすいです。サイドカーブも強めで、ズレない雪でも倒し込んだだけで曲がってくれます。
確かにゲレンデではイージーで面白みは少ないので、ゲレでは足慣らしの後は細革で滑って遊んでます。
ただ、サイドカーブの強さゆえ、ツアーでの斜滑降、ハードバーンでのトラバースは要注意ですね。斜滑降は勝手に切れ上がってしまうので、意識的にトップを押さえて滑るか、「木の葉落し」を使う事があります。
ハードバーンのトラバースでは、トップとテールのエッジしか効いていない事もありましたし・・・。
それでも、乗り味や、前述の板セッティングの良さから、結構気に入っている板です。これの次の板が中々見つからない位に・・・。(オールラウンド性能の高さで探すとSS並みのが中々無いので、ちょっと違った板を買いましたけどね・・・)
by HOKUTEN (2007-03-23 00:53)
dalfourさんこんばんは。
ここは寒いですね。内地の高地はやはり冷えます・・・。
記録を見ましたが、行かれた時の方が雪が深くて良さそうですね。
今回は本当に良い天候に恵まれました。が、土曜日の方が良かったかも知れません・・・。前日に結構入ったらしいトレースがかなりありました。
それでも、ここのカールは先行者二人だけでしたし、樹林も、トレースを外し過ぎないようにふっかふかを滑りましたけど・・・。(くだりは尾根が細かく分かれて地形が複雑なので、結構難しいですね。ここは。)
展望は良いので、晴れた時に再度行かれても良いかな。
4月パウダーもいけそうなほど冷えていましたけど、今後の気温はどうなるのでしょうね・・・。
by HOKUTEN (2007-03-23 23:09)