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燧ケ岳・テレマークスキー・ツアー/前半 登り [05-06 スキーシーズン]

2006年5月21日に、「尾瀬・燧ケ岳」にテレマークスキーツアーをしてきました。
ちなみに写真の人物は全て友人。
先ず、「尾瀬の郷アルザ」で前夜車中泊して、8時前には御池着。既にかなりの車が停まっており、既に出発している人達も見受けられる。
本日持ち込み板は、私がDOLOMITI/StepとKAZAMAの板。友人はDYNASTARとMAGICO、TOUR LIGHT59。(二人だけなのに、なんで5本・・・?)
このうち、今回のツアーには私はDOLOMITI&エクスプレッソ。友人はDYNASTAR&エクストリームの組み合わせを選択した。共にスリーピン。
パッキングを済ませ、板には予めシールを貼り付け準備を済ませる。
準備運動中。

さて、出発。時間は8:30。
板を担いでいる人も見受けられるが、こちらは駐車場からシール登行である。
緩やかな樹林を行くと急な登りになる。シールを効かせながらせっせと登ると視界が開けた。「広沢田代」である。この登りで何パーティーか抜く事が出来た。
広い所を細革の軽快さでクロカン走り。しかし調子に乗りすぎた。少々バテたので次の登りの取り付き部で小休止。朝飯がまだ燃料になっていないのか、ここまででシャリバテ症状が出た。
この時に一団が横を通り過ぎて行く。

(後に、この一団がMt.Racco部隊と判明)

エネルギー充填完了したので、負けじと出発。二段目に取り掛かった。
一段目よりは空いた樹林を登って行く。ここでちょっとルート取りを間違えた。友人とは変えて、右寄りにトラバースで登って行ったら、ちょっと急な斜面になってしまった。さらに迂回したら「雪が切れて居る~」と、先行者が戻ってきた。少し戻り、ちょっとだけ笹の所を抜けて上に出たら再び視界が開け、広い所に出たが、藪から現れた私を友人が微妙な顔をして見ていた。
「熊沢田代」が下に見える。が、途中の雪が繋がっておらず、木道が出て居る。
シールのまま少し下り、板を脱いで木道を下る。が、友人が「シールが着いているから」って言って、木道を板を履いたまんま歩いている・・・。

再び雪原を歩き、三段目の登り。朝飯が軌道燃焼(エネルギー)になっているので休まずに登行する。
まばらになっている樹林を登って行くと樹林を抜けて沢の上部に出て視界が開ける。早出の人が「ヒュ~」と言いながら気持ち良さそうに滑って行く。ふと横を見ると、木に大きな「こぶ」が。


近寄って見たかったのだが、登りペースを優先させた。

登ってきた沢を、草付きの下で左にトラバース。上に広い斜面が何と無く見える。更に沢を登行すると、広大な一枚バーンが眼前に広がった。いや、かなり広い。
再び早出の人が滑ってくる。気持ち良さそうだ。
結構いい斜度のある広い斜面を左に巻きながら登る。多くのパーティーは右を登っているが、つぼ足で踏んでいるところはシールが効きづらくなるので、それを避けたかったからだ。
雪の付いている目一杯まで登り、板を脱いだ。そこからはもう、ほんのちょっとでしかない。
10:40。登頂。
天気が良いので、周りの山が良く見えて居る。
向こうには、いつかロングで狙いたい「平ヶ岳」

昨年、やはりテレ・ツアーで登った「至仏山」と眼下に「尾瀬ヶ原」

登ってきた方向に目をやれば、2月に吹雪の為途中敗退した「会津駒ケ岳」と、それに続く稜線。「中門岳」「大戸沢岳」

しばしこの眺望を楽しんだ。
風が冷たいので、山頂で風の避けられる所で昼食とした。日差しはかなり強い。
正面には「日光白根山」も見える。

人がかなり上がって来た。その中に、ん~どうもMt.Raccoさんらしき人が居る。が、直接会った事が無いので何と無く声が掛けづらい。違っているのもなんだし・・・。

昼食を摂って休んでいると、また人が増えて来た。
さて、そろそろ滑降に移るとしよう。

後半記事へ・・・

燧ケ岳


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