VAN Men's Cosmetics [ファッション]
画像は1963年(昭和38年)にVANが発売した男性化粧品シリーズが掲載された、「FIVE 6 SEVEN」1963年9月号の広告です。当時はバイタリスを使う人が多かったのですが、私が中学一年の頃に初めて使ったのは、「VANJAC」と似た爽やかな香りで角瓶ボトルのカネボウ「ダンディ」で、その後は「MG-5」シリーズの両方を使い、毎朝洗面所の鏡の前で20分くらいかけてアイビー・カットをきめたものでした。まず7:3の分けめをドライヤーでセット、頭頂部の毛を前に梳かし、ドライヤーをあてて前髪をうえに上げてヘア・チックをぬって完成。櫛はVANの皮ケース入りの、アルミ・コームでした。昔と少しデザインの感じが違うような気がするけれど、ビンテージ・コームが出ています。価格は当時@380円、現行商品@4725円。
そういえば当時使っていたヘア・ドライアーは、コンパクト・サイズの赤いボディにIVYのロゴが入ったものでしたが、ナショナル(旧)の商品だとばかり思っていたら、n-projectさんのブログによると、サンヨーのアイビー・シリーズでした。VANコスメの詳細は「n-project」さん、商品の実物画像は「ハリマオ先生」のHPへどうぞ。(ハンドル・ネームをクリックするとリンクします)
「FIVE 6 SEVEN」の1963年8月号、VANの広告です。この時代にアンクレットをした女性が斬新ですね。
MG-5のヘア・リキッドとソリッドの整髪料2種類が、1963年に発売された頃のCMです。MG-5は1967年7月にボトル・デザインが一新されて、当時はオーデコロンやタルカム・パウダー(ボディ・パウダー)など、シリーズ23種類で商品展開されていました。中学生の私は髭を剃ることがないのに、何故かアフター・シェーブ・ローションや、スキン・クリームもありました。(笑い)
1967年から1968年頃にON・AIRされた、MG-5のCMです。チェッカー・フラッグのフェイス・タオルや、伸縮する鏡がカッコよかった。
1967年の平凡パンチデラックスの付録です。
現在はダンヒルを使用していますが、特に「エディション」は23年前に日本で発売されたときに、神戸の友人から頂いて以来、ライトシトラスの香りが気に入ってずっと使っています。もうひとつはポケット・ウィスキーのような、ボトル・デザインも気に入っています。ロゴが裏側に逆並びに付いていて、逆向きに見るようにデザインされているので、写真では見にくいと思います。
VANって洋服だけじゃなく化粧品なんかも出しているのですね。
CMも面白いですね(^^)
「ワシントン広場の夜はふけて」は、私の好きな映画に使われていたので、聞き覚えがあります!!^^♪
by マイン (2010-06-17 08:26)
マインさん、
MG-5のCM、犬が可愛いですよね。置いていかれたグレートデンの表情もかわいいですが、今だとクレームがつきそうです。
VANの化粧品はあまり人気がなかったようで、発売された期間も短かかったようです。
昔のヒット曲を、新しい映画で使われていますよね。
by tateichi_m (2010-06-17 21:13)