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昼の山手線(第一話) [山手線シリーズ]

(実話)
午後三時。ちょっと混んだ山手線の中。
椅子はいっぱいで、立っている人がちらほら。
ドアに寄りかかって立っている男の子。5歳かな、6歳かな?
「ママ、眠いよぉ。倒れそうだよ~」
「もう少し我慢しなさい。ウルトラマンだって、倒れそうなとき我慢してるでしょ。」

そうか、ウルトラマンも、我慢してるんだ。

夜の山手線(第二話) に続く


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コメント 2

シゲル

なんかほほえましいですね。
ウルトラマンだって頑張ってるんだ、ボクも頑張ろうって思えるのが。
オレもがんばろっかなぁ。でも、3分だけ。笑
by シゲル (2005-04-23 01:22) 

たかじゅん

シゲルさん、コメントありがとうございます。
車内はポカポカで、誰でも眠くなりそうな空気が流れていました。
この後この子は、母親に手を引かれて2つ先の駅で降りました。
5分位は頑張っていたかな?
3分じゃカップヌードルも食べられないですものね。
by たかじゅん (2005-04-24 02:27) 

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