キャリパー・ピストン揉んでみたが... [TDM]
TDM900のフロント・ブレーキ・キャリパーのピストン揉みをしますた。
ブレーキの効きがよくないとバイクで走っていても気持ちよくないでつ。
そこで普段の点検では、ブレーキパッドの厚みを確認したり、ディスクロータの清掃(脱脂)したりしまつ。これに加えて、キャリパーやピストンの清掃も大事でつ。フロントフォークからキャリパーを外し、パッドも取り除きまつ。ダストで薄汚れたキャリパーやピストンをブレーキクリーナーでお掃除しまつ。
ついでに、ピストン揉みもしておきまつ。
ピストンをキャリパーの中へ押し戻す、ブレーキレバーを握ってピストンを出す。
これを繰り返すと、レバーを握ったとき4つのピストンが同じように動くようになりまつ。
こうなると気持ちいい~のでつ。
さてこの日の作業でつ。
昨年の秋のツーリングで千里浜なぎさドライブウェイを走ったためか
ピストンに結構な量の錆が出てますた。
錆と汚れを丁寧に落とした後、揉み揉み作業開始となりますた。
ほどよくピストンの動きがよくなってきた頃、ふとガレージの外を見ると
あら雪が舞ってきた。暗くなってきたし、速く作業を終わらなきゃと考え事をしていたら...
やってしもた~!
ピストンを戻さずにブレーキレバーを握ってしまいますた。必要以上に飛び出たピストンは、ぽろりとキャリパーから外れてしまいますた。キャリパーからはブレーキフルードがたら~り漏れていますた。
ま無かったことにして、ピストンをそっとキャリパーに戻しブレーキを組み付けました。
ブレーキレバーを握ってみるとフニャフニャでつ。エアを噛んでいるようでつ。
エア抜きしますた。
エアが抜けてきてレバーが固くなったと思ったら、
あら~、キャリパーからフルードがたら~り
やっぱりシールが逝ってますた。
仕事が一つ増えますた。
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