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「MUJI AWARD 02」の結果発表を見て [プロダクトデザイン]

MUJI AWARD 02」が、ようやく発表になった…とのことで、さっそくサイトでチェックしました。

MUJI AWARD 02 : 結果発表
  • 金賞:その次があるバスタオル
  • 銀賞:(該当作無し)
  • 審査員賞:重なるハンガー
  • 審査員賞:Choronotebook
  • 審査員賞:角塩
[MUJI.NETより引用]

金賞に選ばれた「その次があるバスタオル」をクリック…おぉ!…おもわず嬉しくなる提案。作品画像下のコメントを読むまでもなく、ネーミングと画像で「最後は雑巾!」と理解できる、ぱっとわかるけど、深い内容の提案。とても好感が持てる、MUJIならではの、MUJIにはまりすぎるけど、今まで無かった提案。受賞されたNIIMIさん、おめでとうございます!。

審査員コメントでは、原研哉さんのコメント中の『MUJI AWARDは難しい。渋谷のスクランブル交差点のような場所で、まだ誰も踏んでいない地面を発見するようなものである。…(略)…』や、深澤さんコメント中の『…(略)…Mujiの場合はむしろ生活用品の中で、「このままがいいんじゃないの」と思うようなものや、余計な意味をこじつけないものが選ばれる。コンペとしては特殊かもしれないが、創造という行為の価値観を変えなければなかなかMujiらしいものはできない。…(略)…』が、とても審査の内容を象徴的に表現している箇所に思え、納得しました。
コンペは、審査する側が逆に問われているようなもので、特に神経をすり減らす場面もあったのでは…と勝手に想像してしまいますが、受賞作品のような案に出合えると、そういう苦労は苦労でなくなるのでしょうね…。

実は、昨年に続き、今年も渋谷のデザイン専門学校前期の授業で「MUJI AWARD 02」をテーマにした授業をしました。「今年は数人がプロトタイプを提出する段階まで行ったようです…」と報告を受けていたのですが、賞には届かなかったようでした。

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コメント 1

urotanke

コイズミかとうですー。
ブログ来てみました。

「その次があるタオル」は、まさに
トップダウンシンキングだったんやろなー。

老若男女が一瞬であっと思うものって
いいですよね。そんなものづくりがしたいですねー。
by urotanke (2007-12-10 14:07) 

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