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台風で思い出す記憶のなかの街…世田谷、そして渋谷 [ウォッチング]

窓の外では、時折、突風がバサバサっと樹木を揺すっている。雨は…このエントリーを書いている今(23時頃の世田谷区内)は、そんなに強くないよう。

小学生の頃(…約30年前…って文字するとすごく昔の印象ですが…)は、下北沢からひとつ渋谷よりの駅から見える区立の小学校に通っていた。その辺りはどこへ行くにも坂を下る。たしか記憶では、海抜40メートルくらいだったかと…。なので、下北沢方面へも下り坂、淡島方面も下り坂…。池尻へいくには更に坂を下る。そこにあるのは、目黒川…。台風や大雨の度に「氾濫した」…というニュースをよく聞いた気がする。
自動車免許をとった10代の終わり。その頃になっても、大雨の時は、池尻の目黒川は道路まで溢れてた記憶がある。最近は治水対策のおかげでよくなったようだけれど…。
「昔は池があったから、その上の方を『池之上』、その下ほうを『池尻』と呼ぶようになったんだって…」と誰かに聞いたが、本当かどうかは…世田谷歴は長いが、確かめていない。

台風の時は、なぜか昔のことに思いが飛んでしまうことが多い。多いくせに、具体的なエピソードより、その時の街並や、走っていた車、風景の方が思い出される。

ALWAYS 続・三丁目の夕日」は昭和34年が舞台とのこと(まだ生まれてないです)。私の記憶にある街並は、それより10年ほどあとの昭和40代後半の東京から…。なんというスピードで変わっていくのだろう…とよく思う。でも変わることがトウキョウの良さなのだろうな…とも思う。
身内の宣伝のようで申し訳ないが、父親の書籍へのリンクを貼る。父親の記憶の中の渋谷が、明治から現代までの時間を通して、文とイラストで綴られている…渋谷グラフティ。

記憶のなかの街 渋谷

記憶のなかの街 渋谷

  • 作者: 中林 啓治
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2001/09
  • メディア: 単行本


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