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断熱材で悩む [断熱・採光・通風]

解体してみて分かったことに
断熱材が入っていないことがありました。
http://blog.so-net.ne.jp/syakutorimusi/2007-02-15

そこで断熱材を充填したいのですが、
何しろ昔の建物なので、壁の中の湿気を逃がすための
通気層がとってありません。

このままグラスウールを充填すると壁の中に
室内の湿った暖かい空気が入り込んで
壁の内部で結露し柱や土台を腐らせる
結果となる可能性があります。

それを防ぐには、いくつかの方法が考えれれます。

  1. 外壁を剥して、透湿防水シートを張り通気層を作る。
  2. 断熱材に調湿する素材を使用する。
    (羊毛・コルク・セルロースファイバー等)
  3. 室内側から湿気が流入しないように、
    丁寧に気密シートを 張り防湿層を作る。
  4. 水切れのよい断熱材を使い、土台の防腐処理を  きっちりと施工する。
    〈プラスチック系・ペット繊維など)
  5. 内壁に呼吸する素材を使い室内と壁内の空気が
    流通するように通気性のある防湿層を作る。
  6. 断熱材を入れない。
一番内部結露の心配が無いのは1か6ですが、
1は予算上、6は生活のうえで選択ができません。
そこで2から5の項目を組み合わせて施工する事になりますが、
やり方を間違えるとかえって状況が悪化する為
その選択に頭を悩ませています。
これらは、あくまで対処療法で、通気層が無い以上
根本的な解決にはならないのです。
つまり、本当に内部結露が生じないかは

「やってみなければわからない。」

というのが本当のところです。

もう一度現場で構造材の寸法を確認して断熱材の
寸法と充填の仕方を考えたいと思います。


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