時を愉しむ(その1) [時計/小物/ブランド]
なんだかオヤジ雑誌の特集みたいなタイトルだが、まあ、いっか。要は、時計ネタである。
男のアクセサリーと言えば、腕時計とカフリンクス以外にはあり得ない…つまりスーツスタイルでない時は唯一のアクセサリーは腕時計だけである。…単に自分がネックレスだのリングだのが似合わないキャラだというだけのハナシだったりもするが。
それはともかく。
しばしば立ち寄る新宿の「さくらや」で「REAL SCALE」というフリーマガジンを発見。9月28日に創刊で、今後季刊として発行していく予定だそうな。
この冊子はシチズンが発行していて、もちろん同社のPR誌なわけだが、敢えて広告は控えめにして“時の過ごし方”といったテーマで各界で活躍する人達へのインタビューなどをメインに据えた内容となっている。大雑把に言えば、ちゃんと読んで面白くなるように編集されているのだ。
シチズンは今、イメージキャラクターとして福山雅治を起用しているが、何でも単なるイメージキャラクターではなく、福山の才能やセンスを活用して様々なコラボレーション企画を展開していくらしい。「REAL SCALE」はそのコラボ企画の第一弾とのこと。
ま、実を言うと、腕時計はクォーツよりゼンマイで動く機械式が好きである。特にシースルーバック…裏側から中身が見えるヤツ…は、その機械の動きを見ているだけでニヤニヤしてしまう。まさに“一生懸命に時を刻んでいる”という雰囲気と、実用の工業製品でありながら何とも言えない美しさ、それにこの複雑な機械をこのサイズに収めちゃったという技術を感じるのが楽しいのだ。
普段使っている機械式時計はいずれも革ベルトなので、汗をかく夏場はちょっとつらいものがある。シンプルかつ上品なブレスタイプ(ベルトが金属のヤツ)で機械式のものが欲しいのだが、なかなか手が届く価格のものが無いのが悩み。
一方でソーラー電池の電波時計というのは実用品としては完璧だし、デザインのバリエーションも増えてきているので気にはなるのだが。
…と言いつつ、今年↓こんな本なんかも買ってたんだったりして。
この本を買った理由はいずれまた。
さて。これは洋服やカバンなどにも言えることだが、主従関係はあくまで持ち主が“主”。時計は“従”であり、持ち主以上に主張してはいけないと思う。奇抜なデザインの時計をするなら、本人も相当ユニークなキャラクターでないと“従”に食われてしまう。
機械式にせよ、クォーツにせよ、ギンギンのデジタルにせよ、これまでもこれからも、自分のキャラに合ったものを選んで行きたい。となると、保守的なこのキャラだとどうしても地味なものになってしまう…なので、シンプルにしてなおかつかっこいい時計を是非作ってください、福山さん。
※メンズファッションに関連するブログが下のリンク先で捜せます。
自分は腕時計しなくなって久しいのですが、時計のメカニカルな部分には愛着を覚えますね。
昔は男子の憧れのアイテムの一つでしたものね。
考えてみると、今はTVなどで「腕時計を見る」シーンって、あまりないような気がします。
by おーるい (2007-10-02 00:36)
“時間を知る”という目的なら、今はケータイもあるし、車にもカーナビが電波を拾って正確な時間を示してくれるし、バイクにまで時計が付いてるからねえ。
大人になるアイテムの一つが時計だったものなあ。中学入学で買ってもらったシチズンの自動巻…嬉しかったのだが、中学在学中に壊れたか紛失。その後は祖父が学生時代に使っていたという機械式時計を譲り受けたんですが、これがまた、動く! 今も、動く! 70〜80年くらい使えるというシロモノだったわけで、高校時代はずっとその時計を使ってました。
その影響もあって、今は機械式メイン。また、敢えて先端デジタルのG-SHOCKという両極端使いをしてますが、どちらかと言うと、デジタルはSF映画なんかの影響かも…色々光ったりややこしい機能が付いているのも(使いこなせないけど)“男の子”としては魅力ですよねー。
このブログでも、ちゃんとした機械時計からアホ時計まで、時折(コレクション数が少ないので(^^;))紹介…いや、自慢していきたいと思ってます。
by studio7 (2007-10-02 01:06)