ZaurusでMSX 自力コンパイル編 [Zaurus]
先日の日記で無理、とか書いたfMSXのコンパイル、とりあえずやれるところまでやってみよう!ということで憧れだけを胸にがんばってみました。
実際のところはクロスコンパイル環境の構築から七転八倒、実際にビルドにたどり着くまですらも大変だったのですが、結果だけいえば自力コンパイルに成功しました!そこらへんの山登りの行程についてはまた後日。
ということでまずは素晴らしき方々のサイトをご紹介:
・fMSX
・fMSX-SDL
・fMSX on Zaurus SL-C700
・松下製一体型 MSX2、MSX2+、turbo-Rのキーマトリクス一覧
fMSX-SDL2.7にパッチを当てたものを基本にします。
とりあえずインターネットで検索したところ、gcc-3.4でコンパイル出来ればもうちょっと速くなるのでは、という素人考えからスタート。実際少しだけ早くなった気がします。うーむ、気のせいレベルかな?
ただ音がうまく鳴りません。何となく鳴ってはいるのですが、ぶちぶちと途切れているように聞こえます。そのあたりを中心に少しだけザウルス向けにしてみました。
・ミキサーを簡素なコードに(STEREOとAUDIOにはごめんなさい!)
・キーバインドを変更
・高速化に挑戦・・・しただけ(Filterごめんなさい!)
音がちゃんと鳴るようになった!という時点で、実はなんだか動作も軽くなったので目的はほぼ達成されてしまいました。あとはキーマトリクスの割り当てとか。
・パッチ
パッチはfMSX2.7にfMSX-SDL2.7を上書きしたソース用です。あ、でも「ビット演算子なんだっけ?」とか「演算子の優先順位を忘れた」とかいう感じでC言語入門のページを検索しながらビルドを進めるくらいの知識レベルなんで、かなり危なっかしいです。SDLのマニュアルともにらめっこしてましたし。
・バイナリ
動作にはSDLが必要です。適当なフォルダに展開してください。gcc3でコンパイルしたので、これも必要みたいです。BIOSも別途用意してください。あと何が起こっても責任は取れません。自分の環境(SL-C860)ではとりあえず普通に動いていますが、3000とか1000とかだと、どうでしょう?
邪道版SDLだとVGAのときちょっと速く出来るかも。-directとか-cropを指定すると多少パフォーマンスがあがるかもしれません。
オプションとキーバインドはreadmeファイルを参照してください。あと本家のドキュメント等も。
キーバインド等については-helpを見てみてください。かなとかGRAPHとかも入力できるようにしてみました。あとコマンドキーも出来るだけ使えるように割り振っています。
2005.6.11 一部修正しました。
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